海の底に雨は降らない
29件の記録
結@yi_books2026年8月22日読み終わった光莉に可哀想という視線を向けることは簡単だけど、この作品では周りが光莉を可哀想な子としては全く扱っていないところに作者の芯を感じた。『救われてんじゃねえよ』と地続きなのだなと。 光莉にも日比谷にも自分だけの人生があって、その人生と向き合うための小説がある。彼女らにとって、書くことが救いのように描かれていたことが、読者にとっては救いのように思えた。 一気読みだった。





コロ助@kitsune2026年8月22日買った読み終わったテーマ重いのに、会話はユーモアセンスがあってバランスがすごい。救いもあって。何か違ったらこういう人生もあったのかなって。良い読書体験でした。





ほっこりver2@n08k12y27k052026年8月20日読み終わった介護自殺@ 自宅〈所感〉 私的には良本📕 冒頭の始まりが介護、自殺幇助といった暗いテーマながらも、主人公の素直さや明るさに救われ、読んでいてもネガティブにならずに読めた。途中で出てくるクスッとする言葉遣い(山々をマウンテンマウンテンと呼ぶ、など)がでできて、この作品が暗いことだけをテーマにしたいのではないとうかがえる。 厳しい状況でも自分の人生であり投げ出すことはできないし、そんな人に手を差し伸べてくれる人は居る。あなたも、苦しんでいる人に救いをあたえる'ひかり'になってほしい、みたいなメッセージを感じた。 完全なる個人の感想だが、DIR EN GREYの曲Cageを連想した。 〈あらすじ〉 介護していた母への自殺幇助容疑で逮捕された主人公・光莉が、奪われた青春を取り戻そうともがく再生の物語

バナナカプチーノ@bananacappuccino2026年8月15日読み終わった若い注目の書き手さんということで読んでみました。うん、帯に窪美澄さんがコメント寄せるのも納得。あまりにも壮絶な主人公の境遇が、読んでいてつらく苦しいけど惹き込まれて一気読みでした。主人公のこれからの人生が少しでも良いものになるようにと祈らずにはいられない。


yt@yt2026年7月25日読み終わった「だれかの人生を奪ってでも書きたいと思ったら、それはその作家が『書くべき』小説なんちゃいますか」(p78) 小説家が小説家を描くとき、緊張が走る。 何かが開陳されるのではないかという予感だ。 小説で世界は変わらない。 でも世界の物語にカウンターを当てることで、少しずつ上書きしようという挑戦があった。 「わたしと父のあいだには、過去しかない」(p256) 逃げるというコマンドを表示させること、表示されてもそれを選ばないこと。 ほんとうのことを見極める旅に連れて行ってもらえそうな予感。









💐🫧@Mofuri_082026年7月19日読み終わった“どこかでズルッと足を踏み外してたら、あたしはあの子になってたし、あの子があたしの場所にいる可能性もあった。そういうの、光莉もわかるやろ? ” ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 20歳。介護歴10年。拘置支所に半年。 自殺幇助の疑い。 執行猶予付き有罪判決。 物語をつむぐこと。 自分のことを自分で書き出すこと。 それは救いになるのか。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 上村さんの最新刊で、初の長編。書店で見かける度に、あーどうしよう読みたい、買おうかなどうしようかな、と悩んでいたけど、図書室で見かけて、爆速で借りてきた。 『救われてんじゃねえよ』からの好きな作家さん。文章が強い。逃げない。 久々に夢中になって読んだ。夢中っていうのは、こういうことか。光莉が選ぶ人生が、どうなるか、没頭して読んだ。すごい考えさせられるし、学びもたくさんあった。自分の立場では考えられないからこそ、難しい。 ヒビの熱量すごいな。これからも2人遠くからバチバチしてて欲しいな。





















