美しい距離
23件の記録
aino@aino82026年5月3日読み終わった序盤の「会話と同じように、金の動きは人と人を繋ぐ。金は数字でできているが、人文系が必要とされない分野とは思えない。金もコミュニケーションツールだ」という文章にしびれた。 夫の一人称で、語り口調がやわらかく、重いテーマでもどんどん読んでしまった。これまでも予後があまり長くない親戚を見舞ってきて、これからもそういうことはあるだろうと思う。そのときに夫の語りを思い出したい。看取りの場に居合わせることが全てではないことに励まされたけど、反発する人もいるだろうと思った。 「医者との付き合い方を考える病院小説」って帯にあるけど違う気がする。確かに医者との付き合い方も考えるけど、会社と看護の関係とか、これまでの仕事などのつながりを治療しながらも保てるかとか、家族や本人の気持ちはどうなのかなどを考える作品だったと思う。総合して病院小説か…?


_toooofu@_toooofu2026年4月30日読み終わった誰しも、いつかは必ず命が消えて無くなる。そんなことはわかっているはずだが、なんだか人ごとのように感じてしまう時がある。それは、少し怖さを感じるからなのだろう。もし、自分が向き合うときが来たとき、この本をまた手に取る気がする。

マチダ@mtdch2025年10月11日読んでる患者家族の思案や内省を、小説というフィクションの物語を通して辿らせてもらえるのは、ありがたいことだなと思う。これもひとつの距離なのかもしれない。 医療や看護を担う人たちの応対について感じる不快や不安について、「こちらの感受性の問題かもしれない」という内省が繰り返されている。 「こちらの感受性の問題かもしれない」と思うとき、きっとその前に「こちらの感受性の問題ではないだろう」という思いが生まれているはずだろうと思う。


nessie@nessieayako2025年6月10日読み終わった誰かの物語に巻き取られそうになるときのざわざわした気持ちを思い出した。夫さんの持つ他者との距離感覚の清廉さに一種の癒しのようなものを感じた。


















