さみしい夜にはペンを持て

14件の記録
- えびちり@ebichiri2025年8月27日読み終わった表紙とタイトルで絶対読むべきと直感が言っており、やっと図書館で順番が来た。待っていた甲斐があった本だった。 物語の中でのタコジローの悩みや言葉が、まるで私みたいだった。具体的な内容と思ったことは、ちょっとゆっくり整理して書きたい。 日記が続かない人、自分ってなんだろう?と考えちゃう人、なんだか人生何もかもどうでもいいやって思っちゃう人は一度読んでみてほしい📖私は小学生の頃にこれを読みたかったなぁ 途中途中で絵本のように装飾されているページ構成が好きすぎて、もっとこんな本が出てくれないかなと願ってる🪐 海の世界だから、"泳げメロス、吾輩はウニである、イカソの「ゲロニカ」"みたいに名著名作も海バージョンになってるのかわいい🐡🐠🐠
- ひとり@hitsuji-zzz2025年8月22日読み終わった少し前に話題になってた本かな? ずっと気にはなってたけど、出かけた先で時間を潰すためについに購入。 すごく良かった。 何にでも懐疑的な人間だと思ってるんだけど、すごくすっと頭に入ってきて響く言葉が多かった。 なんなら最後に泣いた。 もういい年だけど、もっと考えて生きていきたいと改めて思った。 文章は、仕事でも最近AIにみてもらうことが多いけど、簡単な言葉ならそれでも良いかもしれないが、自分でもっと考えることを大事にしたい。
- May@May_052024年8月31日読み終わったこころの本棚「13歳から読める『自分との人間関係』を構築できる本」とのこと。 うみのなか中学校に通うタコジローが、ヤドカリおじさんと出会って日記を書きはじめる、というストーリーを通して、自分と向き合う方法がとても丁寧に説かれている。 ヤドカリおじさんは、口下手なタコジローの話にじっくり時間をかけて耳を傾け、一緒に考え、わかりやすい言葉で答えてくれる。 私も、こんなふうに自分の話を聞いてくれて、こんなことを教えてくれる大人に出会っておきたかったな、と思った。 私にとっては、この本が「ヤドカリおじさん」になってくれた。 そしていつか私も、誰かにとっての「ヤドカリおじさん」になれるといいなと思った。 これは、いつか自分も誰かにとっての「ヤドカリおじさん」になれるといいなと思える、大人向けの参考書でもある。 考えを言葉にすることとか、書くことって、すごく面倒くさい。 けれど、それこそが自分と向き合い、自分を知るための一番の方法だ。 ことばのあかりに照らされた階段を、どこまでも降りていく。自分の意思で。 私も日々の献立やタスク管理のついでに7年ほど日記を書き続けて、なんとなくだった目的と意味の輪郭線が、この本を通してくっきりと見えた。 今の自分が書く日記の向こうには、未来の読者である自分がいる。 その意味がわかると、日記を書くのが苦ではなくなる。 私が続きを読みたいから、私が書く。 さみしい夜にはなおさら、さみしくなくても、ペンを持ち続けよう。 それは自分の頭で考えること、答えを出すこと、 自分を知り、向き合うということ。