みなも
@minamo_books
- 2025年7月11日私のものではない国で温又柔読んでる「私はよい外国人?」の編の中で紹介されている、ニケシュ・シュクラ『よい移民 現代イギリスを生きる21人の物語』の一部。 人権を踏みにじる発言が平気で飛び交っている今のこの日本の現状が本当にいやだ。 "私が可能な限り勤勉で感じのいい人間になるだけでは、同級生の黒人観を変えられない(……)私は、彼らが考える法則を証明する例外になっただけだった。私がこのことを認識したのは、ある友人とパブで食事を取っていた時だった。彼は突然、移民に対してびっくりするような暴言を吐きはじめ、私が、自分や自分の両親も彼が侮辱している人びとと全く変わらないと指摘すると、彼は「僕は君のことを移民とは見てないよ、ムサ。君のことは友人だと思っている」と言った。" (温又柔『私のものではない国で』p.164) "本書に収められた、美しく、力強く、毅然としたエッセイをお楽しみいただく前に、本書のタイトルについて手短に触れておきます。(......)この国で有色人が負わされている最大の重荷は、私たちがポピュラー・カルチャーで活躍したり、競技会で勝利したり、おいしいケーキを焼いたり、良心的な医者になったりすることで、人びとの意識の中の一線を越えて「よい移民」になるまで、社会は私たちを「わるい移民」――仕事泥棒、福祉手当にたかるやつら、ガールフレンドを盗む連中、難民――とみなしてくることである (......)私たちはその重荷を背負うことに、もううんざりしているのです。" (同p.165)
- 2025年7月4日
- 2025年7月1日
- 2025年7月1日
- 2025年6月30日夫婦間における愛の適温向坂くじら読み終わった
- 2025年6月29日
- 2025年6月29日
- 2025年5月11日私のものではない国で温又柔読み始めた@ 珈琲館 銀座中央通り二丁目店文フリ東京へ向かう前に、珈琲館のモーニングで腹ごしらえ。人が少なく落ち着いていてありがたい。 はじめての温又柔さん。大切に読みたい。
- 2025年5月11日
- 2025年5月10日私のものではない国で温又柔買った@ BREWBOOKS
- 2025年5月6日読んでる自分で日記を書いているときよりも、他者の日記を読んでいるときにむしろ、まだ言葉にならず埋もれている自分の片鱗を発見することがある。 他者が抱いている身体感覚は、こうして言葉に翻訳されてはじめて、そのわずかが共有可能なものとなって自分の身体感覚と呼応する。それって実はとてもすごいことなんじゃないか。 いつものようにわたしの身体や心に起こったことを言葉にする行為も一種の翻訳なのではないか、そんなささやかなひらめきのようなものが頭の中ではじけた。わたしは文章を書くのが好きというより、自分の感情を言葉を通して翻訳する行為が好きなんだ、とはじめて気づく。それはカラフルな喜びに満ちた発見に思えて仕方がなかった。(p.61)
- 2025年5月4日
- 2025年5月3日胃が合うふたり(新潮文庫)千早茜,新井見枝香読み終わった久々の読了記録。 先月はぜんぜん読めなかった…… 巻末の鼎談にもあったけど、美味しそう! このお店行ってみたい! では決して終わらせない、愉快な読み心地がつづく往復エッセイだった。
- 2025年4月19日
- 2025年4月6日
- 2025年4月5日胃が合うふたり(新潮文庫)千早茜,新井見枝香読んでる二人で一緒に「食べたもの」ついて語られるのかと思いきや、それ以上に、食べ物を前にした自分と食べ物の向こうにいる相手、その関係性を面白がっていることがメインの読みどころみたい。心地よい裏切り! 一緒に食べるから美味しいね、とかでは全然なく、食べ物には各々が黙々と向き合っていて、それでいて一緒に食べれば食べるほど強く結びついていく関係、そんなことあるんだ、「胃が合う」んだ。二人にとって、食べ物は人間関係の潤滑油では決してないんだなあ。 読んでいて非常に楽しい!
- 2025年4月4日短歌の時間東直子買った@ BOOKSHOP TRAVELLER(ブックショップトラベラー)短歌は詠んだことがないし、読んだ経験も乏しいけれど、題やテーマから思い浮かぶ記憶や情景や感覚に、わたし自身じっくりと浸ってみながら読めたらと思って。
- 2025年4月1日THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法ダニエル・コイル,桜田直美借りてきた読み始めた新入社員の研修担当をすることになり、私なんかがと不安ばかりが先行していたけど、自分にできることは安全な環境を整えることだなと、心の準備ができてきている。がんばらせないことと、私自身もがんばらないこと。
- 2025年3月29日かかわり方のまなび方西村佳哲買った@ 透明書店
- 2025年3月26日見て楽しむ ことば図鑑みっけ,天野慶買った@ 文禄堂 高円寺店日記を書いているといつも同じようなこと言ってるなあと思うことが多いので。 ことばを知ることで掴めるようになる感覚がある(まずは言葉をストックする必要がある)ってことは、たしかいちばん最初に内田樹さんの本で読んでなるほどなあって思って。 最近になってまた、小沼理『10代からの文章レッスン』の宮崎智之さんの文章を読んで、やっぱり語彙を増やして「感じられることができる範囲」をちょっとずつでも広げていきたい、と思ったんだよな。
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