隣人のうたはうるさくて、ときどきやさしい

隣人のうたはうるさくて、ときどきやさしい
隣人のうたはうるさくて、ときどきやさしい
白尾悠
双葉社
2024年11月20日
20件の記録
  • 七
    @mi_sprout
    2025年9月15日
    「隣人の花は」 本編ラストの章はずっとココ・アパートメントで暮らしてきた康子さんが語り手。彼女の過去もまた壮絶で、悲しくて寂しくて、でも決して不幸だけのものではなかった。勲男さんが亡くなったのはとても悲しいけれど、生死含めてうつろい続けるアパートメントの在り方が現実的だと思った。 章を経るごとに少しずつ年月が流れていって、いつのまにか花野も高校卒業しているし龍も大我も大きくなってるし、賢斗もアパートメントとずっと縁を持ち続けていて、群像劇ならではのあたたかさと寂しさが入り混じっていた ほんとにずっと良くて、心地の良い作品だった!
  • 七
    @mi_sprout
    2025年9月14日
    「隣人の庭は」 夫に苦しめられる母と娘の苦しさに泣いてしまうし、母から娘に向けられる愛情にも泣いてしまう。賢斗が康子さんと穏やかに過ごしている描写もほっとするし、テイストバラバラな食卓の風景はそのままココ・アパートメントのあり方を表しているようだ。 「隣人の手は」 家族のために、自分のために、キャリアよりも大事なものをきちんと優先できる和正さんは強いし憧れる。 わたしもそんなふうに生きられたらいいなぁ
  • 七
    @mi_sprout
    2025年9月11日
    1章からとても良い。刺激的なエンタメとかじゃなくて、読んでいて心に染み渡るような、でも決して優しすぎないような物語と文章が心地良い。好きだなぁ。
  • 七
    @mi_sprout
    2025年9月11日
    「隣人の涙は」 大我が泣くところで一緒になって泣いてしまった。本読んで泣くことそんなにないから自分でもびっくりした。最近涙腺が弱い。 大きな喪失をした東原親子を膜のように守ってくれるココ・アパートメントという存在が、とても優しくてあたたかい。 「隣人の子は」 亨のかかえるトラウマが辛い。そんな家族を見てたらそりゃあ子を持つのがこわくなるよね。子供を作る、欲しい、という表現に違和感を覚えるのもわかる。 茜や和正さん一家、良いなぁ。あたたかい、包み込むような人たちだ。
  • walkalone77
    walkalone77
    @walkalone77
    2025年9月11日
    いま読み終わった本
  • 次は小説を読もうかな。とても暖かそうだし、コミュニティ型マンションをテーマにしてるのも気になったところ。
  • 玄米
    @genmai
    2025年8月17日
  • mayu
    mayu
    @i__am__mayu
    2025年8月14日
    ご近所付き合いが薄くなっている今 家族でもない友達でもない関係って良いなと思った作品 表面上は分からない今までの時間が、それぞれあって 幸せそうに見えても、何かしらを一緒に持ち歩いてることをじんわりくる温かさで書かれていた。
  • 欠片
    欠片
    @kakera_0404
    2025年8月14日
  • たくたくん
    たくたくん
    @tac
    2025年7月8日
  • saki
    saki
    @53hon_to
    2025年5月25日
    初めましての作家さんで、完全にタイトル&装丁買いの一冊。 コミュニティ型マンションやシェアハウスのような場所には住んだことはないけれど、ここなら住んでみたい。それが第一の感想。さまざまな背景や問題を抱えてはいるけれど、住民たちの距離感がちょうどいい。 自分の親や祖父母の世代からしてみれば、今のご近所関係はとっても希薄なものだと思う。コロナ禍を経たからなおさら。ただ隣に住んでいるだけでも警戒される / してしまう、良く言えば用心深い。そんな世の中(悪くならなんぼでも言えてしまう)。 それでもやっぱり、人の価値観を変えたり、かたく閉ざされた心を開いたりするのは、やっぱり人と人とのコミュニケーションだ。そんなふうに改めて考えさせられた物語だった。 ちなみに、「さすけね」が出てきた時点で「康子さんぜったい福島出身でしょ」って思った。大正解でした。笑
  • yu
    yu
    @fuwa-tokiroku
    2025年5月21日
  • fumi
    fumi
    @soraso1021
    2025年5月7日
    シェアハウスに住む人々のお話 いい距離感でご近所さんと付き合い、困った時は助け合う、そんな理想の関係 ちょっと憧れる
  • 麻乃
    麻乃
    @asano04
    2025年5月5日
    読了。すごく良かった。 コミュニティ型マンション「ココ・アパートメント」を舞台にした短編連作集。 優等生の高校生、妻を亡くした兄の頼みで甥っ子のサポートに来る叔母、子どもが欲しいと思えない男性、長かった離婚調停が終わったシンママ、特性のある子ども達を育てるパパ、東北出身のおばあちゃん。 それぞれに抱えるものが真に迫っていて、もう一度ゆっくり読み返したい本だった。
  • さこ
    さこ
    @sako_reading
    2025年4月21日
    連作小説 とっても良かった 白尾さん、未読作品も追いかけたい!
  • りきこ
    @rikiko_0908
    2025年3月30日
  • きなこ
    きなこ
    @kinako2025
    2025年3月28日
  • pele
    pele
    @kohaku04
    2025年3月19日
  • 松本
    @matuwa10
    2025年3月14日
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