BRUTUS(ブルータス) 2025年 8月15日号 No.1036 [文芸ブルータス 2025夏] [雑誌]
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23件の記録
- yo_yohei@yo_yohei2025年10月5日読み返してる@ シンガポール高市早苗氏が自民党の新総裁になったことで、ジョージ・ソーンダーズの『ラブレター』を読み返した。 高市氏の危険な言動はあげればキリがないけど、有名なところで言えば、政権に不利になるような放送をした放送局は停波すると脅したり、その発言が記録されている公文書を怪文書だと言ったり、最近では、外国人がシカをいじめているというデマにのっかり、外国人差別を助長したりしている紛れもない極右思想の持ち主だ。 この『ラブレター』で言及されていた“ターニングポイント”の一つは今だと思う。我々はパズルに興じている場合ではなく、声を上げられるうちに立ち上がる必要がある。この『ラブレター』の差出人のように闘い方がわからないと言っている場合ではない。 電子書籍版では、ジョージ・ソーンダーズの小説は載っていないので、紙の本を購入してぜひ読んでみてほしい。
- やぎねこ@calicocapricorn2025年9月30日読み終わった村上春樹「夏帆」 日比野コレコ「白星の恋い食み」 市川沙央「pow(d)er」 英語圏における日本文学 他者性、自分たちとは違うもの 高尚なものと大衆的なもののの境が曖昧
- momiji@momiji_book2025年9月5日読み終わった井戸川射子「一景」は最新号の群像にも加筆し掲載予定とのことで楽しみ。 海外勢ではハン・ガン「白い花」が好き。白いリボンと弔い、「すべての、白いものたちの」に通じる白。間接的に描写されるそれぞれの背景に想いを馳せ、読み応えのある短編でした。
- 数奇@suuqi2025年8月28日じゅうぶん読んだあらかた読みました。村上春樹の短編は新潮に掲載された『武蔵境のアリクイ』とつながっている話のようだった。村上春樹がルッキズムの話を描くのは興味深い。そのほかは女性作家の短編がどれも好みで、宇佐美りんや日比野コレコが好きだったが、ハン・ガン『白い花』は頭ひとつ抜けて素晴らしかった。
- mochi@shirokiji2025年8月27日読み終わったこれぞsummer reading🌻存分に楽しませてもらいました。特に引き込まれたのは、「夏帆」「ラブレター」「白い花」「水脈を聴く男」。「水脈を聴く男」の続きを読みたい。
- 敗荷@sibue_fjodor_2025年8月4日買った読み始めた井戸川さんってこういう金井恵美子少年少女版みたいな文章書くんだ〜 そして村上春樹がついにルッキズムをテーマにしている…(24年作) ハンガンの白い花、傑作すぎる…
- きなこ@kinako20252025年8月2日読み終わった韓国文学ハン・ガンの『白い花』読了。斎藤真理子さんの翻訳はやはり素晴らしい。ハン・ガンの世界にとっぷりと沈み込むことができる。ハン・ガンの小説、好きだなあ。
- yo_yohei@yo_yohei2025年8月1日読んでる@ 新宿区電子書籍版ではジョージ・ソーンダーズやハン・ガンが載っていないということで紙の本を購入。反差別デモに行った帰りに読んだということもあり、ジョージ・ソーンダーズの『ラブレター』がとても刺さった。ここに書いてあることは未来の日本だ。
- Ryu@dododokado2025年8月1日買った読み終わった「渡し船が見える食堂に入り、本当に一生懸命に立ち働く二人の店員で、父親は気持ちがいい接客と、少年はやり過ぎだと言い、でも天ぷらそばがあって良かった、日本らしいものがと思い、ロブはラーメンを頼んだが。窓辺の席で、ロブにはできるだけ多くのものを見てもらいたい、ロブが見れば見るほど、アメリカに行った時の自分は多くを見られる気がする。店員のコンビは軽妙な掛け合いを続けており、それに客を巻き込んだりし、客も満更でないというか、座って待っているだけなので参加しても損はないのだ。快活に踊るように、私行きますと繰り返していて、踊れていない客たちの方が損のようだ、私行きますと言えないのが、蕎麦湯の説明をできないのが。」(井戸川射子「一景」)