休暇公開に向けて読み返してる

あとがきにもある通り視点人物が多いこともあり、途中から誰が何をどこまで知っていてどういう状況になってあるのか？分からなくなってしまった……。設定や雰囲気はとても好きなので、整理しながら読み直したい。

主人公の行動原理や考え方が私とはちょっと合わなかった。 物語の本筋とはズレるけど、世間の「どうしていじめを周りに相談しないのか」「トラウマは話したら楽になる」みたいな言説って話すことのハードルを低く見積りすぎじゃないかなと思っている。自分がある場所では周りに虐げられている存在である、と人に話すこと、特に自分を好きでいてくれる人に話すことってめちゃくちゃ勇気がいることだと思うんだけど。

ずっと気になってるけど、エログロ？描写で読むのが辛いみたいな意見も見るのでなかなか手を出せずにいる……！

読みやすくて一気に読んだ。 どんでん返しものにもそう驚けなくなってきてたけど、これは久しぶりに呆然とした……。 小説読んでて生き残る人の幸せを願わないことってそんなに無い。

ラストシーン、笑い話として受け取るべきだとは理解しながらも、めちゃくちゃ悲しくなってしまった幼少期の思い出……