潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー
潰える 最恐の書き下ろしアンソロジー
一穂ミチ
原浩
小野不由美
澤村伊智
鈴木光司
阿泉来堂
KADOKAWA
2024年8月23日
27件の記録
紫嶋@09sjm2026年1月22日読み始めた借りてきた以前読んだ同シリーズのアンソロジー『堕ちる』よりも、全体的にホラーとしても小説としても質の高い一冊だと感じた(私個人の好みの問題もあるだろうが)。 平成のホラーに親しんできた身としては、かの伝説的な作品『リング』に連なる物語を、作者の裏話的なテイストの小説として読めたことは、懐かしさも相まってニヤリとしてしまう嬉しさがあった。 また小野不由美先生の短編は、実質「営繕かるかや」シリーズのひとつである。あのシリーズが好きな人は、この話だけでもぜひ読んで欲しい。 全体を読んでいると、現代のホラーにおいては「お化けが怖い」というだけでは足りない(あるいはお化け自体はもはやオマケでしかない)のだろうなと感じる。 それよりも、今まで信じていた常識や日常が、一気に崩れて反転するその概念的な現象こそが「怖い」とされているのではないか。 狂人と思っていた人物こそが真実を知るキーパーソンで、逆に信頼できると思っていた人物が実はとうに狂ってしまっていたり。 あるいは自分は正常なつもりでいても、周りからは壊れているとみなされて相手にされず孤立したり。 そういう認識のズレが、最大瞬間風速的に起こる展開に、今の人々は恐怖を抱くのかもしれない。 (創作物としては、そういうどんでん返しオチばかり続くと少し飽きてしまうのが難点ではあるが……)
みー@mi_no_novel2025年6月14日読み終わった@ 自宅「ココノエ南新町店の真実」澤村伊智 澤村さんのモキュメンタリー、初めて読んだ……!!マイルドな読み口で、相変わらず文章力が素晴らしくてスラスラ読めた。不気味な終わり方が素敵✨️ 「ニンゲン柱」阿泉来堂 因習村×ゾンビパニック×恋愛!展開が分かりやすくて面白かった。ラストは、那々木先生への崇拝で終わるのも違う意味でゾクッとして良かった。お母さんとの関係ももっと知りたかったな👩🏻 「魂の飛翔」鈴木光司 私は実はまだ『リング』を未読なので、楽しみきれなかった感がある……!🥲是非、『リング』を読んでからもう一度読みたい短編。恐怖感はあまりなくて、著者自身が恐怖した体験(フィクション)のお話だった。 「828の1」原浩 伏線回収が素晴らしくて、ページを捲る手が止まらなかった。幽霊的要素、グロ要素はなく、読みやすかった!ラストの、死神が畳み掛けるシーンが最高にスリリングだった。面白かった〜! 「にえたかどうだか」一穂ミチ 読み口があたたかくてやさしくて、大好き。ジャンルとしてはホラーだけれど、家族愛や友情にきちんと重きが置かれていて、ハートウォーミングなお話だった😊明るい未来を予感させるラストが一穂先生らしくて素敵!

まお@mao_ssss2024年8月29日読み終わったなんだこの楽しいの詰め合わせアンソロジーは!!!!ホラーにがて……とどきどきしながらまず小野不由美を読んだらさいっっこうでしたね……他のお話も、怖がらせるというよりは繋がりを描いた作品ばかり。温かい気持ちになれる1冊でした。ホラーってこういう楽しみ方もあるのか!



















