パンドラの匣改版

11件の記録
- 🌟AmoBellA🌟@amor_bella2025年3月29日買ったかつて読んだまたいつか心に残る一節読書メモ感想読書日記大好き。何とも言えぬ暗さで物語は進んでゆく。 でも最後の、本当に最後の一行。 そこには全ての希望が詰まっていて見事パンドラの匣なのである。
- ゆい奈@tu1_book2025年2月15日読み終わった@ 自宅書簡という繕うことのできるものはまったくもって信用ならんな、とおもった。「おい、君、」の君と共にすっかり騙されていたのだから、けしからん。ほんとうにおもしろかった。やはり明るい太宰はいい。明るい太宰が好きだ、と今作でもおもう。この一冊に日記形式と書簡形式の小説ふたつが収録されているの、とてもいいなあとおもってニンマリ大満足。寝る。
- ゆい奈@tu1_book2025年2月14日まだ読んでる半熟ガトーフロマージュをたべていたら、チーズ好きの猫がよってきて、かわいい。ほんのすこし、あげた。ほんとうに、ほんとうに、ほんのすこしなのに、満足そうに毛繕いしていてかわいかった。 『パンドラの匣』は書簡形式の小説なので、「おい、君、」という語り口がしょっちゅうあって、その都度どぎまぎしている。すらすら読めてしまうのに、ずっとこの本を読んでいるのは読書時間を捻出できていない証拠だな。こころに余裕をもつために読む時間は絶対的に必要なのにね。しかし眠い。眠いのです。
- ゆい奈@tu1_book2025年2月11日まだ読んでる『正義と微笑』を読了。日記形式の小説。 晴れたり、曇ったり、日曜だからって何かいい事があるわけでないし、むしろ日曜の陰にかくれている月曜の意地わるい表情に怯えている、進の日記は、わたしの日常とちっともかわらなくて、おまけに「日記がおろそかになってしまった。なんの理由もない。ただ、書きたくなかったからである。いま突然、書いてみようと思い立ったから、書く。」とかなんとか言っちゃって、今のわたしともちっともかわらなかった。かわらないけど、彼の感性がうつくしくって、涙がでそうになる。ずるさを隠しきれない心のうち。大人になるたびに言葉は削がれ、日記の日付の間隔は広がっていく。どうでもいいことをこれでもかというくらいに考える、その時間があった、というか暇だったんだな。その暇がきっと人生にはとびきり大事なのだとあらためておもう。なにはともあれ、明るい太宰はいい。明るい太宰が好きだ。 「風は、夜になって、少しおさまった。けれども、雨戸をさかんに、ゆり動かしている。外は、とてもよい月夜なのに。風よ、どんなに荒く吹いてもいいけど、あの月と星だけは、吹き流さないでおくれ。」 頭が痛い。きょうの仕事も大変に疲れた。へとへと。寝る。