源氏物語 1

29件の記録
- 菜穂@mblaq_08252025年4月29日読んでる本のある暮らし積読家読書会にて「桐壺」「帚木」読了。 谷崎潤一郎訳で既に読んではいますが、角田光代さんの訳で読み直してみるとだいぶ読み飛ばしていたことが発覚。 特に雨夜の品定めのところは、こんなに色んなことを語っていたのかと驚きました。 読書会がシリーズ化されるようなので、続きを読むのが楽しみ。
- 図書委員の歩き方@numo_book2025年4月29日まだ読んでるメモ 【末摘花】p.269 夕霧のはるるけしきもまだ見ぬにいぶせさそふる宵の雨かな (夕霧の晴れる気配も見えないように、あなたが心を開いてくださる様子も見えません。その上、今宵の雨にいっそう私の気持ちは滅入るばかりです) 素敵な和歌だなと思いました。
- 図書委員の歩き方@numo_book2025年4月24日まだ読んでるメモ 【夕顔】p.142-143 光君 優婆塞(うばそく)が行ふ道をしるべにて来む世も深き契り違(たが)ふな (修行する人の仏の道にしたがって、来世でも、2人の深い約束に背かないでくださいね) 女、夕顔? 前(さき)の世の契り知らるる身の憂さにゆくすえかねて頼みがたさよ (前世の宿縁のせいでこんなにつらい身の上であることを思うと、未来のことも頼みに出来そうにありません)
- 図書委員の歩き方@numo_book2025年4月23日読み始めた去年、光る君へにはまり毎週日曜日の夜を楽しみにしていました。 源氏物語は学生の頃に授業で少しかじったぐらいだった為、きちんと読みたいと思っていました。本屋さんでみかけ購入。 女性の登場人物が名前ではなく、役職?や地名などで書かれているらしいと最近知りました。 そうだったっけ?と半信半疑でしたが今のところそのようで、寂しいものだなぁと。
- くも@n_o2025年3月20日読み終わった2025年3月読了本文章がやわらかいので読んでいて気持ちよく、堅苦しい表現がないので普通の小説のようにするすると読むことができた。 この文庫本に入っている6帖までで好きなのは、光君と頭中将の関係性。ライバルでありながら良き友人といった感じで、2人の会話の最中はほっとひと息つけるようなそんな感じがする。 末摘花の帖もやはり好きで、容姿にしても和歌の出来にしても衣類や文に使う紙のセンスにしても、とにかく酷い書かれよう。私は、そんなに言わなくてもいいじゃん!と少し末摘花の方に肩入れして読んでしまう。源氏物語を読んでいた当時の読者は、末摘花を笑っていたのだろうか、それとも私と同じように同情しながら読んでいた人もいたのだろうか。
- わたぬき@wtnk732025年3月14日読み終わった学生の頃に古典の授業で少し触れて以来、気になりつつもやっぱり少しハードルが高くて手を出せなかった源氏物語。私の好きな読書家の方が角田源氏が読みやすくておもしろい、と言っていたのでチャレンジしてみた。 結論。おもしろい!なんとなく有名なところだけぼんやりと知っている、くらいの知識なので、改めて初めから光源氏の生い立ちを追っていくと「ふむふむ。とにもかくにもこの世のものとは思えないほど美しく立派な方とされてるのね光る君は。」ってなるのだが、どうにも私にはこの光る君が身勝手に思えてならない……(笑) まあそもそも時代的に男性優位だしやんごとなき方だからそりゃある程度の勝手も許されるし、今とは文化も何もかも違うので当たり前なのだろうけども、だとしても、そういう勝手な振る舞いすらも許してしまうほどの美しさってもうどれだけの美の暴力なんだ(笑)
- くも@n_o2025年3月14日読んでる訳者は角田光代さん。源氏物語を読むのを難しくする敬語を、あえて取っ払って訳したとおっしゃっていた。上級者はきっとその敬語をも楽しむのだろう。いつかとは思いつつ、まずは全体の話の流れを現代小説のように楽しみたくて角田源氏を読んでいる。
- よみむすび@read-holic772025年3月8日読み終わった眩く輝く源氏の君、雅な平安の世界。 昔はモテ男のお話、程度の認識でした。 ちゃんと多くの女性たちは雑に扱われたなら拒絶の姿勢を示していることに驚きを感じた。当時の社会的地位を思うと心痛く、切なくなる。