遮光 (新潮文庫)

55件の記録
種まく人@autuak_3y2026年8月21日読み終わった事故死した恋人の小指を持ち運ぶ主人公。彼は恋人の死に抵抗するために指を持ち運び、嘘を吐く。感情が爆発し、人を殺めた時ようやく彼は恋人との世界に到達することができる。喪失と再生の物語。
雫石@haworthia_cooperi2026年8月14日日記語弊があるといけないので追記しておくと、 気持ち悪いって表現使ったのは物語の世界から受けた素直な印象とか感情としての言葉がそれだったからで、登場人物の人間性を否定してる等の意味ではないよ 美紀ちゃんとの関係も、主人公の本心がわからないから虚構だった様にしか見えなかっただけで二人の中で成立しているなら本来問題ないものなんだけど、でもそういう部分に気付く主人公ならおそらく”ごく普通の一般的な小説”に着地するんだとも思う 作中ずっと汎用的なものに憧れてるのにすごい皮肉よね(笑) 音楽の時もたまに言ってるかもだけど、魂を揺さぶられるものとの出会いはどういうベクトルであったとしても人生を豊かにしてくれると思う、 人間として生まれた事による矛盾や葛藤みたいな純文学的な醍醐味を、指以外特別な事がない当たり前の日常の中に落とし込んでるのがリアルで好でした おすすめ感謝ᵕ̈
雫石@haworthia_cooperi2026年8月12日読み終わった読み終えました📖´- なんで指になるまで気付かないんだよ本当にバカだな(笑) 警察の描写で鬱発病した時に抱えてた罪悪感が久しぶりに帰ってきた、どんなに克服しても誤魔化しても自分からは絶対に逃れられない とても気持ち悪くて良かった!人類すげー! 自分から見たら美紀ちゃんへの想いは”典型的”な姿への陶酔と両親失った時のトラウマから来る執着に感じたけど、もし次があるならその時はちゃんと生きてる間に気付けたらいいね 濃度次第だけど腐りかけの小指程度のホルマリンじゃおそらく致死量には至らないと仮定して
雫石@haworthia_cooperi2026年8月11日読み始めた今半分弱くらい 自分の事なのに他人事みたいな感じで進んでいくのが不思議 実際のケースだとただの恋人じゃおそらく勝手に対面出来ないよなみたいのが気になって調べちゃう現実主義、Geminiにすんごい心配されましたとさ(笑)
雫石@haworthia_cooperi2026年8月11日まだ読んでるさっきまでまたちょっと読んでたけど、所々自分も過去指とあんま変わらん扱いされてたかもしれないと思う部分あって思い出しおこ ( ᷇ᵕ ᷆ )💢w 私はいつもちゃんと生きてますよー(笑) もうすぐ終わる、感想はちゃんと全部読んでからのつもりだけど続けてもっかい読み直そうか迷ってる
雫石@haworthia_cooperi2026年8月11日読んでるずっと一緒にいたい的なヤツについて、 いつか絶対に命が尽きる以上不可能だと思うからこれまで一回も自分から言ったことないし、 言われた側の経験としても”ずっと”も”一緒に”も言うヤツに限って疎かにするから信用ならない言葉筆頭だと思ってる(笑) 残り3分の1!
あざらしさん@mcsk3352026年8月8日読み終わった借りてきた知人のおすすめということで借りて読んだ。 純文学をあまり読まないので新鮮。 終始陰鬱な雰囲気で進むけれど話はすっと入ってきて、主人公の行動や考えは全く自分とは異なるはずなのに、なぜか理解できる側面がある気がして少し怖くなった。 本当に耐え難い苦しみに直面したときに、自分はそれを乗り越えていわゆる正しい方向へ進めるのかどうか考えさせられる。 主人公の幼少期に出てくる光の表現が作品全体の中で印象深く、ここが本人の根幹にあたる出来事だと確信を持てるのが綺麗だった。
アルト@jako56562026年5月7日読み終わった『私の消滅』を読んだとき、数日間浮かび上がれなかったので覚悟がいった。 ある意味で、今回の方が突き刺さって長い間抜けそうにない。 そうしないと生きていけないから。 人を不快にさせるから。 悲しさに潰れてしまうから。 「虚言」が生きる術になることもある。 それを重ねて重ねて、どの姿が本当の自分か分からなくなったとしても。 彼女の消失は彼にはもう耐えられなかった。 でも瓶を残したことで、死に対して自分を欺けなくなる。

神経@cyr272026年5月1日読み終わった旅行先で読みました。 中村文則さんの作品をそこそこ読んできたからか、ラストの描写が予想通りでした。 主人公の行動が全体的に受動的に見える部分が、中村文則さんっぽくないと感じました。大体の作品の主人公たちはなにか猛烈な衝動に駆られていることが多いので、そういう意味では新鮮でした。この作品の主人公の自我の有無が不明瞭で不気味でした。
- ansi@ansi41502026年3月28日読み終わった暗く冷たいまま進んでいくのが心地よかった。ありたい姿を演じ続けていくと、自分の輪郭が分からなくなっていく。ある妥協点を探すのが大事? それともそのままの自分を受け入れられるようにする?


チャイ@chai_cat2026年2月24日読み終わったまるで第三者目線のような描き方、太陽の描写で「異邦人」を思い出した。 同時に主人公は空想・虚言というペルソナの下でないと生きられない、そういうふうに育ってきたと見られ。 さらには恋人も亡くしたのかと思うと… 彼が救われるのはどこなのだろう。

ne3ui@o-akubi2024年10月25日読み終わった無機質な文章のせいか古典を読んでいる気分になったのと、突飛な設定に終始お話から一歩離れたところで読んでいる感覚だったのだけれど、ラストシーンと中村さんのあとがきで涙が出てきた。苦しみの渦の中必死に抗うこの青年のお話に、救われる時が今後もきっとあると思う。私に限らず。
- 夜井@beginner_reading1900年1月1日読み終わった書き出しで興味がそそられた。この主人公は瓶を黒い袋に入れて大切に扱っている。主人公が周りの人に良いように扱われるように嘘をついていく過程がなんとも言えなかった。全体を通して、現実逃避、衝動、狂人といった感じだった。話は同じ著者の『銃』に似ていた。過去の経験から気持ちを偽ることに慣れてしまって本当に大切な人との生活も演技だったということにしていたが、失ってからはまだ生きているという定にしないと精神が持たないというくらいだった。





































