ホロコースト後の機能不全 ドイツ、イスラエル、犠牲と加害の関係

ホロコースト後の機能不全 ドイツ、イスラエル、犠牲と加害の関係
ホロコースト後の機能不全 ドイツ、イスラエル、犠牲と加害の関係
武井彩佳
KADOKAWA
2026年2月10日
30件の記録
  • 「本書は、こうした問題群を「ホロコースト後の世界の構造」としてとらえている。この構造は相互に入り組んでおり、国際社会全体に及び、このため連関がさらなる連関を生み、 世界に大きなねじれをもたらしている。私は現在、国際社会が機能不全に陥っているのは、 ホロコースト後に世界の秩序が再構築されてゆくプロセスに瑕疵があったためではないかと考える。瑕疵は意図して埋め込まれたわけではなく、むしろ良き意図からスタートしたものの、さまざまな力学の中で変質し、その過程で本来の意図とは異なる意図も加わり、結果として国際社会は機能不全に陥っていったのだ。  なぜこうなるのかと問えば、多分、ホロコーストがその規模においても性格においても、 巨大な不正であったためだろう。一度こうした不正がなされると、これを「正す」ということ自体、極めて大きな負荷を伴う。不正によって生じてしまった現実が存在する状態で、 不正が起こる前の状態へ戻すことを最終目標にすることはもはや不可能である。だからといって不正をそのまま放置することもできないので、これに対応しようと違う方向から新たな力が加えられる。それは必然的に新たなゆがみを生む。  したがって本書は問題の解決策を示すものではない。むしろ、糸がもつれ始め、ますます絡まってゆく「プロセス」を示すものだ。絡まってしまった糸の玉を一本一本ほどいて元の状態に戻すことはできないが、少なくともどのような糸が絡まっているのかは示すことができるだろう。」(8-9頁)
  • 星と嵐
    星と嵐
    @matsu155
    2026年5月31日
  • うみうし
    うみうし
    @umiushi0305
    2026年5月27日
  • まめ
    まめ
    @mameg229
    2026年4月27日
  • 拓洋舎
    拓洋舎
    @hallelujah1025
    2026年4月19日
  • aoi
    @aoiafuhi
    2026年4月13日
  • 冬瓜
    冬瓜
    @togan000
    2026年3月23日
  • 「第一章 国籍」まで。名著の予感。
  • bus
    bus
    @busco
    2026年3月1日
    荻上チキのSessionで著者の方がゲストに来ていた回で、ドイツがイスラエルにどのような姿勢を保つのかが歴史的な文脈も踏まえて複雑化していることを話してくださっていて、合わせて本も読みたいなと思ってた
  • みろ
    みろ
    @konkon-
    2026年2月27日
  • ろひろひ
    ろひろひ
    @hndg_265
    2026年2月27日
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2026年2月25日
  • Sachiko
    Sachiko
    @komsms
    2026年2月24日
  • moto
    moto
    @hadaly1984
    2026年2月20日
  • aino
    aino
    @aino8
    2026年2月20日
  • ゆめ
    @yumenodaidokoro
    2026年2月16日
  • hama
    hama
    @smith_094
    2026年2月14日
  • 白玉庵
    白玉庵
    @shfttg
    2026年2月11日
  • kirakira30
    kirakira30
    @kirakira30
    2026年2月11日
  • ひょんうく
    ひょんうく
    @nestra23
    2026年2月10日
  • たぬき
    @tanuki0818yn
    2026年1月26日
  • わんぽち
    わんぽち
    @yakiimo2018
    2026年1月23日
  • くりこ
    くりこ
    @kurikomone
    2026年1月22日
  • はな
    はな
    @hana-hitsuji05
    2026年1月21日
  • 牛月
    牛月
    @ushi-tsuki23
    2026年1月20日
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