
きのこ
@kinokotabeyo
- 2026年7月4日
- 2026年7月4日
- 2026年7月2日
風と共に去りぬ 5マーガレット・ミッチェル読み終わったレッドと結婚し、金の心配がなくなった後のスカーレットの傲慢な行動をあまりにもストレートに書いていて、非常に手厳しい。でもこの手厳しさが非常に癖になるし、スカーレットの魅力と愚かさが強く描かれていて好きだ。 解説を読むとマーガレット・ミシェルの過去の恋愛が『風と共に去りぬ』に影響しているようで興味深い。 - 2026年6月24日
風と共に去りぬ 4マーガレット・ミッチェル読み終わった - 2026年6月12日
風と共に去りぬ 3マーガレット・ミッチェル読み終わったスカーレットとメアリーの関係性が最高なものになっている。 ジョージア州の白人たちの土地は先住民たちを追い出した上で成り立っているという解説、よかった。 - 2026年6月4日
幹事のアッコちゃん柚木麻子読み終わった - 2026年6月1日
風と共に去りぬ 2マーガレット・ミッチェル,荒このみ読み終わった結局文士劇の前には読み終わらず、のんびり読み進めてしまった。ただ一度劇を見た影響はすざましく、紀伊國屋ホールの演者たちが読んでいる間頭を離れなかった。 解説が非常に興味深かった。当時奴隷解放をうたった人たちも、黒人と白人の共生は考えておらず、血が混じることを恐れアフリカに送還することを前提としていたという内容。本当にふざけている。ずっとアメリカで過ごしている人たちを突如別の国に返すことの暴力性がまるで無視されている。このような考えが強かったから、1960年代の公民権運動が起こるまで、黒人は差別され続けたのだと実感した。 - 2026年5月31日
3時のアッコちゃん柚木麻子読み終わった - 2026年5月30日
遠い山なみの光〔新版〕カズオ・イシグロ,小野寺健読み終わった映画を見終わった後、原作を読もう読もうと思っていて、ようやく読む。映画では明確に悦子=佐知子と描いていだけど、邦訳はアメリカに移住しようと万里子を犠牲にした佐知子と同じ運命を悦子も辿ってしまったという解釈となっている(これは誤訳ではないかという指摘のnoteを見かけた)。 ただ今回邦訳を読んだことで、映画がかなり原作で忠実である一方、ニキが作家として母親のバックグラウンドを紐解こうとするという翻案が作品に非常にあっていたことがわかった。 それにしてもカズオ・イシグロの長編デビュー作がこれとは、あまりにも仕上がりすぎていて、すごい。 - 2026年5月22日
- 2026年5月20日
風と共に去りぬ 1マーガレット・ミッチェル,荒このみ読み終わった週末の朗読会の予習に。ただ5巻は読みきれないので2巻までは読み切ることを目標に…。 とにかくスカーレット・オハラが魅力的でどんどんと読み進めることができる。 - 2026年5月19日
新訳 リチャード三世ウィリアム・シェイクスピア,William Shakespeare,河合祥一郎,金子國義読み終わった薔薇王の葬列を読み終わってもう一度手に取る。今度はスルスルと人物関係が入ってきて非常に読みやすかった。キャラクター造形がイメージできる状態で読めるのはとてもメリットがある… - 2026年5月17日
YABUNONAKA-ヤブノナカー金原ひとみ複数の性加害時間にまつわる複数人の視点で語られる小説。同じ社会にいるはずなのにあまりにも考え方が違いすぎる。でも全ての視点が現在の社会で存在することも理解できて、物語の持つ生々しさに辛い気持ちになる。特に五松の顛末はトキシックマスキュリニティに塗れてしまった先という感じできつかった。でも同時に元セフレの貶めるような行動もあってはならない。 その人物の行動と立場によって加害者と被害者が移り変わる様はまさに現代社会を写し切っていた。多分また再読する本だと思う。 長岡の行動と苦悩と怒りはすごく共感できるし、彼氏の言うタガが外れた状態にならざるを得なかった理由もわかる。だからこそラストの突然の死が悲しかった。もっと長生きして語ってほしかった。無くなりそうな藪の闇が無くなるまで。 - 2026年5月13日
メアリ・ヴェントゥーラと第九王国 シルヴィア・プラス短篇集シルヴィア・プラス,柴田元幸読み終わった - 2026年5月6日
新訳 リチャード三世ウィリアム・シェイクスピア,William Shakespeare,河合祥一郎,金子國義読み終わった舞台の予習に読む。ミュージカル『SIX』、舞台『メアリ・スチュアート』、そして今回の『リチャード三世』と段々とこの時代の流れがわかってきたが、それにしても同名の登場人物が多くてわかりにくい…と一度読んですっかり内容を忘れていた『薔薇王の葬列』も読み返し始めた。 - 2026年4月26日
ナルキッソスの怒りセルヒオ・ブランコ,仮屋浩子舞台を見た後、冒頭の語りって原作だとどうなっていたんだ…?と一気に読み耽ってしまった。結構成河のオリジナルが入りつつも、ベースは変えない良いアレンジだった。 イゴールによるラストシーンの暴力的な殺人はそれまで作中で暗示されていた不可視化された暴力(極右勢力の台頭、見捨てられる難破する難民ボートなど)が襲いかかってきたもののようにも思えた。セルヒオ=イゴールだろうからセルヒオの中には隠された暴力性の発露でもあるのだろうけど。 - 2026年4月23日
信仰村田沙耶香読み終わっただいぶ前に一度読んだことがあり、再読する。『世界99』を読んだ今、『世界99』の要素がたくさん含まれている…!と衝撃を受けた。これらの短編を経て『世界99』が書かれたのだろうと興味深かった。 追加されたガザにいる友人に関するエッセイは胸が苦しかった。未だガザでは虐殺が続き、人々の生活は破壊されている。そしてさらにイスラエルはアメリカと共にイランも壊そうとしている。停戦と支援の手が必要だ。 - 2026年4月12日
危険なトランスガールのおしゃべりメモワールカイ・チェン・トム,野中モモ暴力的ででもかなりチャーミングな物語だった。 後書きで書かれている通り、マイノリティやまだ描かれることの少ない人々については、批判を恐れてか、都合の良いような都合の良いような人物像が描かれがちで。でも人間であるからには問題があったり、愛情深かったり、暴力的であったり、親切だったりとさまざまな人がいるはずで。 その点でこの本は非常に読んでいて頼もしかった。でも暴力を用いた現状変更は反対です。 - 2026年4月11日
木挽町のあだ討ち永井紗耶子読み終わった映画の出来がよく、原作も読む。 映画は聞き手である人物がキャラクター化され物語の中心となっていたけども、小説は基本姿は見えない存在であり、一方で映画では小説のラストにあった菊之助主観の物語は語られない。映画化する上でのこの語りの調整は非常に上手だったと改めて感心した。 ただ映画では原作の語りにあったそれぞれの登場人物の出自や人生、認められてこなかったことなどの細かい語りが抜けてしまっていたのが仕方ないとはいえ残念だった。小説ではその描写があるからこそ、菊之助の手を思わずとってしまった一八や金治たちの気持ちが強く伝わってきたので。あと金治の舞台の力を信じた言葉もとても良かった。同時期に映画『ハムネット』を見たので一層胸に沁みた。 - 2026年3月29日
ちょんまげ手まり歌上野瞭読み終わった日本のディストピアSFという噂を聞いて読む。恐ろしい話だった。 国の欺瞞に人々が気づかないように、足を不自由にさせるやさしい藩が行っていることは、現代における情報統制と同じことで。イランにおけるアメリカやイスラエルの国際法違反がそのままに報じられないことや、イランとの交渉を拒絶する政府の不誠実な対応が不可視化されている現在を否応なく思い起こさせた。
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