消滅世界
376件の記録
yurina@y_reads_2026年8月13日読み終わった家族や恋愛が消滅し、全てが合理化された未来都市。 読んでいて受け入れ難さや嫌悪感を感じる一方で、ふと現代の当たり前に疑念が浮かぶ。 親世代に比べて恋愛や結婚はより合理的になり、マッチングアプリも当初は抵抗感があったけれど、今や当たり前となりアプリ婚も増えている。 もし将来、人工授精の成功率が自然妊娠を大きく上回るようになれば、それが当たり前になる日も遠くないかもしれない。私たちの世界がこうした合理化へ向かっているのなら、『消滅世界』は合理化が行き着いた先の一つの極限であり、決してあり得ない未来とは言い切れないと感じた。
Ritsuki@Ritsu_second2026年8月6日読み終わった定理の仮定を外して一般化するとか、得られた解の極限をとって妥当性を確認するとか、コーナーケースでプログラムのテストするとか、そんな小説だった
- 黒瀬@shufuki752026年7月29日読み終わった解説にもあるが村田沙耶香はこの世の規範と戦っている。この世の当たり前を少しずらすとどうなるのかというのを思考実験として描く作家だと思ってて大好きだ。夫婦間の性行為が近親相姦とされる世界、面白い。恋や性欲処理は夫婦間では行われない。そして人との性行為を行うのも少数派で、主人公はそんな自分に悩む。実験都市ではみんながお母さんで街全体で子供ちゃんを育てる。ずっと薄気味悪いが集団で子育てする動物もいるもんな…と思った。これもフェミニストSFなのかな?

マミコ@cr10_82026年7月29日読み終わった@ 自宅SFだと思う だが読み進める間に家族、恋愛、自然受精での出産に違和感を覚えるようになってしまった自分に恐怖 この世界において自分は正常なのか狂気なのか
数奇@suuqi2026年7月28日読み終わった子供は人工授精して作るもの、夫婦間の性行為は近親相姦と見なされるようになった世界で、恋愛やセックスというものがどんどん消えていく。その中で恋や性欲のありかを探す物語としてとても面白く読んでいたのだけれど、第三章から詳しく描かれる「楽園システム」という設定が急に飛躍した感じがあり、終盤を楽しむことができなかった。第二章までは価値観が少しずつ変わり始めている「途中」の描き方がうまくて、特殊設定の中に様々な価値観の人が出てくるリアルさが素晴らしかっただけに、最後は普通のディストピア小説になってしまったように感じた。しかし「第三章を読むと第二章までの世界観を普通に受け入れてしまう構造になっている」という人の感想を聞いて、確かにこの対比構造は面白いなと目から鱗だった。第三章を極端に飛躍させるからこそ、第二章まででも十分に違和感があった世界が許容できてしまう。人によって様々な感想がありそうな、良い作品だった。



🍅@mm10___172026年7月24日読み終わったありえない話でもないのかも?とおもった 今ある正しさが、遠い未来正しさじゃなくなるということはきっと色んなことに言えて、私たちは世界に適応しながら生きていくんだと思う

- ミック@togo10042026年7月20日私にとってはユートピア小説だった 家族と恋愛を別にするシステムは普通に 良いなって思ったし、明らかなディストピアっぽいエデン(楽園)である千葉での生活は キモい部分もあるけど、一人暮らしが成り立つシステムも個人的には魅力的

- ミック@togo10042026年7月20日読み終わり これはディストピアか、ユートピアか? 的なSFかと思いきや これは普遍的な娘と親のやり合いな気がする しかも陰湿な、とにかくこの親子の会話が面白い し、この会話を面白くするための物語な気がする。

- ミック@togo10042026年7月19日本作の3章から出てくる 新しい楽園都市 千葉 ここのシステムは大人にとっては都合が良くて、 特に孤独なおじさん・おばさんにとっては最高の環境な気がするな、社会や人間関係に疲れて 鬱になっちゃった人の治療とかにも効果ありそう ただ"子供ちゃん"として扱われている 子供たちの教育として良いかどうかは謎だけど 愛玩動物的な消費のされ方してるし、 それがどんな大人になるのかはちょっと想像出来ないし、見てみたい

- ミック@togo10042026年7月19日村田さんの作品にわりと頻出する "清潔"ってワード この清潔は病院みたいな無菌状態や 真っ白な空間、ステンレス製品、新品、 アルコール、性欲から遠い状態、傷付けない笑い などを連想する"清潔"として登場する
- ミック@togo10042026年7月16日主人公の友達が 「故郷がなくなるのはいいことよ。 未来だけ向いて生きてけばいいんだから」って セリフがバチこり刺さった。 ちょうどこの前見たプロジェクト・ヘイル・メアリーでも主人公はラストで故郷に帰らず 新しい星で暮らす選択をする新しいハッピーエンドの形が見れたんだけど 私は故郷に帰る=ハッピーみたいな 思考停止あるあるにイラついていたのかもしれない。 いいセリフだ



- うむらうと@Umlaut19782026年7月12日読み終わった私は一体何を読まされているんだろう、なんちゅー世界を書くんだろうこの人は、と思いながら一気読み。 こんなことありえないでしょ、とあながち言ってもいられないのがまた恐ろしい。


- ミック@togo10042026年7月9日村田紗耶香さんの物語に出てくる"母親"の扱われ方とか、子供から見た母親像みたいなものが 私の幼少期とリンクして入り込めるんだよな、 『母親ってこうだよな』って思える 世界99に近い世界


shuhei_shuhei@shuhei_shuhei2026年6月23日読み終わった周りの常識に合わせて自分の考えが変わっていく 自分にも心当たりがある話やった けど最後のシーンでは主人公の中にも変わらず残るものがあるようにも感じた 自分の実体ってなんだろう?

- プリンはかためが好き@yuzuki0117K2026年6月14日読み終わった読み終わった直後は、自分にはまだ理解できないと悲しくなったが、解説を読むと少しだけ理解できて嬉しかったです。 村田沙耶香さんは、女性からの視点を追求しまくっているのが面白いと思います!村田さんの言葉は素直に受け入れることができ、説得力のある言葉だと毎回思います。まだまだ読んでいない作品ばかりなので楽しみです!



竹尾@kaonyaomamuan2026年5月28日読み終わった私は怖い世界と思ってしまう… でもそう思う気持ちも、所詮今の世界に作られた価値観なのでよく分からなくなる 村田さんにはいつも混乱させられている
クッミ@qumi_chan2026年5月26日読み終わった二次元に恋するのが当たり前の世界ときいて。 ラスト付近は「そうなるのかよ…」て感じだったけど、この世界は男も性欲ほぼ無いし、性犯罪少なそうでいいなと思った。 あんま家族っていうものも好きじゃないし性愛もよう分からんので、何が良いとも言えないけど、 エデンじゃない日本は住みやすそうだなーとおもた。 世界が変わるグラデーションとか、「途中」とかもいいね。 現実で社会的な正しさとかを重視されて息苦しくなる側の人や、やっと救われるとか生きやすくなるて思う人がいるように…て感じがする。 この世界の政治がどんな風なのか分からないけど「生殖に関して国が管理する」ていう設定について権力者が男じゃないんだろうなぁてうっすら予想した。 分からんけど。 著者が女性だけど同じく生殖を管理される「侍女の物語」が男社会の道具にされる女の話だったけど、こちらは選択肢があるように見えた。 あんまり設定深く知らないけどPSYCHO-PASSの未来みたいな。 あちらの方はコンピューター管理社会だけど同性婚ありなんだよね。 SFて思考実験ですごい。 私は猛毒親家庭育だから恋も結婚もセッ!も出産も絶対したくないので、この世界いいなぁておもた。 性愛と生殖と婚姻を解体してくれて感謝。

HIB@hib_no2026年5月25日読み終わった人工的に子供を作るのが当たり前になった世界で、歴史となった我々で言う生殖行為を行う女性のディストピアもの。 結婚して行う行為を「近親相姦」と言うのが1番ショックだったし、確かにそうかあって納得できる自分もいる。 様々な世界で「正常」でいる主人公を読んで、「正常も一種の狂気」であることが身に染みてわかる本だった。 良い意味でずっと気味が悪いです。


ともやす@tomoyasu012026年5月18日読み終わった結婚、出産などの個の営みが、人類という種の存続のために管理されるようになった世界。自分は受け入れ難いと感じてしまったがそらはこっちの世界の理屈なんだろう。
hiroka@hiroka2026年5月4日読み終わったGW旅の運ん読。 ローカス賞候補というので、興味があって読んだ。 だんだん、描かれている世界の方が正常に思えてきてしまう。 セックスするのがイヤだとか、なんとなくわかるな〜、とか。 結婚するより、同姓同士で暮らしたほうがラクだとか、同意しかないし。 凄い物語だ。


ブックスエコーロケーション@books-echolocation2026年5月3日新刊入荷@ ブックスエコーロケーションブックスエコーロケーション、5月3日(日)open。11‐19時。ご来店お待ちしてます。 村田沙耶香『消滅世界』河出文庫 人工授精で子どもを産むことが定着した世界で雨音は清潔な結婚生活を送っていたが、移住した実験都市で一変する。米SF・ファンタジー文学賞〈ローカス賞〉翻訳部門ファイナリスト。



みみ@mimi9172026年5月3日読み終わった相変わらず気持ち悪くて大好き 私は人として間違ったことはしないというポリシー持って生きてるつもりだけど、それが正しいか間違ってるかって今の時代の価値観でしかないよなーと思うと自分の信仰が揺らぐな…




⛀⸒⸒@msd2026年5月2日読み終わったまずこの世界は嫌だなと思った 物語としては社会の構造の歪さとその歪さに翻弄されるSFという話は好きです 私は合理システムだとしても人間は非合理的で共通の倫理と共同体とともにその非合理的な部分を救いに、反逆して生きることがそれが人間たらしめると思うから絶対こんな家族という最小の共同体を解体して内面すら徹底的に個性を奪い合理化された世界は嫌だねと思いながら読んだ 作者が異性愛規範を否定し、恋愛や性愛・性欲は娯楽である同様に作者は現社会における推し活も性欲であるという思想は面白い(interest)だと思った 私も雨音のように「呪い」や非道徳的なものを継承したいという感情を強く持っているのでずっと呪いをふりまきつづけたい 私は今の社会だと非道徳的であるとされる煙草や喫煙の楽しさと良さを教えるジジイババアにカッコ良さをうっすらずっと感じつづけているから

夏しい子@natusiiko2026年4月30日読み終わった初めて村田沙耶香さんの小説で気持ち悪いというか不気味さを感じた。とは言ってもやはり面白い! 「一番恐ろしい発狂は正常だわ」の言葉がとても印象に残りました。 千葉に行っても「そんなのおかしい」と取り乱す人がいてもおかしくないのにと思いながら読んでいたが この世界なら争いごとは起こらないんだろうなと思うと 楽園に思えてくるからそれすらも怖い。

Soy@soyneko2026年4月16日読み終わったaudible日本の近未来SF。その世界では家族のあり方が変わる。家族間の性愛がタブーとなり、子どもは人工授精で生まれる。恋愛観や性の考え方に気持ち悪さを感じる人も多そう。「常識」や「正しさ」を考えさせられる。村田沙耶香の別の作品『殺人出産』の世界観と似ていると思った。


なび@nasubi_dev2026年4月15日読み終わった正常とは性とはなにか、村田沙耶香の作品はいつも芯が通っていて好き 昨日、正欲を観た。朝井リョウの作品は初めてだったけど、村田沙耶香から毒気のあるsfと性を抜いた作家性なのかなと、ふと思った その分、変なリアリティがあって苦しかった

クヱチアピン@syouyu772026年4月9日読み終わった村田沙耶香さんが書くお話からしか得られない感情がある。 丸の内魔法少女ミラクリーナなどでも、新しい感情が生まれる瞬間を書いていたけど、これもそんな感じ。 性の話が主だけど、気色悪い感じではなく、SF的な俯瞰した性の話。 少し読んだら、するする引き込まれて全部読んでしまった。 解説は難しかったので途中から読んでいない。難しいこと一切理解してなくても読めるSFです。 --- 数日してようやくあれはこういうことだったのかなと飲みこめた。 情報量がすごい

@0@re_meaw2026年4月8日読み終わったaudible「子供ちゃん」ってワードが出るたびゾワゾワした。 途中までは「あー、こんな世界もアリ」って思ってたのに、転がるようにおかしなことになっていくし、おかしいって思ってる方が異常なのかと思わされもして発狂しそうである。 今朝みた悪夢絶対これのせい。笑

kana@k___dairy2026年4月4日買った読み始めた読み終わった@ カフェ時間つぶしにカフェに入る際に購入、したのが、あまりに面白くて1日で読み終わってしまった。 こんな作品が10年も前に書かれていたなんて。 自分の考えや感覚が、あまりに浅はかなものに思えてくる。



- みたらしもちこ@GNRf22026年4月1日かつて読んだ感想アダムとイヴの話から始まりどんな話が繰り広げられるのかと読み進めると、異常な正常の世界があった。 ヒトの繁殖はほぼ全て科学に支配され、人工的な清潔な世界が待っていた。 もしかすると、1000-2000年後もし、まだ地球が存在していたとしてら、そんな世界になるのかも知れないと思った。 やはり、作家は凄い。 想像力の鬼のような頭脳に感服する作品。




ゆえ丸@yue_0522026年3月27日読み終わった何か凄いものみた。(語彙よ…) もしかしたらそういう世界も今後ともあるのかもしれないなぁと思った。 実際人の精子は減っているらしいしね。 ヒトよりも二次元のキャラに恋している人も多いだろう。 子供を社会で育てるのは良いとは思うが、均一された子供というのはもうそれにはヒトではないのかもしれない。 個性という多様性があり、本能もあり、そこに抗ったり従ったりしてこそヒトなのかもしれない。 子供を産むのは美学に反するという美学者もいるようだし、美しさ?でいうなら原始的は生殖行為というのは美しくないものなんだろうか。 日本しか知らないけれど、この国はどこかセックスに対して変な偏見みたいなのある気がする。 性教育も私は男女わかれてしてた世代だしな。 性への知識が偏りすぎてんのよ。。。 実際男も生理だの何だのよくわかってなさすぎなのよ。 「おかあさん」や「子供ちゃん」までは行かないにしても、シングルや同性で子供を育てるということは増えていくきがする。 実際あの世界に「おとうさん」が出てこないのは、要らんと思ってるからなのかなと思ったりする。



ミステリ好きなビビ@vivi482026年3月22日読み終わった@ カフェ「コンビニ人間」から興味を持った著者の本。題材からして自分にぴったりな本だった。批評では、「女性からはユートピアと評される」と書いてあったが、私は男性から多い意見と同じく、ディストピアだと思った。最近は婚活の為にマッチングアプリで「条件」で相手を選んで、「目的(子供・社会的地位)」の為に結婚する人が多い気がする。合理化して恋愛する意味がなくなりつつある世の中がさらに進むと、この小説のように本当に交尾すらも必要なくなってしまう気もした。小説の終わり方が予想以上に不気味だった(コンビニ人間くらい)ので、本当に今の世の中には変わって欲しいと思った。このまま世の中が仕事にも結婚にも「合理的」を求めすぎると、「ヒト」じゃない別のものになるんじゃないかな。
Natsu@mars_cat2026年3月7日読み終わった人工授精で子供を産む世界。 男性も人工子宮を持ち、全てがお母さんになる世界。 全てはコンピュータで管理され、画期的なシステムと化。 恋愛することもセックスも古風なものと扱われ、夫婦間でのセックスは近親相姦となる。 性欲すらも1人で"排出する"仕組みを取られ、家族も必要のない世界。
705@naschoko2026年2月21日読み終わったKindle人工授精が発達し夫婦間の性行為が近親相姦としてタブー視され、恋愛の対象は夫/妻とは別の恋人やキャラクターとなった世界が舞台。 「結婚」というシステムに相手を好ましく思う「愛」も、性的欲求を伴う 「性愛」も、子を為し命を繋ぐ「生殖」も必要ないとしたら、「家族」は何のために存在するのだろうか。 私がいる世界はいつでも「途中」でしかなく、私の思う「普通」は洗脳により作られているというのはその通りなのだと思う。 当たり前のものが崩れていく感覚が不気味で、同時に面白くもある。




すぶた@ggl08252026年2月9日読んでる根拠なくあいまいなままで良くないこととされてるの、そうじゃない世界から読んでると不自然だけど、私たちの世界にもこういうふうに曖昧な理由で悪とされてることが山ほどあるんだろうな

すぶた@ggl08252026年2月9日読み終わった皆で皆を大切にしていくことを突き詰めると、誰のことも大切にしてないみたいになるんだと思ったし、 子どもが誰の子どもでもなくなれば、動物みたいになるんだなって、 ここまで描いてもらわないと想像できない世界だった 孤独孤立だなんだってわーわー言ってるけど、孤独も孤立もない世界の方が異常なのか 結局私たちは何を目指してどうやって生きてけばいいのか分からないままほっぽり出された気持ちの読後



yuki@yukita2026年2月3日読み終わったコンビニ人間に続いて、村田作品2冊目。 正常とか普通とかいう言葉に縛られまくっている。 ところどころでぞっとするような感覚、でもページを捲る手が止まらない。 何が正しいとか、何が間違ってるとか、そんな価値観は日々変わる、グラデーション、180度ガラリと変わることだってある。そう思ったら手すりのない階段みたいに足がすくんだ。途方に暮れる、みたいな。 自分が思っている以上に、社会規範とか教育の影響を強く受けているのだと思う。国(やそれによって利権を得ている人たち)の都合の良いように導かれている面は確実にある。 けれどどんなに価値観が変容しても人間が社会的な存在であることは変わらないのだなとつくづく思った。「人と関わること」は世界がどんなに変わっても、絶えることはないのだなと思った。

カミーノアン@kaminoan36992026年1月29日読み終わった心に残る一節感想「私たちは、全員、世界に呪われている。世界がどんな形であろうと、その呪いから逃れることはできない。」 この小説の恐ろしさは、異常な世界が描かれていることではない。その世界に、人間があまりにも自然に、違和感なく順応してしまうことだ。 本能、家族、恋愛、生殖。普遍だと思われてきた概念は、世界の前提が変わるだけで静かに書き換えられていく。人間の本能は一貫しているようでいて、実は驚くほど柔らかく、未完成だ。 「洗脳されてない脳なんて、この世の中に存在するの?どうせなら、その世界に一番適した狂い方で、発狂するのがいちばん楽なのに」 かつての「正常」は、現代から見れば「異常」。そしてこの物語では、その逆転が暴力ではなく、合理と善意によって進んでいく。 「世界で一番恐ろしい発狂は、正常だわ。そう思わない?」 第3部で描かれる、主人公夫婦が実験都市・千葉の「ヒト」になっていく過程は圧巻だった。その静かな変化をここまで冷静に描くからこそ、私たちが生きているこの「正常」は、本当に物語の外にあると言えるのだろうか。









いた@yo21ita2026年1月25日買った読み終わった前半は物語の世界の前提に同意してたはずなのに、気付いたらどんどん、違う違うそうじゃない……!って様子になっていってゾッとした…。終盤にかけて静かに狂っていくこの感じ、まさに村田沙耶香だな、と思った。 (世界の前提も、いろんな登場人物から似たような言葉で繰り返し繰り返し語られるせいでだんだん自分も洗脳されている感覚になるのも、敢えてなのか何なのか…不気味でもあり面白くもあり……)
とりささみ@torisasa2026年1月24日読み終わった本屋で見つけて、購入 後から妻に帯に「映画化」って書いてあると教えてもらったが、これの映画はみたくないなぁ笑 性とは?人間とは?社会とは? 当たり前を問いかけ続ける小説で、後味がいいとかではなかったけど、現代社会を見直す感じでよかった 性は汚い醜いという社会の行きつく先の、一つの答えを見た感覚 よき






ゆ。@XtVq42026年1月21日読み終わった@ 電車今年読む本の中で一番面白いんじゃないかと思う。面白い本は色んな感情が出てくるが、これは溢れ出てきた。面白くて興味深くてちょっと恐ろしくて素敵だった。そもそも始まりからおかしくて、SFというにはこれまで私が読んできたSFとも違っていて、新感覚SFだった。 誰かとこの感情を共有したくて、つい妹に勧めてしまった。










片刃@kataha4622025年12月26日読み終わった映画化作品観賞後に読む。かなり原作に忠実でこの世界をうまく映像化していたと気づく(樹里のくだりが大幅な改変だが、楽園で死ぬと地獄のような絵になる構造はうまい)。 家庭を築く異性愛規範が現実の世界なので、マイノリティが“おかしい”と言われている状況の裏返しにも見える。しかし子供を産み育てることに関してはこの世界においても義務なのでやはり苦しいままだ。
ぴよみ@erim_05212025年12月24日読み終わった★★⭐︎⭐︎⭐︎ この世から恋愛も結婚もなくなってしまう世界。 村田さんはどうしてこんな世界が書けるんだろう。どういう思考回路なんだろうと思う。 子供を国の資産として扱い、みんながお母さんになる。 そうするが故に子どもたちの個性は失われていく。 奇妙だった。 究極、こんな世界になれば、恵まれない子どもはいなくなるし不倫などといった問題はなくなる。 それはわかるのだが、個性のない世界で人がイノベーションを起こすことはできるんだろうか。進化していくことはできるんだろうか。 きっとできないと私は思う。個性が絡み合ってこそ、相乗効果で生まれるものがあり、それが時代の変化につながっていく。 個性とは厄介なものでもあるが、いかに大切なものであるかを感じさせられる内容だった。 読んでいて疲れた
はやしえりか@uma_no_332025年12月20日読み終わったセックスではなく、人工授精で子どもを産む世界。 まずこの設定から、なに、なに!ってなる。 恋愛とか結婚とか家族とか、一体なんなんだろう?あなたはこの世界にいたらどう思う?と、著者に突きつけられるような作品。 合理的がいい、清潔にすべき、みたいなのって、本当にそれでいいんだっけ?と思う気持ちと、でも面倒くさいのはイヤだしな、って気持ちと混ぜこぜなんだよね。 ああ、今も「途中」にいるんだと、読み終えて思う。






こらん@pompom_s2025年12月19日買った読み終わったこれは一切予備知識を入れずに読んでよかった。 とても不気味で気持ち悪くて、正常と異常がどんどん裏返っていく感覚。 一気に読んでしまった。 小説ってこんなに面白かったっけ? 面白い作品に出会えて嬉しいです。





doji@doji_asgp2025年11月30日読み終わったここで描かれている男性は比較的じぶんに近いのかもしれない。その理由として示されるのが、性欲がなくなろうとしている世界において男性性はそもそも必要がなく、すべてのひとが等しく「おかあさん」になっていくので、有害性が失われていくのだろうということ。ラストの人口子宮による男性の出産に関しては書かれているトーンにしてはポジティブな面があるように思うけれど、やっぱり気になるのは「子供ちゃん」たちに自我は芽生えるのか?ということだと思う。性欲が個が個であることをつなぎとめる人間の特性である、と言ってしまうとアセクシャリティの否定になってしまうし、一方でテクノロジーとヒトが融合することによるあらたな生物の誕生に対してどう向き合っていいかは、はっきりと言ってまったくじぶんのなかでの答えが出ないなと思った。主人公に性欲を捨ててほしくないと思ってしまったことも、どう向き合えべきなのだろうと考え込んでしまう。 ラストの描写は映画ではやれないとは思うけれど、やらないとこの作品の大きな部分が欠けてしまう。どうするのか。








カーテン下の申し子@reads_tsuru2025年11月16日読み終わったまた村田沙耶香作品に脳みそ殴ってもらうぞ〜と思って読み始めたのに、するする脳みそに入ってきて面白かった 最後の「解説」は男女二元論が過ぎてるし、「おたく」観が古いと感じたけど、「村田沙耶香は闘っている」は多分そうなんだろうなと





ばやし@kwhrbys_sk2025年11月12日読み終わった感想人工授精で子供を産むことが定着した世界で、不変とも思えた恋愛・結婚・家族の形に翻弄される人々。 想像もつかない世界の話なのに、今、生きている現実と断続的に接続されているような感覚になる。何が正常で、何が異常なのか。何度も線を引き直した。





Hinako@Lady_Hinako2025年11月7日読み終わった村田沙耶香さんにハマって4冊目。 え?これ、10年前の作品なのヤバくない?? 現実味がない様で、いや、もしかしたらこんな未来もあるかも知れない、、、。 私は最近ようやく、資本主義宗教を卒業して家族という宗教をようやく手に入れて浮かれつつも、家族という形も時代や民族で捉え方が変わるんだよなぁ〜と思っていたところに、セックスが消滅して、恋愛も消滅、そして『家族』と言う概念すら消滅した世界を見せてくれるなんて、、、最先端すぎる。





たま子@tama_co_co2025年10月26日読み終わった見つかった「誰でも、進化の途中の動物なの。だから世界と符号していようが、いまいが、偶然にすぎなくて、次の瞬間には何が正しいとされるかなんてわからなくなっているのよ」p108 「時代は変化してるの。正常も変化してるの。昔の正常を引きずることは、発狂なのよ」p155









nica@nica2025年10月17日読み終わった古本屋世界99を思わせる内容だった感じ 異様なようで常識なようで 家族というものに執着する事が 結局最後は 引越ししたが為に 変わっていく 今月は本が読めない沼に陥っている月で それに素直に従った為 この一冊を読むのに10日くらいかかったけど この本のおかげで 本を読む面白さを思い出した 沼から抜け出せれそう
たま子@tama_co_co2025年10月9日見つからない数ページ読み、おお、これはおもしろいぞ……とわくわくして枕元に置いて眠ったら、次の日起きたらなぜかなくなっていた。読めなくて数日たった。どこを探してもなぜかない。









あき@uqbmxx2025年9月11日読み始めた人工授精で子供を産むことが一般化した未来の話。この世界では夫婦間の性行為は近親相姦としてタブー視されるそう。冒頭では主人公天音の抱える違和感や、母親との不気味な関係性が描かれている。彼女の違和感がどのように発展していくのか今後の展開が楽しみです。



タイヤキ@taiyaki_r032025年9月6日読み終わった夫婦間の交渉が「近親相姦」としてタブー視される潔癖な世の中になった世界の物語。 夫婦はあくまで兄妹と同等で、恋人は外で作るものという倫理観。後半になると「家族」「恋」「性」ですら存在しないものとなる。 世の中は常に変化の最中にあって、そのグラデーションを抜けたあとは古い価値観として揶揄されてしまう。 母親が娘に対して、自分と同じように原始的な妊娠の方法を選ぶように洗脳している描写は気持ち悪いと感じてしまった。 しかし、仮に技術が進んで、原始的な妊娠が否定されて人工授精で妊娠するのが普通になったとき、同じ状況を受け入れられるかといえば、そうでもない。 己は正常だと思いながらも、異常な環境にあっさりと適応していく主人公に恐怖を覚えた。
- ぽめらにあん@pome_232025年8月10日読み終わった村田沙耶香さんの書かれる 当たり前が当たり前じゃない世界 不気味なのに読み進めるとクセになってしまう 10年前の作品で、2025年になって 当時より消滅世界の世界観に近付いている気がする これを映画でどう表現するんやろう



- ニャット@nyat19952025年8月3日近未来にこの様な概念が産まれるのかもしれないと思うと、トランプゲームの大富豪をしている気持ちになった。 人間の交尾が無くなり、これまでのセックスが近親相姦と捉えられる。 家族としての夫と妻、他に恋人は別に持つ。 子どもは、人工受精が当たり前で、、、等々。 一周まわって、家族の意味を考えた。

すいちゆう@inmiz__zZ2025年7月26日まだ読んでる恋愛 セックス 恋人 家族 性欲 自慰 人工授精 逆アダムとイヴの行き着く先は? 愛する人と結ばれて子供を産むという呪縛から解放された世界の先。呪縛は形を変えて相変わらず根を張っている。定義のつけられない混沌に確かなものを求めようとするけどかえってわからなくなってアイデンティも何もかも揺らいでしまう。読んでいて恋人との恋愛がわからなくなってきた。セックスが消えかけている世界で雨音が恋人とそれをする理由が、単に性欲であることを確かめるものであるならば、私は逆を求めてセックスをしているんだと思った。恋人じゃない人としてみた時に興醒めして、私はちゃんと恋愛できているのかもと安心した。それは根底的には同じで、何かを確かめるための手段としてのセックス。 数多くの選択肢が生まれた世界で、家族という選択を選び取る意義はなんですか。恋愛をする意義はなんですか。セックスをする意味はなんですか。と突きつけることは、私たちが普通に生活しているこの世界の、当たり前のように恋愛をしセックスをし家族を形成することの不気味さを鏡写しにしているよう。 「コンビニ人間」から読み始め、"家族"というものの歪さをつつき、それに嫌悪する主人公に惹かれ共感したが、"家族"を求めることが先だったんですね。そしてその姿が歪なのがやっぱり村田沙耶香さんで、あっという間に読み進めた。普通なはずなのに歪で、やっぱり家族は宗教だよね、友達との同棲する方が気楽じゃんね、ちょっとみんなこだわりすぎだよねって読みながら安心していくうちに、現実世界のまわりは普通に恋人と家族になりつつあって、私はまた取り残されていく。



manu@hon71772025年7月5日読み終わった@ 自宅はじめはこの作中の世界の方が案外生きやすいのかもと思っていたのに、読み進めれば進めるほど私の知る常識が無くなっていき、恋愛だけでなく家族まで曖昧になっていく世界と、あの世界の“正常”に染まっていく雨音たちが怖くなった。 作中にもあったとおり、適応して狂うのが一番楽なのは本当にそうだなとおもった。 現実世界と比べると不気味で、でも比べずに同じように狂えばとても平等で良い世界なのかも… 普通や正常が何なのかわからなくなった。 村田沙耶香さんの作品はいつもその感覚になる。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 「正常ほど不気味な発狂はない。だって狂っているのに、こんなも正しいのだから」 「その世界に一番適した狂い方で、発狂するのがいちばん楽なのに」
ソナチネ@sonatine2025年6月7日読み始めた@ 自宅夫の両親は、彼を責め立てた。 「普通、そういうことは外ですることでしょう。よりによって奥さんと性行為をするなんて」 彼は終始俯いていた。 57ページの抜書き。
K@fuminam2025年6月6日読み終わった読んでみると地球星人やコンビニ人間、信仰ともつながる思想を感じた。 気になったのは、やたらと性欲を制限する、無くすことにこだわっているが、性欲がなくなれば愛の形は変容するのか? 夫婦同士のセックスが近親相姦と呼ばれる世界、夫婦の間に性欲という汚く無価値な存在(と作中されている)を持ち込むのは良くないことだとすることには、少し疑問を感じた。 愛あるセックスはファンタジーで、夫婦こそ定期的にセックスすべきとする風潮は、男性原理の中で植え付けられた価値観なのか? どうも、愛というものを心底理解した上でつくられた物語とは思い難かった。 ただ、性欲を他所へ締め出すことによって、恋人、夫婦の関係が格段に希薄になってしまうだろうという感想を持ったのは、自分でも面白かった。たったそれだけでいくつもの衝突や和解、共感が失われてしまう気がした。これも洗脳による勘違いだろうか。
Vivian0716@koolzy2025年5月10日読み終わったこの人の小説はこの世に対する違和感をきっかけに物語が展開していき、どうやってもその違和感からは逃れられない、という結末に至るのになぜか悲壮感がなく、カラッとした不思議な雰囲気があってなんだか癖になってしまう。


ブッカー・T&ザ・MG's@daichia2025年5月7日「ヒトだけではなくて、命あるものはみな、化け物なのかもしれないわね。」 「どうせなら、その世界に一番適した狂い方で、発狂するのがいちばん楽なのに」 多くの選択肢があらかじめ排除された心地よさ。常識や普通の感覚を、立ち止まってよくみた時の気持ち悪さ。

Björn och Tiger@bjorn_och_tiger2025年5月3日読んでる主人公の名前は雨音で、雨宮という男性と結婚する。名字どうなったのだろう。実験都市では多分AIが子の命名をするんだろう。半分ほど読んだので、あと半分ある。今日はツバメがたくさん飛んでた。


ぱるすぴこ@k07110622025年4月15日読み終わった夫婦間での性行為は「近親相姦」とされ、人工授精が正しいとされる世界 夫婦=家族とは別で恋人をつくり、その恋人と恋愛や性行為をするのが当たり前となっている 男女とも幼少期から避妊器具が体にセットされており、性行為で妊娠するのは昔のやり方で今となってはおぞましいのだ 雨音は両親の性行為で生まれた子だった 父は物心ついた頃にはおらず、母1人子1人だった 母からは、父と愛し合って生まれたと幼い頃から聞かされたそれはこの世界では「異常」なことだった ------------------------ ディストピアSFな側面を強く感じる設定だったけど、同性婚、人工子宮での出産、楽園システムなどユートピアな側面もあるせいで、より不気味な近未来だった 「正常な世界」では大人はみんな「おかあさん」でそこで生まれた「子供ちゃん」を全員で愛でるのが幸せとされている 今生きているこの「世界」の中で自分は「正常」なのか?


chilly@chirirurirariru2025年3月18日読み終わったありえない世界設定を当たり前に書くのがうますぎる。こんなのありえないと思っていた自分が、読み終える頃に簡単に常識が変わっていることに違和感を感じていないのにびっくり。 大なり小なり常に常識は変化するもので、人間は簡単にそれに順応していく。 人間のための便利な世の中なのではなく、便利にするために人間が順応してるかのかも。
りゅう@ryu08042025年3月15日読み終わった消滅世界 読了 読書好きな人と繋がりたい セックスではなく人工授精で、子供を産むことが定着した世界。 そこでは夫婦間の性行為は『近親相姦』と捉えられる。 しかし外では恋人をつくり、各々の愛し方をしても良い世界。 結婚するときは、絶対に互いに家族として扱うこと、つまり性的な目で見たり恋愛対象にしたりしないこと。 さらにこの世界での実験都市『楽園』に移住すると倫理観が一変する。 私たちの性欲は、無菌室で育っていった。
- 森@mori162025年3月13日またいつかダ・ヴィンチの村田沙耶香特集読んで思わず借りた。長編だった。昨日の夜少し読んだけど、今は気分じゃないかも、人間関係に向き合う感じの濃密な話は。短編の方ならいけそう。
徠@rx_032025年3月8日読んでる家族、恋人、夫婦とは何なのか当たり前の概念がどんどん覆されていく感じ 子どもと関わる仕事をしているのもあり家族の描写は「確かにそうなのかもしれない」と思わされるところもあったり
猫@mao10122025年3月8日かつて読んだ狂気的な異性愛、家族愛主義の世界。この世界にとって、「子供」は神様そのものなのだ。独創的な世界観に終始おぞましさを感じつつ読了。この世界においては、『正常』こそが狂気であり、それ故に正常に発狂し続けて生きているのだということ。怖すぎる....久しぶりにこんなにグロテスクな作品を読みました。
haru_68@haru_682024年10月3日読み終わったNo.5 (2024年5冊目) 『消滅世界』 村田沙耶香 ✒︎ ___________________________________________ 人工授精で、子供を産むことが常識となった世界。夫婦間の性行為は「近親相姦」とタブー視され、やがて世界から「セックス」も「家族」も消えていく……日本の未来を予言する芥川賞作家の圧倒的衝撃作。
Σ@haliete772024年5月14日かつて読んだ当たり前をぶっ壊すこの世界観が大好き。でも殺人出産と違って入り込めるような題じゃなかったかな…私は子供いらない派だから、くだらんなとしか😿 だけど最後の艶めかしくも気色悪い文章が書けるあたり、人間は総じて気持ちが悪いことを理解っている人で嬉しかった。- 通路側の女A@sssssaysk2018年9月1日読み終わった「殺人出産」にある「清潔な結婚」の夫婦を思い出す。 この世界の延長上にあるのが「殺人出産」のルールで、楽園を広い範囲に受け入れさせるためにルールが産まれたような、そんなつながりを個人的には感じた。 今の世界ではマイノリティである人と、マジョリティの立場が逆になると、やはり出てくるのは少子化の問題で、それを埋めるために生まれた技術はセクシャルマイノリティの人には救いの手にもなりうる…そう考えると、やはり「有りな考え」だと思えてしまうのが村田沙耶香さんのすごいところ。 過去作のまとめ、とも思える作品。


























































































































































































































