イン・ザ・ミソスープ
49件の記録
風邪ひき@damdamdan2026年6月17日読み終わった30年近く経ってもまだ色褪せない傑作。 若い頃熱心に読んでいた村上龍の諸作品がオーディブルで毎月リリースされている。で、さっそく『イン・ザ・ミソスープ』と再会した。 この作品にしろ『共生虫』にしろ、村上龍のサイコ小説は圧倒的な暴力があり、そして祈りがあり、魂の浄化がある。吐き気を催すゴア描写と、美しい結晶と化した寂しさがある。 『五分後の世界』の100ページにもおよぶ戦闘シーンで、ひたすら「描写」を積み重ねることで、読者に戦場を体験させることに成功したと、村上龍本人も蓮實重彦との対談で語ってるが、この作品でも第二夜から最終夜まで、読者に息も出来ないほどのものすごい濃密な体験をさせることに成功している。 この傑作が未だ映画化されてないのが不思議でならない。











まっちゃくん@moriringo_09212026年6月17日読み終わったオーディブル圧倒的猟奇描写がすごく、同情の余地など無いはずなのにフランクの苦しみや葛藤、孤独がわからなくもないのは刊行されてからさらに廃れてしまった現代に生きる人間だからでしょうか この後フランクがどう生きていくのか、わからないままごちゃ混ぜの具材の中でどのような具材なのかわからないまま混濁した世界で生きる我々もイン ザ・ミソスープ

タナカ@tnk2026年6月13日読み終わったAudibleなんだこれ〜 終始ずっと奇妙で気持ち悪いのに、文章がなんだか上品な感じがするからどんどん読まされてしまう。 フランクの得体のしれなさが、今まで出会ったことのない感触で、我々の価値観ではあり得ないことばかりするのに、彼なりの筋は通っていて地に足ついてるっぽいところが面白ぇ〜と思った。どうやったらこの価値観を想像から生み出せるんだ……? 読後感も別に良くないけど、読めて良かったし、また読むと思う。 朗読、語尾がフワッとするし、フランクのセリフも日本人の想像するアメリカ人っぽいイントネーションで喋るのがノイズで合わないかも〜って思ってたのに、話の展開がすごいから、そのノイズでさえもスパイスになっていく感じがした。読んでるの、濱田岳さんだったのね〜。声だけで聴くと全然わからないな。

- ことぶき@ktbki2026年5月26日読み終わったしっかり純文学していながら、エンタメを意識し続けたのでは、と思った。とても楽しかった。つくづくこのひとは、文章がうまい。 すこし、政治的な主義主張が過ぎるなとは思った。 作者が作者なので、結末は特に不足を感じなかった。
りんばんち@Blau1357920032026年5月6日読み終わった異常な暴力 表紙の人物がフランクだと思うとより怖い 徐々に違和感を覚えていく主人公の描き方が秀逸。 第三章は文章が詰まっていて、重々しさを感じた。


マル@mqlu2026年3月23日読み終わったずーーーっとジメジメ不穏な雰囲気でよかった。装丁の不気味さも素敵。 なんか、もっと日本文化も英語も勉強すべきだなと思いました。外国人たくさんいますものね。

トルソー@spq882026年2月7日読み終わった読了した日に39度の熱が出て三日三晩続いたがインフルでもコロナでもなかった。怖い。 ぬるま湯に浸かっているというクリシェを味噌汁に浸かっていてると捉え直す。腐った世界への苛立ちもありつつ、愛もある。とはいえ、ジャーナリスト的感性も強く出ていて、まったくの観察対象としてこの世界と接しているような距離も感じる。アツいんだけど醒めているような批評感覚。そういう時代だったのか。 この小説で、まだ大人たちが捉えきれていないものとして出てくる新しい〈孤独〉が、今の時代を見渡すと消えるのではなく定着している(前提条件と化している)というのが、言葉の救いでもあり、欺瞞でもある気がしてもの悲しい。



阿慶@z2025年3月30日読み終わった1997年(平成9年)出版。非常に攻撃的な全236頁のかなりキツい描写のある第二部p144-158を薄目で流し読みすれば今読んでも刺激的。古書で入手したした単行本を読んだが文庫の河合隼雄さんの解説を読んでみたい。

離乳食@munimuni2025年3月12日かつて読んだ夜の性風俗ガイドを依頼してきたアメリカ人・フランクの顔は奇妙な肌に包まれていた。その顔は、売春をしていた女子高生が手足と首を切断され歌舞伎町のゴミ処理場に捨てられたという記事をケンジに思い起こさせた。ケンジは胸騒ぎを感じながらフランクと夜の新宿を行く。
Aquaporin@aquaporinase2025年3月10日読み終わった@ 図書館日本のことをもっと知りたくなる、作品でした。 それにあまりこの時代から変わってない。希望の国のエクソダスを読んだ時も感じたけれど
ne3ui@o-akubi2024年12月17日読み終わった@ 純喫茶 木の実陰惨さと裏腹にずっと冷たい。ここまで感情と温度を感じられない描写もすごい。フランクの不気味さに満ちた第一部と第二部が好みだった。こんなん一発で購入しちまう装丁が良すぎる。

夜目が利くフクロウ@hukurou06141900年1月1日読み終わった終始不気味で、緊張感が凄かった。事前に見ていた感想に、グロいと書いてあったので、警戒しながら読んだが、思っていたよりはグロくなかった。 人を殺すとは。生きるとは。 ページ数はそれほどでもないのに、読了感が凄かった笑






















