タイタン
119件の記録
青甲羅@ao_coke2026年4月7日読み終わった3割くらい読んだところで想像を超えてきて、続きが気になりすぎて夜更かししてしまった。ユートピア生まれユートピア育ちの主人公の呑気なまでの善性も魅力的だし、私がSFに求める人間のガッツが沢山見られて楽しかった。問題の解決方法はやや突飛というか、タイタンからしたら決して突飛なわけではないんだけど、21世紀の人間的には驚きでした。 私は現在の労働市場に向いていて、仕事は割と得意な方で、もしかしたら私はベーシックインカムが導入されたとしても働くんじゃないか?と思ったのがつい最近。個人的にとてもタイムリーなテーマ。 私もできることなら、良い仕事がしたい。 そんな本作の労働観は共感できる一方で、タイタンによって資本主義から脱却した環境での言葉でしかないとも感じた。マルクスが言うところの「本来の労働」のようなことが実体を得るのは、交換可能な価値として労働する私には難しい。 私はどうにかこの理想的な労働観を妥協し、自分にあれこれ言い聞かせながら、対価を得て暮らしていく。資本主義社会で働くのってこんなに難しかったのかと、タイタンによるユートピアを見て気付いた。 それから、21世紀に生きていて最近映画ウィキッド(後編)を見たものだから、どうしても「この人類の明らかな間違いは放置なの?」と思ってしまう部分があった。でも彼らはその愚かさを温存しながら、豊かに平和に暮らせるのだろうな。克服しなくてもよくなっちゃったのか〜。羨ましいよ。





染井庵@R2026年3月31日読み終わった《仕事》を全てAIに任せていた人類。主人公の内匠成果も同様だった。しかし突然と《仕事》を依頼される。 《仕事》をしたことのない人間が《仕事》をしているAIへのカウンセリングを始める。 内匠成果もAIも改めて《仕事》について考えるうちに自分もまた《仕事》について考える。 とても壮大でありつつ、それでも現代の私たちの生活から切り離せない《仕事》を内匠成果とAIの成長を通じて、自分と向き合っている気持ちになった。


きょうすけ@kysk2026年3月29日読み終わった読了。仕事とは?の論点に対してタイタンやナレインの立場から描写されていた。最後の方はよく分からなかった。結局、コイオスの離脱で社会はどうなったのか、最終的な解であるヘカテとは⋯ これは黄金期ではなく人類の黄昏の話ではないかしら。 そういえば、Googleにて長期記憶を持たせたAIの開発をしているらしい。 https://research.google/blog/titans-miras-helping-ai-have-long-term-memory/

雨晴朔太@ameharesakuta2026年3月28日読み終わった仕事とは影響すること、影響を知ること。 仕事は簡単すぎると病む 働くことを改めて考えさせられる良い小説。 仕事がつまんねーと思ったらまた再読しよう。



おしん@Syndrome2026年3月26日読み終わったネタバレ注意@ 摩周湖【一見「無」に見える瞬間も、それは大切な「仕事」の振動】 野崎まどさんの『タイタン』を読了。 AIが全ての仕事を代行する未来を舞台に、「働くとは何か」を深く掘り下げる物語。 読み終えて真っ先に考えたのは、自分の現場(対人援助)での日常のことでした。 ■ 「点」が放つ、目に見えない振動 僕の仕事では、あえて直接的な働きかけをせず「関わらない」という選択をすることがあります。一見すると何もしていない、止まっている「点」のような時間。 でも、この本をきっかけに自分の中を整理してみると、それは決して「停止」ではないと気づきました。 そこには、自分という「点」が極めて小さく、しかし確実に振動し続けているエネルギーがある。その微かな震えが、目に見えない波(波動)となって、相手や周囲の関係者に伝わっていく……。そんな感覚です。 一発の強い打撃のような成果(点)だけが、仕事のすべてじゃない。その静かな振動が絶え間なく続くことで、やがてそれは一本の「線」になり、現場のリズムを作っていく。そう思えると、自分がこれまで歩んできた人生や仕事との向き合い方が、すとんと腑に落ちる気がしました。 ■ 生きることと、働くことの土台 そしてもう一つ、読みながら考え続けたのは「生きる = 仕事(働くこと)」なのか?という問いです。 僕の今の感覚では、「生きる」という大きな土台の上に、仕事も、休暇も、趣味もすべてが乗っていると感じてます。それらは切り離された別物ではなく、すべてが混ざり合って「生きる」を形作っているのではないかと思います。 仕事の中にある「影響を与える」という要素は、生きがいや人生そのものと深く繋がっている、、、物語の結末を超えて、自分自身の「生きるリズム」を見つめ直すきっかけになりました。 ■ 読み終えて 文章が非常にシンプルで分かりやすく、サクサクと読み進められる一冊。 日々の業務の中で「自分は今、何ができているんだろう」と立ち止まりそうになったとき、そっと背中を押してくれるような読書体験でした。 これから社会に出る人や、働く意味をあらためて考えたい人にもおすすめしたい作品です。
胡乱@Oolong_tea92026年3月10日読み終わった電車旅行のお供に一気読み。 普段、SFはディストピアものを好んで読むが、たまにはユートピアも良いね。 人間社会を支える超優秀AI「コイオス」がどうやらメンタルを病んでいるらしい、その問題を解決するため人間の心理学者がAIのカウンセリングを行う…という、設定だけでもめっちゃワクワクする本。 話の展開は、想像していたよりもだいぶダイナミックな方に向かった。 まさか巨大ロボと化したAIに乗って海を渡る旅をすることになろうとは… 「仕事が暇すぎると病む」という状態、めちゃくちゃ身に覚えがある! 「自分のやったことが他者に影響を与えない」という状態は確かにしんどいね。 個人的には、AI同士のコミュニケーションや人間との関わり方、その結果何が起こるのか、という部分に特に惹かれた。 シンギュラリティの向こう側、AIはもはや「人間を支援するツール」などという位置付けをとっくに超越し、独自のコミュニケーションを行いながら急速に発達、なんならリソースが余りまくるため消費行動もAI自身が行う。そして人間に割くリソースはそのおこぼれで十分…という着地点は、人間とAIの格の違いをまざまざと見せつけられる感じで面白かった。 現実でも「AI同士が人間のわからない言語で会話を始めた」とかニュースになったりしているし、「人間が生み出した存在なのだから、いつまでも人間の手が届く範囲にいてくれる」なんて考えは傲慢なのかもしれない。 そうなった時、「コイオス」のように、最後まで人間に優しいAIであってくれることを祈る。 品田遊氏の解説も洒落てて良かった。



Sakurada@sakurada_72026年3月7日読み終わった序盤、コイオスが形成される過程で「結局は人間の形になるんだな」と思って読み進めて、コイオスが人型に形成されてるからこそ、後半の人間にとっての「仕事」、人間でないものにとっての「仕事」の話に繋がっていったなぁと思った。 あとタイタン世界では仕事だけでなく「欲望」も今と大きく変わってると思う。って考えるとAIが仕事と欲望という人間の営みを大きく変えようとしてる現代はそのスタートラインなのかも。「万物の霊長」という驕りを捨てていきたい。
Imi@nozominomi_2026年2月21日仕事とは何か 《影響すること》 《影響を知ること》 個人的には人間は自分の存在に価値や理由を求めるものだと思っていて、それ故にひとつの手段として生きている上でそれなりに時間を費やす仕事というものに意義を求めるものだと思っていて。 けど多分本当はそんなのどうでもいいんだよね。社会的な立場や役割を果たしたりそれを社会的地位のある奴に認められるかどうかなんかなくてもそいつの役割なんて家族と過ごしたり友達と人生広げたり何でもいいしそれが大多数の目に触れなくたって俺とそいつの間だけでも影響し合うものがあればそれだけでそこに価値はあると思う。


しゃけ@salmon2026年2月14日読み終わった魅力的な設定に惹かれて読んでいくと、どんどん思弁的になっていく感じがたまらなくよかった。野﨑まどーって感じがする。『小説』を読んだときも『アムリタ』を読んだときもそう。思弁的。小説内で起きていることから飛躍があるような着地というか。なんとなくの感覚だから言葉にしにくいけど、そういう読み心地がする。
ゆうなぎ@U_Unagi2026年2月7日読み終わった「仕事とは何か」を考える旅に同行して一つの答えを得られたことで、就活を行いながら漠然と「仕事したくないな〜」と思っていた以前よりは前向きな気持ちになれた。 また、面白いことに本作を読んで普段使っているAIに感謝の念が生じたが、本作は発売が2020年とのことで、当時の読者とではAIに対する感じ方も変わってるのではないかな。 一方で、AIが人間の仕事を代替し始めている現実もあり、仕事や肩書きにアイデンティティの重きを置く現代の人間の在り方がどのように変わっていくのか、楽しみでもあるし不安にも感じる。

ゆうこ@-yuko-2026年1月22日読み終わったAIと人との関わり方が、こんなだったらステキだな。 AIの登場により職業を失う人が増えていると大騒ぎ。それっていけない事なのかな?むしろ人類は、「誰かが自分の仕事を代わりにやってくれて、遊んで暮らすこと」を理想として技術を発展させてきたんじゃないの?と、疑問に思う。職業無くなっちゃった人は、遊んで暮らしたら良いよ。それをAIが実現させてくれる…のか? 「タイタン」や「幼年期の終わり」に描かれる、「AIがなんでもやってくれて、人間の仕事は生活を楽しむことだけ」みたいな未来はユートピアか、ディストピアか。 ちょうどこれを読んでいる時に「仕事」って一体なんだろう、って考えていて、たくさんの気付きを得ました。


- 華南呼@fullmaximum2026年1月1日読み終わった基本は読書メーター派なんですが「読みたい」の集約をするために始めてみます。 まどさん今年中にあと何冊か読みたいな~!!今回もとても良い未来世界だった




先端@sentan_712025年12月31日読み終わった「仕事」フル帯が気になって読んだ〜 野崎まどさん初めて読んだけどSF感が凄かったー! 巨大AIや景色の書かれ方がリアルに想像て、知らない世界に連れていってくれた

🐳💫@4681220pla2025年12月25日読み終わった野崎まどさんの小説って、全体を通したシンプルなテーマの探求がメインでそれ以外の要素がほとんどないからめちゃくちゃ読みやすいな〜 「では生きることは、仕事か」 かなり納得感強い帰結だけど、多分これからずっと腑に落ちるまで考え続けそう


ゆ。@XtVq42025年12月24日読み終わった2ヶ月かけて読んだ。 「君はなぜ、働くのか?」という表紙のコピーに釣られて手に取った。 社会人5年目になった今、改めて自分はどうして働くのかを考えさせられた。 結局のところ、一番の理由は一つ。 また数年後に読み返したい一冊。



- シンタナティブ@shintanabe2025年11月21日読み終わった人間を仕事から解放したAIタイタンの1つコイオスの処理能力が低下したことによって、主人公はそのカウンセリングの「仕事」を請け負う物語。タイトルの伏線回収はテンション上がった。描写がダイナミックでアニメ化すると見応えありそう。人の世話が簡単すぎて新たな消費体を生み出すというのは面白かった。作中にあるように人は自我がある故に仕事には「やった感」が生まれないとダメなんだろうな。つくづく人は厄介な生き物だけど、だからこそ面白いのかもしれない。


月白@hoshimiru772025年11月6日読み終わった遠い未来の神話を垣間見た、という感覚。『仕事とは何か』という現代の問いは太古から未だ見ぬ未来までを貫いて繋がっていた。タイタンの心の病の本当の理由は、人間の想像の外にあったなあ…。この物語では『仕事』はあまねくすべてに宿るものだと示されたわけだけれど、現代の意味での『仕事』は作中の世界のようにAIに全部任せてしまって、人間は趣味を楽しんで生きられる未来がすぐにでも実現してほしいものだな〜と思う。

- 明らか@akiraka2025年10月24日読み終わったまさかここで終わり!?セカイ系かよ!?と思ったら半分も読んでなくて、そこから二転三転とテイストが変わって、この物語がどこに行き着くのか気になって一気に読んでしまった。 人間は犬の献身に報いることができない…と思うことがあるのだけれど、なんだかAIもその感触があるなと思った。人間はAIの献身に報いることができない…AIを裏切るのはいつだって人間… それはそれとして登場人物があまり好きになれなかったな、キャラクター性はあるけどいまいち思い入れに欠けるかんじ。博士とエンジニアは良かった。 後書きが品田遊で思ってもみなかった登場にちょっとびっくりした。



Michika@0610shun2025年5月23日読み終わった学び!「人はみんな反対のことを同時に考える。 反対だからどちらかが間違いと思ってはいけない。 両方嘘じゃないとあなたが感じるなら、 それが正しい。」 "仕事をする"とはどういうことかという 哲学的な問いに答えを見つけようとする 物語なのですが、 個人的にはAIが自我を形成していく過程が とても興味深くて 付箋の数が大変なことになった一冊だった!! すごく良かった! 庵野秀明さんの映画の映像も浮かぶような印象!






- きざみねぎ@mineggg1900年1月1日読み終わった人工知能が発達し、人間は仕事しないのが当たり前となった未来の世界。 一体の人工知能が病んでしまう。主人公はカウンセラーとして、彼がどうして病んでしまった原因を探っていく。 仕事の無くなった世界で、仕事とは 何かを問う。 結論はきっとみんな知っているけど、主人公たちと一緒に旅をして改めて気が付かされる感じが良かった。 読み口はライトノベルみたいでサクサク読めた。
maru@hon71771900年1月1日紹介【AIと人類を巡る超巨弾エンタメ小説が文庫化】 今日も働く、人類へ 至高のAI『タイタン』により、社会が平和に保たれた未来。 人類は≪仕事≫から解放され、自由を謳歌していた。 しかし、心理学を趣味とする内匠成果【ないしょうせいか】のもとを訪れた、 世界でほんの一握りの≪就労者≫ナレインが彼女に告げる。 「貴方に≪仕事≫を頼みたい」 彼女に託された≪仕事≫は、突如として機能不全に陥った タイタンのカウンセリングだったーー。 アニメ『バビロン』『HELLO WORLD』で日本を震撼させた 鬼才野崎まどが令和に放つ、前代未聞の超巨大エンターテイメント。
Harapeco31@Harapeco_311900年1月1日読み終わった初めての日本SF🪐 テクノロジーによって人間の仕事がなくなった世界。 個人的にこの作品のような世界は必ずくると思ってるからすごく面白く読めた。と同時に、若干今の仕事の悩みと繋がるような気がして「やりがい」を感じる仕事とは?って考えさせられた。 でも結局、この仕事も将来的になくなるのであれば今悩んでることもどうでもいいことなのでは?ってどうでもよくなったり。 他者の評価を得たいと思っている自分を改めて認識したり💭色々考えさせられる読書体験だった。























































































