おとなになるってどんなこと?
67件の記録
はな@hana-hitsuji052026年8月9日読み終わった図書館本図書館で借りた「大人になんかならなくっていい、ただ自分になっていってください」 冒頭で結論を述べるタイプの本。潔い。 最後に「つまりこういうことが言いたいんだよ」という本も好きだけど、この場合は引き込まれていくから良かった。 何か想定外のことが起きた時「まあまあそこはこっちも大人にならないと」と言われることに心の中の武闘派な自分がすごく苛々することがある。けっ、何がオトナやねん!と毒付いてしまう。 この場合の大人って、自分の意見があっても無いかのように振る舞って、相手の意見を尊重しているテイで自分の分の責任から逃げているように感じられるから、1番大人から遠いのでは?と思う。短絡的で感情的なことは子ども、冷静なのは大人みたいなイメージもどうなんだろう。それを装いながら責任逃れするのは毎回がクールなことには思えない。多くの場合で早計で瞬発的なことは愚かしくうつるだろうけど。 自分がそういう手段を反射的に取った時、場は収まるけど正直カッコ悪いなと今でも思う。何でも円満に、って「友達100人、みんな仲良く!」みたいでそれは正しい、けど上手く言えない違和感、はじき出される。 子ども時代を何かしら奪われた人やその時間を充分に持てなかった人は、大人になってから心の中の子どもが存在感を持つようになる気がする。 子どもの頃に何か責任の強いポジションを全うしてくると、大人になってから「あれ、私はもっとしっかり者だと思っていたけど、大人になってからぼんやりしているな」と前半と後半で自分の性格がかなり変化していることに気づく。 与えられた、もしくは望まれた役割から解放されると、本来の自分が姿を現し始めるのかもしれない。 ちょうどすごいタイミングで、マイケルジャクソンが「戦争など世界の多くの問題は子どもたちの子ども時代を奪ったことの結果」みたいなスピーチをしてる動画をみて、実際の子どもや自分の心の中の子どもに物分かりの良さを求めるのはエゴなのだろうかなと感じた。 理屈がスマートなことだけが立派みたいな時あるけど。 第三問 友だちって何?で、体の言葉と精神の言葉、という部分が興味深かった。 確かに1年に1回会えるかどうかの友達とは何年も続いているのに、すぐ連絡が取れて頑張ればいつでも会えるような友達は、同じ法則でパッと離れることがある。 全くの正反対だからこそ繋がり続ける人もいれば、何の前触れもなく(いや、前触れはあったんだろう)パタリと途絶えて、今のところ音信不通な人もいる。でもそれぞれを時々色んな場面で思い出しながら生活している。 第四問 普通ってどういうこと?で「オープンな人は職場では出世したり、幸せな結婚をしたりしてました」とあり、それめっちゃフツー(でも中々叶わない)に感じてちょっと面白かった。 でも、確かにそういう人がいるのは、いる。 色んな意味で心が健やかというか、つらい経験を経て自分とは違う他人のことを理解するタイプというより、直感的に相手を受け止めて受け入れ、理解する湿度の適したさらさらドライタイプの人のことを言っているのかなと解釈した。 第六問 年をとるのはいいこと?では、体は今より動くし回復が早いけど制限が多い子ども時代と、体はメンテナンスが必要になってきて、無理をしたら如実にその影響が出るけど自分で決められることが増える成人時代では、うまくバランスが取れているなと思う。 手に入れたものと手放したものと、手元に残しておきたかったのに失われていくもののことを考えた。 この本は文章がとても短く、多分掘り下げたらいくらでも書けることを、敢えて少し足りない感じでおさめている印象。 言葉や表現が所々ざっくりしているので「え、それどういう意味?」と立ち止まったり「このことに関しては私はこう思うかな」と、自分の意見が始動するところが良い部分だと思った。 何か人の意見や考え方を受けて、自分の考えていることや大切に思うことと改めて向き合い、それを言葉にしていく中で「大人」というよりは「自分」に近づいていくのではないか。









ジクロロ@jirowcrew2026年4月3日読んでるでも、みんなが言う「子どもの頃」っていうのは、きっと子どもだけが持っていたエネルギーや空間の広がりのことだと思うんです。 …… 私はいつも授業中ぼんやり外を見てたり寝たりしていたのですが、あの時間がもたらしてくれた頭の中の空間の広がりを今もはっきり思い出せます。 …… 確かに、しなくてはいけないことが多い大人の生活の中ではあのエネルギーを取り戻すのは困難です。旅行に行って景色でも変えない限り、目の前にあるのは自分が責任を持っている空間ばかりですからね。 子どものようなエネルギーの広がりを持って、大人の自由な決断をすることができたら……そんなふうにいつも願っています。 (『第一問 おとなになるってどんなこと?』) 興味深いのは吉本さんが「空間」と「子ども」というものを結びつけて考えているということ。 自由やゆとりというものを空間寄りに感じるという発想が自分にはなかったなと。 吉本さんにとって、時間的な自由やゆとりが生じるときには、おのずと思考してしまうことが多かったからではないか。親譲りの思考力を余計に感じていたのでは。 「旅行に行って景色でも変えない限り、目の前にあるのは自分が責任を持っている空間ばかり」 思考に陥り観念的になってしまうがゆえ、習慣的に目に映る空間に所有的な意味づけを行ってしまうのが大人ということなのだろうか。



キイロノシャクナゲ@dondondontaroo2026年3月17日読み終わった良書。定期的に読み返したい。 長くなりすぎたのでnoteにまとめた。 https://note.com/nuovaconoscenza/n/n5d470abe63a2 吉本さんもいろいろ苦労されてきたのだろうな。 夜は短し歩けよ乙女は最後まで読まなくていいと確信した。
いわたかな@iwatakana2026年3月15日読み終わったインスタで見かけて気になった一冊。私は40代だけど、「成熟するって難しいな」と感じることが多くて、何かヒントをもらえたらと手に取った。 「自分を極めると人の役に立つ」とか、「得意なことに逃げない」という言葉には、はっとさせられたし、強く印象に残った。でも、いちばん心に残ったのは、ばななさんとお母様のお別れの場面。死別ではないけど、関係の終わりを受け入れる瞬間。 とても静かで、人と人とが本当に別れるときって、きっとこういう感じだろうなと、手に取るようにわかった。自分もまたそういう岐路に差しかかっているからかもしれない。なんとか踏みとどまってはいるけれど。 ばななさんの家庭環境について、これまで詳しく知らなかった。ばななさんは淋しかっただろうし、お姉さんも大変だったのではないかと思う。それでも、そうした時間をくぐり抜けて、今のばななさんや作品があるんだと思うと、とても励まされるし、心強く感じた。


Readingdiary@readingdiary2025年11月5日読み終わった自分がいつまで経っても、実年齢-4歳くらいのままの振る舞いや考えでいるような気がしていて、ちゃんと大人になりたいけど、どういう状態が大人なんだろう?と考えていたので読んでみた。 吉本ばななさんは、大人とは、自分の中の「子ども」をしっかり自認している精神状態、と捉えているのかなと解釈した。 わたしが自分と子どもっぽさについて考えている状態で読んだから、そこが特に印象に残って、こんな解釈をしたんだと思う。 そういう意味で、年齢をどんどん重ねていくごとにこの本を読めば、その時の解釈は全く違うだろうなと思います。 とても簡単な言葉遣い・コンパクトさゆえの、やや短絡的な印象を受けるけど、まさに吉本ばななさんの目指す「自分の内面の調律ができる」本だと感じました。🍌 読み返したい度 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎

spica@spica_232025年8月21日読んでる読書メモ図書館の本書き抜き 大人になんかならなくっていい、ただ自分になっていってください。 この本を手にとりしばらく読み返せばいつのまにか自分の内面が調律できる、もとの軸に戻れる。 そういうお守りみたいな本が作りたかったです。


reina@dawn_392025年6月29日読み終わった再読。この本も定期的に読み返すべき一冊。 他人と比較しても仕方がないし、自分を極める、ことが大事なんだとおもう🕊️ ・大人になんかならなくっていい、ただ自分になっていってください ・正しく行動すれば、胸のつかえはなくなる、そう感じました ・自分がつまらないと思ったら、それはもうしかたがない、つまらないんだから。 そしてその代わり、自分がわくわくするようなものだったら、寝ないででも学ぶべき。 それから自分の将来にとって必要な勉強だったら、自分で面白く学べるように工夫しなくてはいけないのだと ・ではなにをするために人は生まれてきたかというと、私は、それぞれが自分を極めるためだと思っています。 人がその人を極めると、なぜか必ず他の人の役に立つようになっています





いくぽぽ@ikureadsbooks2025年6月16日読み終わった読んでいて大切に書いた祈りのような本だとわかった。優しくて明瞭で、本当に生きるときに必要な透明な部分を掬い取ったかのような内容だった。本が発光して見える。複雑さがなくて学校の教科書を思い出した。今の私はあらゆることが複雑に絡み合っていて、こんなふうに明解であることも大切なのだろう。






























































