本を贈る

20件の記録
- 八太@reads_07072025年8月19日読み終わったかつて読んだ好きな芸人、こたけ正義感さんが薦めていたのを見て読んでみた。 本を愛する、本に関わる人たちが描いた文章たち。 この本を読んでみなかったら知らなかった、本に関わる仕事たち。 本ってすごいんだなぁと思った
- ヨル@yoru_no_hon2025年8月17日読み終わった読了@ 自宅ぼくがつくりたいのは、ただ読むためだけの本ではない。そうではなくて、家に大切に持ち帰りたくなるような本、誰かに贈りたくなるような本だ。 本屋さんで出会って、気になって、自分へのプレゼントのように思って、レジに持っていく。そして、抱えるようにして家へ持って帰る。 読むのはいつでもいい。気が向いたときにページをめくればいい。 それよりも、部屋のどこに置くか。本棚があれば、どの本の隣りに並べるか。 じゅうぶんな本棚がなければ、食卓の近くか。それともベッドの近くか。とっておきの陳列棚があればそこに。なければどこかに。 そのたいせつな本は、あるいは、友人の部屋のどこかへと運ばれていく。(p.10~11より)
- 𝘪𝘯𝘰𝘳𝘪@fysminr2025年4月13日読み終わった@ 自宅よかった! 藤原隆充『心刷』の章にあったように、この本の奥付には印刷所、製本所、校正、装丁・装画、編集・本文組版を担当した人の名前がひとりひとり記されていて、素敵だなと思った それと奥付の著者の項ではすべての著者名にルビが振ってあり、ありがたかった 牟田都子 『著者の頭の中で濃い靄のように渦を巻き、うごめいている不定形のものがペン先(キーボード)を伝って紙(ディスプレイ)に流れ出すときにこぼれ落ちてしまうものがある。いびつな形のままに固まってしまうものがある。「ほんとうはこう書きたかった」という形は著者の頭の中にたしかにあるはずなのに、ゲラがそれに追いついていないように見える。そんなときにどうすれば著者の頭の中にある形のことばに近づけられるのかと、想像力をふりしぼるのが校正なのではないか。その行為は「読む」というよりも、まだ形になっていないことばに「耳をすます」というほうが近い気がするのです。』 若松英輔 『人生の暗がりは誰もが経験する。そこから脱け出るための光を人は書くことで自分自身に贈ることができる。』