三姉妹と両親、大人になってからのそれぞれの生き方 それぞれの人生の中にある大人になっても集まれる実家が印象的だった

気持ちの良い景色の中で、おにぎりのキッチンカー。爽やかな情景とか美味しいおにぎりで元気になる感じとか、心で感じることができる物語だった

東京蚤の市の物々交換の本棚にて選んだ一冊 生死を彷徨う死の間際で、登場人物がここまでの人生を紐解いていく 重い話かと思いきや、じっくり落ち着いて読み進められて、最後はほっと肩の力が抜けた 自分ではなかなか選ばない本 この本を譲ってくださった方に感謝

大好きな直島が舞台のストーリーは、実際に見た光景を思い出しながら読んだ どの章にも実在する（した）美術館が出てくるのがとても嬉しい

1冊目が面白かったので、2冊目のこちらも ラストの章で、これまでの物語がつながり伏線回収具合が気持ちよかった 1冊目に続き登場人物が前を向いていく姿に気持ちが明るくなった

夢を自分の手で握り潰すかどうか。 ストレートな表現にぎゅっと苦しくなったけど、今のタイミングで読めて良かった「失せ物いずるメンチカツ」

掲載されている喫茶店でコーヒー飲みながら一気読み 同じコーヒーといえど、お店によって背景や想いは様々 喫茶店で時間を忘れてゆっくりしたくなるね

不本意だったりどうしようもなかったり 受け入れなければいけない場面は誰にでもある 穏やかさの中に登場人物が背負っているものや葛藤を感じた 泣けるタイプの本かなと思いきやそうではなく向き合いながら読み進めた本

全く重くない雰囲気で綴られているけど、歳を重ねた先、同じ境遇になったらこんなに前を向いて進んでいけるのかと考えてしまう まずは自分の周りの人を大切にしてて生きていきたいと改めて

あぁなんとなく分かるなぁと小中高大、それぞれの時代の女子ならではの友人対人関係 空気感とか気遣いとか時には後ろめたさとか、文章からリアルに感じられて一気読みした