丸いもののもつ慰め
17件の記録
りなっこ@rinakko2026年4月24日読み終わった奇想というわけではないが奇妙な味わいの短篇集だった。何とはなしに不安を掻き立てられたり、この展開をどう受け止めたらいいのだろう…と心許なくなる感じは『インディゴ』を読んだ時にもあったかもしれない。 「痛みも分かちあえば」はまさに不安にとり憑かれた男の話で辛いw 好きだったのは「迷惑メール」とか「クラス写真」、あと「そのネコはラランドの天空に住む」は、雰囲気はゼーバルトなのに内容が変…?で面白かったですw







mikechatoran@mikechatoran2026年4月13日読み終わった海外文学不思議な読み心地の短編集だった。人物も背景もほとんど説明されず、物語も展開が予想されるのに、予想通りにはならず閉塞もしくは終了してしまう。読者には不穏なぞわぞわ感とともにあれこれの想像が残される。あれこれと想像させられるために、妙にどの作品も心に引っかかる。奇妙な人々やできごとを描いていると言ってしまえばそれまでだが、ちょっとした不具合や不調和(著者の言うところのグリッチ)に注目するだけで、日常や現実はこんなにも異なる様相を呈する。ちょっとルビンの壺を思い出した。ゼーバルトを思い起こさせる「その猫はラランドの天空に住む」がよかった。「迷惑メール」もおもしろい。




















