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  • 2025年11月5日
    おとなになるってどんなこと?
    自分がいつまで経っても、実年齢-4歳くらいのままの振る舞いや考えでいるような気がしていて、ちゃんと大人になりたいけど、どういう状態が大人なんだろう?と考えていたので読んでみた。 吉本ばななさんは、大人とは、自分の中の「子ども」をしっかり自認している精神状態、と捉えているのかなと解釈した。 わたしが自分と子どもっぽさについて考えている状態で読んだから、そこが特に印象に残って、こんな解釈をしたんだと思う。 そういう意味で、年齢をどんどん重ねていくごとにこの本を読めば、その時の解釈は全く違うだろうなと思います。 とても簡単な言葉遣い・コンパクトさゆえの、やや短絡的な印象を受けるけど、まさに吉本ばななさんの目指す「自分の内面の調律ができる」本だと感じました。🍌 読み返したい度 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
  • 2025年11月3日
    ことぱの観察
    ことぱの観察
    10月頭に読み始めて、なーんか気に入らないなーと中断していたけど、再開して読み終えた。 向坂さんがことばを定義していく内容だけど、そのことばに関するエピソードが、わたしは物事の本質分かってますよ、の感じが強いよーって思ってしまって、なかなか集中できない。 小学生で習うレベルの単語をここまで解釈し直す人なのだから、まぁふつうの人生を歩いている私が、わかるなぁ〜と思えない部分はあるよね、と納得するところでもあります。 でも、そのエピソードを経て出来上がった向坂さんの定義はかなり心に響くので不思議です。 読み返したい度 ⭐︎⭐︎⭐︎
  • 2025年11月2日
    さみしくてごめん
    表紙があまりにも可愛い🐴📚 前半の日記は、ちょうどいい塩梅でクスッっとなるからとても楽しい。色んな作家さんのエッセイを読むたび、頭の良い人は面白いな〜と思うけれど、今回も再確認しました。 そして永井さんが紹介される詩がすごく良い。 この本を読んではじめて、詩の奥深さに気がついた。 何ら詳細を説明せずとも、一瞬でその場の情景が浮かんでくることを身をもって知った。 寝たら忘れる、というあっけらかんとした性格にとても憧れていたけど、考え続ける人間であっても良いんだと思わせてくれた本でした。 読み返したい度 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
  • 2025年10月31日
    物語の役割
    物語の役割
    実家の本棚から拝借📖 小川洋子さんが好きな父に勧められた本。 「ファーブル昆虫記」と「トムは真夜中の庭で」の2冊から、小川さんは、 自己を尊重し、自分を特別だと思うこと、一方、自分は偉大な全体の一部という、ささやかで、身を任せるに足りる存在だと思うこと 一見矛盾しているようで、人間にとって必要な共存させるべき思いを学んだと書かれている。 とても心に響いた。 自己にフォーカスを当てすぎていたのかも、これまでの色んな悩みのタネはそこだったのかも、とハッとした。 読み返したい度 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
  • 2025年10月24日
    ナショナル・ストーリー・プロジェクト 1
    ナショナル・ストーリー・プロジェクト 1
    実家の本棚から拝借📚 小川洋子さんの本に出てきたもの。 書き留めておきたくなるような日常の出来事って、わたしはどんなことがあっただろう この本に収録されているようなドラマチックな出来事は思い浮かばないけど、80才くらいで自伝を書くとしたら、今めちゃくちゃしんどいことも、注釈として載せられるよな〜と思えます 読み返したい度 ⭐︎⭐︎⭐︎
  • 2025年10月21日
  • 2025年10月18日
    マジカルグランマ
    Butterを読んだと話したら、内容は忘れたけどこの本読んだことあるよ、と友人から教えてもらった本📕 マジカルグランマは、自分の美意識を剥き出しにするまで最短距離を行き過ぎだと思うし、なんの知識もないのに、変化や重い告白に対してあまりに柔軟すぎると思う。 そういう意味で、柚木さんが描く令和版グランマ像があまりにも理想形すぎると思うけど、この作品を通して、私の心のどこかに、明るい何かが生まれたなぁと感じた。 私は読書から明確な学びを得ることが苦手で、いつもぼんやりとした気持ちしかアウトプットできない。 でも、それでもいいや〜、本を読む前と後で、自分の中の何かが違うことは分かるから🌱と思えた本でした。友人に再読をすすめよう! 読み返したい度 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
  • 2025年10月16日
    夫婦間における愛の適温
  • 2025年10月16日
    ロイヤルホストで夜まで語りたい
    ロイヤルホストで夜まで語りたい
    ロイヤルホストを人間のちょうどよい贅沢と位置付けている方が数名いた。 私にとって、それはなんだろうと考えるし、周りにも聞いてみたい。 なぜか分からないけど、肌寒い朝とか夜に、あたたかい飲み物を用意してこの本を読むのがとても良かった。 やさしい友だちの思い出話をのんびり聞かせてもらっているみたいな、あたたかい読書時間でした🍮 読み返したい度 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
  • 2025年10月15日
    人間の心が分からなかった俺が、動物心理学者になるまで
    岡ノ谷先生について、動物心理学について、全く何もかも知らない状態で読み始めた。 66年分の先生の人生をそこそこの薄さで、分かりやすく書いてもらっている+私の無知さによって、なんか、ちょっとぼんやりとしたまま読み終えてしまった。 ジュウシマツの歌文法を発見した、という先生の功績を、凄いことなんだと想像できる頭脳があればよかったな バッタ博士もそうだけど、研究したいことが溢れていて、学ぶことに対してずっと一途な人の生き様を1,000円ちょっとで少し覗き見させてもらえるのは、本当に幸せだなと思います。🐥 読み返したい度 ⭐︎⭐︎
  • 2025年10月14日
  • 2025年10月13日
  • 2025年10月13日
    生殖記
    生殖記
    正欲から短い期間で読んだから、共通点に気づくことができた。 朝井リョウさんは「多様性」という言葉が発する意味を、ちゃんと思考してみようって投げかけてきてる気がする。 正欲もこの本も、マジョリティの"私は偏見とかないよ"の"理解してます顔"が傲慢なのよ、っていう文脈があった。 マジョリティである私が、心情を理解することは絶対にできないけど、作中にあるように「否定系の意思表示って誰にも見えない」から、せめて、自分が直接話せる範囲でマジョリティ以外の人がいた場合、私はあなたにとって無害だよって伝えたいから、つい"偏見ないよ"とか言ってしまう。 あと、俎上に載せるっていう表現も浅井さんは好んでいるなと思いました。 読み返したい度 ⭐︎⭐︎⭐︎
  • 2025年10月13日
  • 2025年10月13日
    BUTTER
    BUTTER
    自分を必要としてくれる男性さえいれば生きていける、という生き方の裏で、心が通じ合う女性の友人が欲しいという、カジマナの人間関係における不器用さは、男・女の観点に限らなければ、みんな持ってる不器用さなのかなと思った。 「この社会は女性にたやすく合格点を与えたりはしない。どんなに怖くても不安でも、誰かから笑われるのではと何度も後ろを振り返っても、自分で自分を認めるしかないのだ。」 良い文章 読み返したい度 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
  • 2025年10月12日
    ふたり暮らしの「女性」史
  • 2025年10月11日
    バッタを倒すぜ アフリカで
    前作を改めて読み直した後、面白さの余韻に浸りたくて著者について調べていたら、続編が出ていた! 前作より学術要素が強い。 研究者の世界では40歳くらいまで若手らしい。 自分の境遇を、世間の物差しで捉えて一喜一憂するのはやめようと改めて思えた本でした。 読み返したい度 ⭐︎⭐︎⭐︎
  • 2025年10月9日
    コンビニ人間
    コンビニ人間
    文章全体にそこはかとない緊張感が漂っている気がして、薄い本なのに読むスピードが遅くなった。 自分に関心を向けてほしくない場合、最善策は周りと同化すること、という村田さんの認識は、朝井リョウさんの正欲と重なるなぁと思った。 読み返したい度 ⭐︎
  • 2025年10月8日
    君たちはどう生きるか
    夏目漱石の坊ちゃんを感じるような、快活、上品な雰囲気でとても好きだった。 後悔することがあっても、自分自身に絶望してはいけない、というコペルくんのお母さんの言葉がとても良かった。 読み返したい度 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
  • 2025年10月4日
    正欲
    正欲
    何度も読み返す必要があると感じた。 私は何もかもマジョリティだけど、“繋がり”について、とても心に響く文章と出会えた本でした。 読み返したい度 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
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