カフカ短編集
22件の記録
- W7Ed@4nTeG00N2026年3月25日買ったまだ読んでる敷居が高かったけど(岩波文庫なら尚更な感じがしてて、でも読むなら岩波で読んでみたいなって漠然と思ってて)で、勇気を出して手に取ってみたら、表紙に〝短編だし、寓話として楽しんだらいいから!“(誤読かも)みたいに書いてあって思わず買い。 はい、意味不明〜。だからこそのカフカだな、と。意味不明に出くわさない人生って、なんてつまらないんだろうと思わされるほど、自分の中の何かがぐらぐらとする。目眩にも似た感覚。分からないから自分のことも考える。会社の意味不明な上司のこととか、分からないけど考え続ける。理解不能に出会うことの価値について考えてしまう。なんて自分は了見の狭い、世間の狭い、想像力の乏しい人間だろうと、思い知らされる。 高校生のわが子にもすすめてみた。読解力をつけましょう的な、メタファーを探る的な、教科書的な価値観を、とりあえずがたがたと崩れて、谷に落ちてこっぱ微塵になって、疑問しか残らないとかなんとかなんとか、正道を歩くのと同時に、不条理に是非出会ってして欲しくて。いつか、何か共有できたらいいなぁ。


縦@tatesenyoi2026年2月13日読み終わった個人的に『判決』という短編がカフカの作品の中で一番心に心に刺さるものであったが今回別訳作品を見て、また作品の違う一面を見れたように思う。 カフカ断片集、短編集(新潮社版)にて読んだ作品と重複する作品が多かったが、訳し方の違いを楽しむ事が出来た。作品の後味や曖昧にされていた箇所が断定的にされていたり、登場人物の台詞の訳にも様々な解釈が見られて読み応えがあった。 寓意を喩えと訳していたのが特に印象的で、この短編も個人的にはお気に入り。 解説の方ではカフカに対する様々な考察や近文作家(宮沢賢治や内田百閒)の作品が引用されており、なるほど......となりつつ、カフカの作品もまた文学史における一つの転換点だったのかなと、まだまだ彼の作品を読み進めて行きたい。


















