短歌のガチャポン
35件の記録
やぎねこ@calicocapricorn2025年12月22日読み終わった今日君が持ってる本を買いました。もう本当のさよならなんだ(福島遥『空中で平泳ぎ』) 鯨のなかは熱くて溶けてしまいそうと輪廻途中の少女は言えり(渡辺松男『自転車の籠の豚』) 配色のおそろしきこの食卓へ残雪を踏みやってくるひと(錦見映理子『ガーデニア・ガーデン』) ラジオ体操の帰りにけんかしてけんかし終えてまだ8時半(伊舎堂仁『トントングラム』) 誤植あり。中野駅徒歩十二年。それでいいかもしれないけれど(大松達知『アスタリスク』) 履歴書の学歴欄を埋めてゆく春の出来事ばかり重ねて(五島諭『緑の祠』) 白梅の香り立つ道ドライブす来たことあるねと亡き妻が言う(村上理一『日経歌壇2011年4月3日』) わが仕事この酔ひし人を安全に送り届けて忘れられること(高山邦男『インソムニア』) ガラス越し新生児らの歳を足すみんな合わせて56日(田中有芽子『私は日本狼アレルギーかもしれないがもう分からない』) 奇数本入りのパックが並んでる鳥手羽先の奇数奇数奇数(同上) 永遠に沖田よりは年上で土方よりは年下な気が(同上) 虚数なのかもしれないね 薄日さす月曜日には渚へ向かう(桜木裕子『片意地娘』) 午後九時のロッカー開く時ふいに鰐飼う家のひとを浮かべる(小守有里『素足のジュピター』) 友人らを撮りし写真を整理して一冊の昆虫図鑑をつくる(松平修文『原始の響き』) 幾何学模様の晩夏光に剥がれゆく貴女の捲れるところに波立つ千の透明な付箋(石井僚一『死ぬほど好きだから死なねーよ』) ミルクティー見ているだけで眠くなる万有引力強まる秋は(松田梨子『リコピンがある』)

Hideyuki Kato@orangejuce_16182025年9月21日読み終わった例えばこんな短歌が載っている。 (7×7+4÷2)÷3=17 杉田抱僕 かっこなな/かけるななたす/よんわるに/かっことじわる/さんはじゅうなな。 と読み、目に見えない短歌となっている。 だからなんだと言う人もいるだろう。しかし私は、短歌って自由だなと感心してしまいました。

ニチカ@10942025年7月30日読み終わったいろんなひとの短歌が読みたくなって、何気なく手に取った本。気になっている歌人さんの短歌がいくつかのっていてうれしくなった。そして穂村弘は相変わらず解説がうますぎて震える。 とくに好きだった短歌をふたつ。 p144 イルカがとぶイルカがおちる何も言ってないのにきみが「ん?」と振り向く / 初谷むい p148 本当はメロンが何かわからないけどパンなりにやったんだよね / 砂崎柊


annamsmonde@annamsmonde2025年4月2日読み終わったいろんな人の短歌と穂村弘さんの解説があって、共感したり発見したり読み方の勉強にもなる。 31文字で切り取られた日常や思い出が、懐かしかったり切なかったり、自分の何かに重なるのが不思議で短歌は楽しい。
そ@__sososo102025年3月24日読み終わった本、というか文章を読みたいが時間や心にゆとりがない時に数ページ読むのにちょうどいい。しみじみとする短歌もあればクスッとしてしまうものもあり、限られた字数の中に言葉を収める難しさと、言葉が持つ表現の奥深さを知る。



















