荻原規子作品を読んだのは空色勾玉シリーズ以来 第一印象で西洋風のファンタジーだと思っていたので、アラビアンナイト風の世界でびっくりだったがラストで納得

文体もお話も素敵なんです。でも自分のせいで読めなかった。

夢中になって読んだ思い出。 アラビアンナイトを知るきっかけになった。

この作品に限らず荻原規子さんの小説は、単純におもしろいファンタジーと思って、ひたすらわくわくと読んでいると、終わりごろや途中で、思いもかけない深淵さに出くわすことになる。 今回は物語の内と外について、時間や存在とはなにか、最後の15ページくらいで目が覚めるように描いてくれた。このストーリーをそんなふうに締めくくれるのはすごい。あらすじにしてしまうと肩透かしなはずなのに、実際に読むとよく納得できるし、言葉にして明かしてくれた！という晴々とした気分になった。

睡眠5.5時間 ＠家のダイニング フトアゴヒゲトカゲと日向ぼっこしながら30分くらい読んだ。眠くならない。 荻原さんの書く主人公みたいな思春期でいたかったなあ。考え方とか反応とか、全部好ましい。

睡眠8時間 @家のソファ ポップコーン食べながら30分くらい。

睡眠7時間 朝昼夜の歯磨きのあいだ10分ずつくらい、計30分読んだ。56-115ページ。 歯磨きしながら読書は眠くならないこと確実なのでいいが、腰を据えて読みたいような本だと無理だなあ。

単行本のほう？表紙違い

睡眠8時間弱 @家のソファ 夜の歯磨きしながら10分ほど読む。9-21ページ。眠くはならない。児童書から少女小説を通って大人になったので、この少女小説らしさが懐かしくてすぐ引きこまれた。

異世界トリップ冒険もの。 中高生時代に図書館で読んで、当時学校で書かされた読書コンテストみたいなものにこれの感想と絵を描いた覚えがあるのだけど、あれどうなったかな。新聞に載るよみたいな話を先生からされたのだけど、その後続報がないまま卒業してしまった。