シベリヤ物語

シベリヤ物語
シベリヤ物語
堀江敏幸
長谷川四郎
筑摩書房
2024年7月12日
11件の記録
  • acco
    acco
    @aco_spc032
    2025年6月24日
  • とめ
    とめ
    @m_ake
    2025年6月20日
    ちくま文庫の新刊で気になっていて購入。これが、素晴らしかった。 戦中にシベリアで捕虜になった著者が描くシベリアのはなし。 捕虜だし、シベリアだし、状況は過酷なんだけど、なんとなくほのぼのした感じがある。プリーモ・レーヴィの「休戦」をなんとなく彷彿とさせる。戦争は終わって、しかし帰れなくて、そこで生きるしかない。しかし、すぐ背中に死が忍び寄っている。炭坑での死、逃亡による死…。死がすぐそこにある。 登場するソ連のひとびとも、そしてモンゴルのひとびとも魅力的なんだな。 丸山(だれ?)や、ナスンボ、アンナ。そして「勲章」の佐藤少佐。敗戦後も軍隊の序列を持ち込むばかばかしさと、愚かさを、ユーモアと皮肉たっぷりで描く。 「犬殺し」がまたとにかくつらく… そして、さいごの「にげていく歌」が、また、つらい。 プリーモレーヴィのときも思ったけれど、ユーモアたっぷりに描くことでしか癒されない傷だったのだ…そして、その傷は、どんなに描いても決して癒されないんだ、ということを見せつけられてつらい。
  • 白玉庵
    白玉庵
    @shfttg
    2025年6月11日
  • yukyu
    yukyu
    @250305
    2025年6月8日
  • 青布団
    青布団
    @ofton_ofton
    2025年6月8日
  • aino
    aino
    @aino8
    2025年3月24日
  • Ryu
    Ryu
    @dododokado
    2025年3月21日
  • mai
    mai
    @mai_swan
    2025年3月16日
  • ねり
    ねり
    @dnim249
    2025年3月6日
    堀江敏幸がすきというのもある
  • Rider21
    Rider21
    @pear_313
    2025年3月6日
  • 「人さまざま」 他者について決してわかりきることはない、それどころかそのほとんどはわかるはずもなく、私から見た断片が印象としてあるのみ、という感じ。 その印象が文章になって開放されたとき、小説として成り立つことの不思議さ。
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