

onkul
@reads_mkb
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- 2025年5月18日喫茶 行動と人格(1)田房永子読み終わった『「行動」と「人格」を別にするってことは、クズとかダメな奴っていう「みんなより下の位置」にいる者をその位置から引き上げて対等に接するってことポン』 生い立ち“だけ”を理由に、その人の行動を決めつけると、見下しに近い態度になってしまう…無意識にやっていた自分に気づけた。 例えば誰かかが良くない行動をとる →「この人の行動の背景には、苦しい経験や家庭環境があったのかもしれない」ここまではOK →「ああいう環境で育ったんだから、ああなるのも仕方ない」と考えるのは”見下している” 本人の力や意思を無視した見方になると、「自分より下の立場の人」として扱ってしまっていることになる。気をつけていたつもりだけど、まだまだ私は傲慢な部分がある。行動にだけ目を向けるように、自分の周囲を見ていこうと思う。 面白かったから長くなった。
- 2025年5月17日
- 2025年5月17日これはただの夏燃え殻読み終わった『大関さん、つまらないこと頼める友達が一人いたら、いい人生よ。なんでも話せる人がいたら万々歳よ。』 燃え殻さん2冊目。あらすじを見ずに読み始めたので、エッセイかと思ってたけどどうやらそうではないらしいことに途中で気づく。それぐらい、なんだか現実味のある物語で、ある人の人生を訥々と語ってもらった気分になる。さあ向き合おうと思った時はもう遅いかもしれないことを胸にしまっておきたい。梅雨入り前の、少し湿った夜風に窓際で吹かれながら読了、やはりいいね。
- 2025年5月14日集中力はいらない森博嗣読み終わった『むしろ、別のことを考えていたり、あれもこれもと目移りしていたりするときの方が発想しやすいことを、僕は経験的に知った。あえて言葉にすれば、「ヒントはいつも、ちょっと離れたところにある」からだ。一点を集中して見つめていては、その離れたものに気づくことができない。』 「集中」は機械的になり、時に視野を狭めることがある。情報にただ「反応」しているだけで、深く考えていないのではないか? 世間で良いとされていることは、本当に良いのか? すべての物事には良い面と悪い面があることを、しっかり自分の頭で咀嚼し、考えられるようになりたい。淡々と、冷静な文章で読みやすい。
- 2025年5月14日火喰鳥を、喰う原浩読み終わった『けどさ、他のものに対しての強い欲はないよね。執着とか、執念とかって言葉を変えてもいい。それが無いのは人として美しいのかもしれない。だからこそ姉さんはあなたを選んだんだと思うよ。……けど、何かと争うには致命的な欠点なんじゃないのかな』 とても怖い。怖すぎる。人間の強い欲が”籠り”となって現実世界が徐々に侵食されていく様子が、ありえないのにありえそうでゾクゾクした。読んでる間、小さな物音や暗がりが不気味で挙動不審になっていたほど。深すぎる思念は生死に関わらず恐ろしい…。どっぷり本書の世界に浸かれました。良。 ※映画化もされるようで、楽しみ。
- 2025年5月12日私は私のままで生きることにしたキム・スヒョン読み終わった『完璧な人間ではないからといって、その人を嫌いになることはない。完璧なふりをする、その傲慢さに嫌気がさすのだから。』 モヤモヤした時にぱらぱら捲ると良い本。
- 2025年5月11日
- 2025年5月8日#真相をお話しします結城真一郎読み終わった『ただ、まだこの事件には、片桐さんが知らない事実があります』 知人が映画を見て絶賛していたので、本を読んでみた。ミステリー短編集でサラサラ読めたし、ここがオチかと思ったら、そのあと2つ目のオチがあり楽しめた。…ただ、私にはミステリー系が合ってないのか、何も残らなかった…時間が溶けたようだ。
- 2025年5月7日
- 2025年4月21日パニック/裸の王様改版開高健読み終わった鋭い人間観察とユーモアが光る作品集。特に「パニック」は日常の些細な出来事が予想外の混乱に発展する様子が描かれてて、面白さに引き込まれる。ネズミがわんさか出てくる🐁 社会の不条理や人間の滑稽さを捉えており、短編のテンポ感と文体の魅力が読み応え十分。 小さなきっかけから生じる集団心理の増幅は、SNSや情報拡散のスピードが加速する今日、より顕著に現れる。誤情報や感情的な反応が瞬時に広がり、社会的混乱を引き起こす例は多い。 現代の情報過多な日常でパニックを防ぐには、冷静な視点と自制心、丁寧な対話や客観的観察が必要そう。 逆に、こうした意識が欠けると、個人の不安や誤解が社会全体の不条理を増幅させかねないと警告している。表面的な反応に流されないよう気をつけたい。
- 2025年4月10日異邦人原田マハ読み終わった『京都に、夜、到着したのはこれが初めてだった。春の宵の匂いがした。』 4月上旬から物語が始まる、今の季節にぴったりな本。異邦人の孤独と京都の美しさが鮮やかに描き出されていて、京都に猛烈に行きたくなる。 後日、高畑充希さん主演の映画も視聴。なるほど映画では青葉の絵がこんな風に描かれるのか、と想像とは違ったけれど見て良かった。小説→映画の順がおすすめ。
- 2025年3月29日「ひとりが好きな人」の上手な生き方ティボ・ムリス,弓場隆読み終わった『私は他人を嫌っているわけではない。ひとりでいるのが快適なだけである』 ひとり時間を「寂しい」から「心地いい」に変える本📚人と繋がってなきゃってプレッシャーを捨てて、自分だけで幸せになれるコツを教えてくれる。孤独って悪くないよと背中を押されるとともに、内向型についても理解を深められた。
- 2025年3月28日一度しかない人生を最高の人生にする方法 GREAT LIFEスコット・アラン,弓場隆読み終わったミスしちゃっても、恥ずかしがらずに「やっちゃった!」って認めるのが結局一番ラクで前向き。恐れとかプライドを手放すコツを教えてくれる、気軽に読めて元気出る一冊🌱
- 2025年3月27日
- 2025年3月23日少し変わった子あります森博嗣読み終わった森博嗣の独特な世界観と静かな文体にすっかり魅了された。物語はゆったり進むのに、幻想的な雰囲気がじわじわ心をつかんでくる。特に、女性たちとの会話や食事のシーンが丁寧で、上品さの中に不穏な影を感じてふわふわした気分になった。 一番惹かれたのは、その「つかみどころのなさ」。主人公の行動理由や友人の失踪の謎が曖昧なままなのに、なぜか読み進めちゃう。不思議な店や女将、「少し変わった子」たちの抽象的な魅力に引き込まれたのかも。結末がはっきりしないのも、この作品の味わい深さで、解釈を自由に楽しめるのが良かった。孤独や人との距離感を静かに考えさせられる感じもあって、思索的な読書が好きな人に合いそう。
- 2025年3月21日読み終わった知人に勧められて。暴力の描写が結構きつかった〜…。確かに、現実には「どうしようもないこと」は存在する。病気、喪失、理不尽な出来事…これらがすべて解決可能だという前提は、時に人を現実から乖離させ、解決できない苦悩に直面したときに絶望を深めるだけかもしれない。著者は、そうした「解決至上主義」ではなく、解決できないものをそのまま抱えながらも生きていく強さを求めているように感じる。 本全体を通じて感じるのは、「救い」とは何か?ということ。苦悩を解決することや、理想的な姿に変えることが救いではない。むしろ、苦悩や不完全さを抱えたままでも、幸福を感じられる状態こそが真の救いなのだ、という主張。 「幸福とは何か?」を考えさせられる。自分にとって、苦悩や不完全さを受け入れることは幸福につながる?それとも、苦悩を解決することこそが重要?
- 2025年3月20日楽園のカンヴァス原田マハ読み終わった美術とミステリーの組み合わせが独特で魅力的な小説。美術の世界に詳しくなくても引き込まれるのは、原田さんの筆力と情熱が織りなすマジックだと思う。ミステリーとしても、単なる「犯人は誰か」じゃない。絵の裏に隠された歴史や人間ドラマが絡み合って、最後までドキドキしながらページをめくっちゃう。ただ、美術そのものの美しさや情熱に焦点を当ててるから、読後感は温かくて優しい。大切に持っておきたい。
- 2025年3月16日読み終わった@ 自宅言葉がすらすら出てこない、長時間複数人でいると疲れる、世間話が苦手な私は自分のことをなぜうまくできないんだろうと責めていた節がある。けど、HSPというものに当てはまることが多くて(なんと5人に1人)、少しばかり肩の荷がおりた気がする。知ること、それだけでも読む価値があった。でも、”HSPだから”という理由を自分を守る盾にするとどんどん内側に入り込みそうだから、じゃあどう苦手な場面に対処していけばいいかを建設的に考えていきたいものだ。 |✒︎ ほかの大半の人と同じように、タフでエネルギーに満ちあふれた人間になろうとするのはやめて、その代わりにとても敏感で感受性の強い自分を受け入れ、繊細な自分にぴったり合った人生設計をするのです。
- 2025年3月15日生まれた時からアルデンテ平野紗季子読み終わった一つ一つ味わう、未知を知る、作り手の想い、美味しくなるように工夫したらそれは立派な”料理”、個人的な時間、人と食事するそれはながら食べか、人の価値観に合わせなくて良い
- 2025年3月15日
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