ちょんまげ手まり歌
16件の記録
いちのべ@ichinobe32026年4月8日気になるReadsの新着で見かけて。 この復刊シリーズの、鈴木悦夫『幸せな家族』を以前読んで面白かったし、 > 日本児童文学の歴史を変えた衝撃のディストピア×時代小説。 という煽りがあまりにも気になる。
むぎ@Mugi973152026年4月8日読み終わったこの物語の怖さが身近なものとして感じられてしまう社会になってしまったことが悲しい。ずっと前の物語で、作者はこの手まり歌が必要なくなることを望んでいたのに。 それはそれとしてディストピアものとして非常に分かりやすく読みやすく、意外な驚きがある優れた物語だった。


きのこ@kinokotabeyo2026年3月29日読み終わった日本のディストピアSFという噂を聞いて読む。恐ろしい話だった。 国の欺瞞に人々が気づかないように、足を不自由にさせるやさしい藩が行っていることは、現代における情報統制と同じことで。イランにおけるアメリカやイスラエルの国際法違反がそのままに報じられないことや、イランとの交渉を拒絶する政府の不誠実な対応が不可視化されている現在を否応なく思い起こさせた。
ごとー@ptk5102026年3月22日読み終わった「やさしい藩のやさしい殿さま」がやさしい理由、侍たちが育てるユメミの実の効能と真実が、児童文学の文調で語られるのが最近読んだどんなホラーよりも怖くて震える。初版が1960年代に発行されたことも衝撃。腑に落ちる蛙坂須美さんの解説も一読の価値ありです。 児童文学ながらここまで怖く感じるのは個人的に思想統制に何よりも強い忌避感を持っているからかもしれないけど...ジェームズ・クラベルの「23分間の奇跡」と近い読後感だったかも。



- 舳野@henomohe2026年3月22日読み終わった時代小説の皮をかぶったファンタジーホラー、もしくは対象である子供たちに向けた独裁国家、全体主義がどういうものなのかをその時代を知る作者からの忠告でもある。 やさしい蕃、やさしい若者、やさしい娘、という言葉は発表当時の子供たちは理解できなかっただろう。 皆のためにやさしい指導者のために尽くす立派な人間こそ目指すべき国民のあり方である。 独裁者たちは、いさましく、力強く、あたかも親であるかのように国民達をひとつの方向に導く。考えずただ独裁者の手足として生きることこそ、おまえたちの幸いなのだと。 絆やチームなんとかというある意味ほっこりした言葉に酔わせてそれからはぐれたものを潰す。 この小説の書いてあることは本当だ。太宰の書いた開戦時の日、日本は皆きらきらして立派な国民であることに前向きに酔っ払っていた。 残念ながら児童書のたなからはこの本は消えてしまった。中央公論社が大人のためにこの本を復刊させたけれど間に合ってほしい。
- 舳野@henomohe2026年3月19日読み終わった「石になれ、石になれ」 恐ろしいディストピア小説。 世界中の政治家のなかの小判鮫タイプの議員やインフルエンサーたちはそのまま玄蕃と重なる。 なかなか姿を現さなかった殿様のお言葉はまさに多くの権力者たちの本音なのだろう。 ナチスや大日本帝国を見てきた作者の描いた全体主義はファンタジーでありながら絶対的な説得力がある。 なぜなら私たちもやさしい殿様を日々見ているからだ。






