大江健三郎自選短篇
30件の記録
Rica@rica_bibliotheca2026年1月4日読んでる中期短篇 『頭のいい「雨の木』 『「雨の木」を聴く女たち』 『新しい人よ眼ざめよ』 読了. 文中に登場する"音楽家Tさん" とは武満徹氏のことじゃないかしらん?と想像している. バリ島が出てくるし...かつて読んだ氏の随筆『樹の鏡、草原の鏡』からの連想. カフェULMさんで出逢った一冊だ. そしてブレイク. だいぶ慣れてきたからか、時代によるものなのか、中期に入ってじわじわ良さを感じはじめてきた. 『新しい人よ眼ざめよ』はとても好き. _______________ 「雨の木」と言うのは、夜中に驟雨があると、翌日は昼すぎまで、その茂りの全体から雫をしたたらせて、雨を降らせるようだから。他の木はすぐ乾いてしまうのに、指の腹くらいの小さな葉をびっしりとつけているので、その葉に水滴を溜め込んでいられるのよ。頭がいい木でしょう。(『頭のいい「雨の木』) _______________ イーヨーは地上の世界に生まれ出て、理性の力による多くを獲得したとはいえず、なにごとか現実世界の建設に力を尽くしているともいえない。しかしブレイクによれば、理性の力はむしろ人間を錯誤にみちびくのであり、この世界はそれ自体錯誤の産物である。その世界に生きながら、イーヨーは、魂の力を経験によってむしばまれていない。イーヨーは無垢の力を持ちこたえている。(『新しい人よ眼ざめよ』) _______________

Rica@rica_bibliotheca2025年12月31日読んでる読書会課題本保坂さんの「混乱をそのまま受け入れる、普通に読む」を念仏のように脳内リフレインしながら初期短篇『飼育』までなんとか読み終えた. 呼吸浅くなってたな、きっと. 中期の『レインツリー...』へ
マキノ@mofu2025年7月31日読んでる@ 図書館少しずつ読んでたらすぐ2週間経ってしまって、貸し出し期間の延長をしてまだ読んでる。大江健三郎おもしろい。小説の中に出てくる本もいろいろ気になっていて、ディケンズの「荒涼館」とサルトルの「嘔吐」とウィリアム・ブレイクの詩も読んでみたい。
冬@eiennofuyu2025年7月27日買った@ 今野書店発売当初から読みたくてたまらなかった本。 暗い気持ちでいて、夜の商店街で本屋に入らなければ立ち直れないと思った日に。 いまのタイミングで読むべきなのか、未だわからない。


旅するやまねこ舎@t_yamanekosha2025年7月16日買ったまだ読んでる積読中取り急ぎ、なる早で『セヴンティーン』だけ読みます。→7/16読了。 参院選が国民の不安や不満を脳内リピートさせる中、本作の主人公の心理が現代の若者の心情のアナロジーとして読めた。 本作の主人公は誰にでも理解されず、ひとりぼっちのセヴンティーン(17歳)。皇道派の政治家の演説会にサクラとして動員された後、入党。《右》少年となることで、あらゆる懊悩から解放され、「天皇陛下の御子」の心で勇敢かつ凶暴な乱闘に恍惚感を得ていく。 本作の発表は1961年。背景にあるのは60年安保闘争だが、一周回って今回の参院選後の政局がとんでもないことにならないことを願うばかり🙏
ゆべし太郎@skikzy2025年3月16日読み終わった「火をめぐらす鳥」、そしてあとがきを再読。 以前付箋を貼った箇所には、フラナリー・オコナーの或る一句に対する要約としてこう書かれている。 「小説を書くことは、全人格が参加する行為であり、芸術は人間の全体に根をおろしている習慣である。 長い時をかけて、経験を通して、それを養わねばならない。そうすれば自分が知らない大きさの困難に出会った際に、この習慣が助けになる。・・・・・・」
ゆべし太郎@skikzy2025年3月7日まだ読んでる「案内人」。タルコフスキーの『ストーカー』がテーマになっていて久々に観たくなった。ときおりタルコフスキー作品が言及されている小説やエッセイに出逢うことがあるけど、そんな時は読んでいる内容とはまた異なる二重の嬉しさがある。



























