アイドルだった君へ

72件の記録
- あのね@inu_daifuku_2025年5月20日読み終わったどんどんわたしのすきなアイドルが若くなっていくのはその "目の離せなさ" に取り憑かれているんだなと気付かされた。 わたしもいわゆる推しがたくさんいるタイプのオタクだけれど、推し方は神谷さんの言うところの「祈り」が一番近いと思った。お金を使うことで、わたしと推しがなにか少しでも好転しますようにという祈りを込めている。 「強い憧れを持ってアイドルを志してる子が圧倒的多数の女子ドルたちと比べて、男性アイドルは熱意のばらつきが激しいんです。親類や知人の勧めでオーディション受けて合格しちゃったのがきっかけでアイドルやってるっていう子が男性アイドルには結構多いんですよね。(中略)そういう子には、だんだんとアイドルという職業へのプライドや執着が芽生えていく過程があって、それを見守るのも醍醐味のひとつですね。男の子のアイドルのごった煮で歪なところ、面白いですよ。」わかりすぎる。 20年以上活動してる国民的アイドルグループのことを「良くも悪くも大団円感が強くて、漫画で言ったら第五部くらいまで完結してるだろっていう落ち着きっぷり」「アイドルっていう職業への覚悟とか、満足感とか、諦念とかが綯い交ぜになった貫禄」と表しているのを読んで、わたしもここまでの語彙でアイドルを語れたらたのしいだろなと思った。 短編集なのでオタク視点の話と非オタの一般人視点の話とアイドル視点の話、アイドルの子ども視点の話、いろいろある。結構ハードなので全アイドル好きには勧められないな〜… 「アイドルはさー、娯楽として即効性があるんだよね。小説も映画も、労働ですり減った頭にはまわりくどいんだよ。良い作品でも、気が滅入ることも多いしさ。アイドルはこう、血管に無理やりぶち込むみたいに効くから。」
- あのね@inu_daifuku_2025年5月19日読み始めた「私は原宿が好きだ。みんなして明日のことなんて考えたことないような顔して思い思いの服を楽しんで着ていて、歩きづらそうな厚底で闊歩している原宿が好きだ。あそこを歩いている人間は、もしかしたらほとんど東京の人じゃないのかもしれない。東京の人は、わざわざ人の多い竹下通りなんて歩かないのかもしれない。埼玉から東京までの通学定期を握りしめ、それでも私は、東京と地続きの県に生まれて良かったと思う。」
- おんあす@0O0Onars__2025年5月2日読み終わった読みやすさ☆5 光と闇をえがきたかったのかな アイドルは娯楽として即効性があるんだよね 小説も映画も、労働ですり減った頭にはまわりくどいんだよ ってフレーズがほんとうによかった
- 🍻@far_away_2025年4月16日読み終わったやっぱり「推し活」って日本語、きもちわり〜〜〜〜〜‼️と思った後に、そういう自分のオタク行為を正当化するような気持ちを捨てられない自分も気持ちわるいな…と猛省した 二つの気持ちの相反を行ったり来たりする、アイドルオタクとしてはなかなかキツい小説だった 私にとってアイドルを応援することは結構ちゃんと祈りだな…とも思いました
- 夜鷹@niku_tabetai2025年3月15日読み終わった色んな形のアイドル、色んな形の推し方があって面白かった( ˇωˇ )推しって生活を豊かにすることもあるけど推しの所為で病んだり同担拒否とか色々あるんだなあ……推し活って大変だ( ◜ω◝ )