美徳のよろめき
27件の記録
猫眠@cat_rose2026年4月17日読み終わった初めて三島由紀夫の小説を読み切った。 主人公に感情移入しすぎて、途中感度も土屋を憎く感じてしまった。 表現の仕方や書き方がとても好みだったので、他の小説も読んでみようと思う。
- はる@HALRUNMAN2026年2月26日読み終わった女性目線の描写が素晴らしかった。川上未映子の短編か?ってくらいドロドロしてた さすが三島由紀夫と云うべきか、男性目線で見る男性、女性目線で見る男性……それから、男性目線で見る女性はもちろん、なぜか女性目線で見る女性の像も、川上未映子の面影を感じるくらい、女性的であった

- かも@kahooooooooooo42026年2月1日読み終わった『私の苦しみは、もしかすると私一人きりのものだったのではないかしら。すべては私一人の上に起った出来事だったのではないかしら。……』 そうなんだよなーー。そして土田も本気で愛していた。彼として。掻爬の箇所は苦しいけれど、三島がそれを描いていたとは。男が書く掻爬。
いぷしろん@ypsilon2025年5月18日積読中【三島由紀夫生誕100周年•著作権切れまで待ちきれない】 “よろめき”が流行語になるほどの作品って、どんなだろ? 『あの本、読みました?』に感化されて。
nina@27nina1900年1月1日かつて読んだ三島、読みたいな と思って薄っぺらかったこの子を手に取った この薄さは心強い この薄さですごい内容の濃さだったけど 関係のはじまりのふわふわしたあの感じをもっと吸っていたかったけど三分の一でもう不穏な空気に傾いていくのもんどりうって悶えてしまった
咲@mare_fecunditatis1900年1月1日読み終わった「ちゃんと着物を着て御飯を喰べるのって不味いな。僕は真裸で喰べるのが好きなんだ」 「一人で?」 「君って子供なんだね」と土屋は偉そうに言った。 この一言はかなりあとまで節子に影響を与えた。 そんな情景は今までの彼女には想像も及ばぬ奇観であった。 節子の躾が、無邪気に讃嘆の叫びをあげていた。 何というすばらしいお行儀のわるさ! 二人は体の上に焼けたパンの粉を平気でこぼし、銀の珈琲ポットの熱さにあわてて脇腹を引込めたりしながら、朝食を摂った。 それは決して淫らな食事ではなかった。 むしろ子供らしい無垢な朝食だったと云っていい。 私には、時折、生身のものからすべからく距離を取りたい衝動がやってくる。 そういうときに三島由紀夫が救ってくれる。 こんなにも浮世を離れた男女の描写って、ない。 情欲によろめき不貞をはたらくことを、こんなにも潔癖なほど陽の光にさらして書き起こしてしまえるのは、なぜなのだろう。 「女神」に、女が美しく見えるのは見る側に欲望があるからだ、という描写があった。 その言葉に乗るのであれば、三島由紀夫が女を見るときにこれっぽっちもその目に欲望を乗せていなかったということがわかってしまう。






















