芥川龍之介・菊池寛共訳 完全版 アリス物語
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サブレとポッポの往復書簡@snowflake2026年8月30日読み終わった読書日記@ 自宅世界レベルで有名な海外児童文学ですが、日本でも戦前にこうして翻訳・出版されていたという事実に、まず驚きました。 『不思議の国』の、とあるように、お話の展開はファンタジーらしく、奇想天外でハチャメチャな展開のまま進むのですが、どんな人物と出会っても、どんな場面に居合わせても、アリスはいつだってアリスであり続けて、最後に元の世界に帰ってきてからも、きっとアリスはこの夢の中での出来事をずっと忘れず持ち続けて、しなやかな一人の女性として成長していくんだろうなぁ、と読了してふわっとした思いを抱きました。 登場人物の中でも、散々『首を切れ!』とわめき散らす女王が、一見傍若無人でヒステリックなんだけど、何だかんだで世界観を悪い雰囲気にはさせないので、その言動が寧ろコミカルで面白かったです。 作品自体、ファンタジーでパラレルでフリーダムな世界観なので、あまり前後の繋がりとか気にして肩肘を張ったりせず、読み流すくらいの感じで手にとってみてもいいと思います。 それこそ、お茶とお饅頭と一緒に、なんてね。
しおり@Kaffee58882025年10月7日読み終わった不思議の国アリスが好き、この装丁が可愛すぎる!、しかも芥川龍之介と菊池寛の訳だ!!の3嬉しいで購入、読了。 英語で言葉遊びしているところをどう訳しているのかな、とかを見たり日本人がわかりやすいような物に書き換えられていたりするのが面白かった。何よりこれ、二人でこう訳した方がいいかなとか考えながらやったのかなぁとか思うと嬉しくなる。(実際は先の章を芥川が、その後を菊池が、という風らしいが。)普通に訳されたアリスもいいが、こうやって文豪が訳してるのを読むのも面白かったなぁ。良い読み物でした。 久しぶりに読んで、 「みんなぜんぶ、あいつの頭の中でしか起こってないことさ。悲しいことなんか、何ひとつ起こってないのさ。」p147のグリフォンの言葉が良いなと思えた。何か物事でいやなことがあったり、悲しいことやイライラすることがあっても自分でその物事を勝手に解釈してイライラしてるだけかも、かなしんでるだけかも、とか思ったり。久々のアリスワールド、意味わからなさすぎて楽しかったな。今更ながら言葉遊びが好きになったのはアリスのおかげかもな、とか思ったりした秋の夜長。

































