火星に住むつもりかい?
32件の記録
- 蟹@rom_33442026年2月18日読み終わった「普通の人」と「危険人物」の間に引く線は都合良く作られた物語でしかない。伊坂作品は繰り返し繰り返し恣意的に現実を改変する人間の姿を描きながら、この世界に絶対なんて無いんだよ。その世界で自分なりに意味があると思う何かを見つけて、その唯一のために楽しく陽気に生きていくのはどう?みたいなことを言っている気がする。 「全てが仮初の世界で本当のことなど何も無い、だからこそ、その仮象を積極的に創造していこう」という思想が積極的ニヒリズムと呼ばれることを解説で初めて知り、ペッパーズゴーストを想起するなど。全てが無意味な世界で、もう一度!と思える人生を。 人間の攻撃性の話はさよならジャバウォックだし、法の絶対性を疑うという意味ではマリアビートルを思い出した。 「正義の味方」が大事な人の死によって破れかぶれになり、偶々手に入った武器で暴れたくなっただけの中年男性なのが良かった〜「僕はたぶん、あなたたちと同じですよ!普通の人間です。」 「どうすることもできないよ。振り子の揺れを真ん中で止めることはできないから。大事なのは行ったり来たりのバランスだよ。偏ってきたら、別方向に戻さなくてはいけない。正しさなんてものは、どこにもない。スピードが出過ぎたらブレーキをかける、少し緩めてやる。その程度だ」 真壁さんは虫が好きだから、虫の世界ではこう、というルールを信じて世界を測って調整を加えただけで、彼自身は正義も悪も嘲笑しながら陽気に生きていそうなのが好き。

- Y@Child77382025年8月22日読み終わったかつて読んだまた読みたい最近読み返した。 なーんにも覚えてなくてびっくり。 新鮮に楽しめた。 気付かぬうちに張り巡らされてた伏線が後半に一気に、丁寧に一つ一つ回収されていき、そうだったのか…!え、その人が!が止まらないお話でした。 おもしろかったー。 だから伊坂幸太郎は好きなんだ。

葉鳥@kihariko2025年7月12日読み始めたダ・ヴィンチの解体全書にて伊坂さんが自身の代表作として挙げていた作品。 伊坂作品は網羅したい!と思いながらも作品群の中では正直なところ読む優先度が低めの作品だったが、良い機会なので手に取ってみた。 まだ序盤も序盤で憂鬱な世界観…はたして救いの目はあるのか。

- 白沼@shironuma2025年4月18日読み終わった平和警察によって魔女狩りさながらの処刑が行われている現代ディストピアが舞台。平和警察に立ち向かうつなぎの男は誰なのか?伏線を回収しながら物語が進んでいく。 登場人物みんなにうっすら諦めが漂っている感じが良かった。最悪な世界で最悪な登場人物も出てきて、根本的な解決もしないんだけど、読了感は悪くなく、面白かったなぁ。

ム!@WRuuuri1900年1月1日かつて読んだ「安全地区」と名付けられた場所で、「平和警察」が住民を監視・密告させ、「危険人物」と認定された者を衆人環視の中で処刑するディストピア的な世界が舞台で、この不条理な世の中で、普通の理容師が「正義の味方」として平和警察に立ち向かう物語


























