怠惰の美徳
23件の記録
Masaru@masaru__books2025年11月24日読み終わった@ 自宅"私は怠けものです。怠けものというよりは、どんな場合でも楽な姿勢をとりたい性質です。近頃そうなったのではなくて、生まれつきそうなのです。" "「とうとうわしも二塁の曲がり角まで来たか」 と、ある晩お酒を飲み、少し酔って書斎にひとりで坐り、そう呟いた。" ほんとはこの先三塁、四塁、五塁あたりまで続く予定だったらしいこの作家、なんと50歳で急死している。肝硬変だった。飲み過ぎたんかなあ。 この文庫の解説が素敵だ。 "やる気が出ない。働きたくない。できれば、酒を飲んで寝ていたい。 そんな症状にお悩みの方に、この本をおすすめしたい。" 荻原魚雷さんだ。

しのぶ@rum_raisin2025年9月1日まだ読んでる@ 自宅「あの日の開放感を、今も私はなつかしく思い出すのだが、も一度現実に味わいたいとは思わない。床上げの日が嬉しかったからと言って、もういっぺん大病にかかりたい、と思わないのと同じだ。もう病院にかかってはならぬ。」 『終戦のころ』より


- 糸太@itota-tboyt52025年6月22日読み終わったなんだ、このタイムスリップ感は。梅崎さんのことは、恥ずかしながら全然知らなかったのだが、感覚があまりにも時代とずれている。早すぎる。いや、それは私の単なる偏見か。梅崎さんを通して描かれる戦時中の空気は、今でこそ読み返される意味があるのでは。

















