タイタン
31件の記録
- シンタナティブ@shintanabe2025年11月21日読み終わった人間を仕事から解放したAIタイタンの1つコイオスの処理能力が低下したことによって、主人公はそのカウンセリングの「仕事」を請け負う物語。タイトルの伏線回収はテンション上がった。描写がダイナミックでアニメ化すると見応えありそう。人の世話が簡単すぎて新たな消費体を生み出すというのは面白かった。作中にあるように人は自我がある故に仕事には「やった感」が生まれないとダメなんだろうな。つくづく人は厄介な生き物だけど、だからこそ面白いのかもしれない。


月白@hoshimiru772025年11月6日読み終わった遠い未来の神話を垣間見た、という感覚。『仕事とは何か』という現代の問いは太古から未だ見ぬ未来までを貫いて繋がっていた。タイタンの心の病の本当の理由は、人間の想像の外にあったなあ…。この物語では『仕事』はあまねくすべてに宿るものだと示されたわけだけれど、現代の意味での『仕事』は作中の世界のようにAIに全部任せてしまって、人間は趣味を楽しんで生きられる未来がすぐにでも実現してほしいものだな〜と思う。

- 明らか@akiraka2025年10月24日読み終わったまさかここで終わり!?セカイ系かよ!?と思ったら半分も読んでなくて、そこから二転三転とテイストが変わって、この物語がどこに行き着くのか気になって一気に読んでしまった。 人間は犬の献身に報いることができない…と思うことがあるのだけれど、なんだかAIもその感触があるなと思った。人間はAIの献身に報いることができない…AIを裏切るのはいつだって人間… それはそれとして登場人物があまり好きになれなかったな、キャラクター性はあるけどいまいち思い入れに欠けるかんじ。博士とエンジニアは良かった。 後書きが品田遊で思ってもみなかった登場にちょっとびっくりした。



Michika@0610shun2025年5月23日読み終わった学び!「人はみんな反対のことを同時に考える。 反対だからどちらかが間違いと思ってはいけない。 両方嘘じゃないとあなたが感じるなら、 それが正しい。」 "仕事をする"とはどういうことかという 哲学的な問いに答えを見つけようとする 物語なのですが、 個人的にはAIが自我を形成していく過程が とても興味深くて 付箋の数が大変なことになった一冊だった!! すごく良かった! 庵野秀明さんの映画の映像も浮かぶような印象!






maru@hon71771900年1月1日紹介【AIと人類を巡る超巨弾エンタメ小説が文庫化】 今日も働く、人類へ 至高のAI『タイタン』により、社会が平和に保たれた未来。 人類は≪仕事≫から解放され、自由を謳歌していた。 しかし、心理学を趣味とする内匠成果【ないしょうせいか】のもとを訪れた、 世界でほんの一握りの≪就労者≫ナレインが彼女に告げる。 「貴方に≪仕事≫を頼みたい」 彼女に託された≪仕事≫は、突如として機能不全に陥った タイタンのカウンセリングだったーー。 アニメ『バビロン』『HELLO WORLD』で日本を震撼させた 鬼才野崎まどが令和に放つ、前代未聞の超巨大エンターテイメント。


































