初夏ものがたり
68件の記録
07@cocoa0072026年6月19日再読この季節に必ず読むことにしている。 初夏の海辺の街。雨降る日本屋敷。昔の映画に出てきそうなレトロなホテルや別荘。 大きな事件は起こらない。 だから、ゆっくりとそこに滞在できる。 バカンスしたくなったときにぴったりの小説。


保温@myo-132026年6月13日夜の松林、明治時代の木造洋館、海辺の別荘、それぞれの空間にうっとり。言葉を追ううちに行ったこともない場所が映像のように鮮やかに現れる。初夏の夜が好きな人にすすめたい。
翠@noctambulist2026年5月15日読み終わった故人を一夜だけこの世に呼び戻し、縁ある者との再会を仲立ちする謎のビジネスマンを中心に、静穏ながら異界めいた初夏のひとときが紡がれる。近頃はもう真夏の剣呑な気配がしていて、風情を感じる余裕もないので、尚のこと物語の美しさに救われる心地がした。



- 🪩@mn092026年5月9日読み終わった古本屋で見かけて装丁や酒井駒子のイラストに惹かれて買った。山尾悠子はラピスラズリだけ読んだことある。 初夏のこの時期にちょうど良い、みずみずしさや空気感がただよってくるような文章。 雨の情景の描写で「水の香」という表現が出てきたのが印象的だった。雨や池の香りはイメージがつくが、そういえば水って香りはしないよなと思ったけど、でもなんかわかる感じがする。 「山尾悠子のカメラワーク」というコメントを見たけど確かに独特のカメラワークを感じさせる文章だなと思った。映像化できそうだし、したら良い作品になりそう。 タキ氏の魅力は言わずもがな、、こんなのみんな好きだよ。ただ不思議な力を持っている人なのではなく、五十年前から姿が変わらないという完全に人ならざるものであると分かる描写が出てきたとき嬉しかった。 最近、買った本のなかには別に手元に置いときたいとは思えないなというのもあったので、手元に置いときたいと思える本に出会えて嬉しかった。 他の作品も読んでみようかな。

阿部義彦@xtc1961ymo2026年3月5日読み終わった先々月読んで感想も投稿した、筑摩書房の「幻想文学怪人偉人列伝」で触れられていた山尾悠子さんの小説を初めて読みました。私より6歳年上なので、知っていてもおかしくないのですが今まで知らなかったのが勿体ないくらいの素敵な作家でした、若くデビューして連作短編等を発表した後は、筆を折り表舞台からは退いていたのを、この本の著者の磯崎純一さんの勧めなどもあり、再び筆を取り03年に「ラピスラズリ」で再起して後には18年の「飛ぶ孔雀」で泉鏡花賞も取りました。さて、この本は初期の頃に書いたジュブナイルもので、80年に集英社コバルト文庫に収録されたのだそうです、その頃といえば私は高校3年でYMOのセカンドが前年に出て街はライディーン一色だった頃です!うわー全然知りませんでしたあー。でも今からでも遅くない、次は「夢の遠近法」を読もう、筑摩書房さん有難うだから大好きです。



Tomo@quiet_andcalm2025年9月1日読み終わった夏のはじめに読もうと積んでいたのに、気づけば8月も終わろうとしている。夏ってほんとうにあっという間に過ぎるな…。 個人的には、第三話「通夜の客」がよかった。どこか湿り気を帯びたような文体と、美しい情景描写。酒井駒子さんによる書き下ろしの挿画も、作品全体の雰囲気にとても合っていた。 来年は初夏に読むぞ…!
結城@aori2025年8月24日かつて読んだ初夏に読めばよかったかな。 『飛ぶ孔雀』のときもうっとりしたけど、山尾悠子のカメラワークというのか読者をその世界に引き摺り込んで振り回すような視点の描写が好きだなあと改めて思った。
あるる@aru_booklog2025年5月18日読み終わったあちらの人とこちらの人を一夜だけ会わせるビジネス。ミスタータキの静かで浮世離れした雰囲気が、故人とのありえない再会をより非現実的なものにしている。夏の夜風って何となくあちらの世界と現世を繋ぐ温度感がある気がしている。綺麗な文体だった。





ぬ井(3匹のペンギン文庫)@omomochiroom2025年5月10日読み終わったこの時期にぴったりの物語。4篇ともひと時だけ死者が還ってくるお話だけど、初夏のみずみずしい描写が印象。 日本庭園も洋館もあるお屋敷を舞台に、日本の5月の美しさを描いた「通夜の客」が1番好きかも。山尾作品に出てくる、似たような人たちがわらわらしている描写が好きだな。「ラピスラズリ」「小鳥たち」にも出てくる。 ほかの作品とはずいぶん違って少女小説のような筆致だと思ったらコバルト文庫の収録作品だったんですね。インクルージョンのある鉱物をあらゆる角度から眺めるような気持ちで山尾作品を読んできたけど、この作品は映画を見るようにさらりと読めた。









うみぶどう@umibudou2025年1月8日読み終わったかつて読んだあの世とこの世を仲介する謎の男〈タキ氏〉の登場する連作短編。『飛ぶ孔雀』と比べると断然こちらの方が読みやすくて驚いた。読みやすいけど山尾悠子的世界観はしっかりと感じられる。ところどころ絵も挿入されておりそれも素敵。

- 村崎@mrskntk2024年7月17日何度でも言いたい、「初夏ものがたり」を!!!!!!読んで!!!!! 故人を一度だけ現世に連れてきてくれるあくまでビジネスなクールな案内人、一夜限りの逢瀬、数十年越しに叶う願い、ちょっとわがままな少女に振り回されるクールな案内人とか、そういうの好きなら絶対読んで~~~~~!!!!!!!!



































































