逝きし世の面影

15件の記録
- 🌾@kanaho_32025年9月26日買った読んでる文庫よりちょっとだけ大きくて厚くてなかなか読み進められてなかったけれどこちらも今号の暮しの手帖で紹介されていて読み進めたい気持ち再燃。以下紹介文。 小さい頃から不思議だったんです。江戸時代まではみんな着物だったのに、いつどうやって洋服に変わったんだろ そんな私が「かつての日本を追い求める本」を集めるきっかけとなった名著がこちら。本書は江戸から明治に変わる頃に来日した外国人たちの証言や記録を集め、昔の日本がどんな国だったかをひもときます。「ひとつの文明が滅んだ」とどの人も書いていて、異邦人だからこそ気づけた日本の姿が様々な切り口から語られるのが面白いんです。 関東大震災までは、東京に江戸の面影があったそうなのに、令和の今昭和の景色ですらほとんど残されていません。やっぱりどの時代も永遠じゃないんですよね。世界史では約200年で1つの国が滅びることが多い。今年で昭和100年。今がどんな時代なのかを考えるにも有益な一冊です。 (暮しの手帖 38号 あの人の本棚より第27回 取材・文=柏田花)
- いっちー@icchii3172025年8月13日気になるもともとタイトルは知ってたけど、甲野善紀氏「今までにない職業をつくる」p199に 「日本の政治形態の要点は、権力と富を離したことだと思います。だから外国人から見ると、身分が上の武士の方が青白い顔をして窮屈そうで、庶民の方が本当におおらかで楽しそうだったといいます。世界中でこんなに下層の民が楽しそうに暮らしているところは日本以外なかったと幕末に来日した西洋人は驚いたそうです。」 という話がこの本に詳しく出てるとあって気になった。