消費社会の神話と構造新装版

19件の記録
- 益田@msd2025年4月8日かつて読んだ数十年前の本とは思えないほど多少ズレがあるとはいえ現代にも繋がっている話だと思う。特に第3部を読んださいにそのことを強く感じた。普段のコミュニケーションやネットの世界を見る限り本当に今も昔も変わらない消費社会であり、むしろどんどん加速しているなと実感。個性やコミュニケーションにおいてもそれはただの記号の組み合わせで既定の路線に過ぎないとされている消費社会において「自分」ってそもそもなんなのだろうかという疑問を持った。 読んでいる時にどこかブルデューのディスタンクシオンに通ずるものがあるなと思った。