レシートから垣間見えるその人の生活やこだわり、趣味など、会話と共に紐解いていくのが興味深く、あっという間に読み終わってしまった。自分のレシートも時を経て見返すとその時の生活スタイルや大事にしていたことを思い出せるかもしれない。

別々の作品のようで、どこかリンクする部分もある、2作品がおさめられた1冊。最後の解説？というタイトルもユニークで、この本を読んだ後に改めて考えさせてくれる内容だった。妊婦生活の寝れない夜に、本はお守り的なもの🧸❤️‍🩹

人に見えるものにお金を使って日々使う生活雑貨やインテリアにはこだわらないのはもったいない。自分が素敵だと思える基準でものを選び、愛でていく。素敵な考えだなぁと改めて。私もそんな気持ちでものを選んで生活していきたい。

古本と食べ物と人の人生を絡めてストーリーが進んでいく。今作もあっという間に読み終えてしまった。私もこんな本が読みたいとリクエストされて、おすすめしたい本が頭に浮かぶくらいになれたら楽しいだろうなと思った。

著者の食に対する想いがそれぞれのエッセイから伝わってきて、ほくほくした気持ちで読み進められた。

ほんとにしたの？と思えるようなことに興味を持ってやってみる精神にこちらもわくわくさせられた。無駄なことでも捉え方次第で楽しめるんだ、新たな発見あるんだ、と思わせてくれた本。

他国の子育て観について深く意識したことがなかったけど、この本を読んで親の接し方が子どもの意識や態度に影響を与えることを改めて考えさせらるきっかけになった。完璧な育児はできないけど、色んな考え方を知って、自分の育児にも取り入れていきたいと思った。

上出さんの言葉選び、場面描写が秀逸で、想像を膨らませながら読むのが楽しかった。その想像のあとに、写真ページを見ながら文章と紐づけるのもわくわくした。

今後子育てをしていくなかで、定期的に読み返したい本。自分の過去の親子関係を振り返りつつ、自分と子どもの関わり方、育て方について考えることができてとても学びが多かった。

家族の在り方、親子の絆とは。 他人だけど、家族以上の絆が生まれるあたたかみを感じられた作品だった。

好きなシリーズ3作目。今回も主人公が変わり、前回の主人公とも関わりながら進んでいく話だった。社会人として夢と現実とのギャップに苦しむ様子に共感しつつ、徐々に仕事を楽しめるようになっていく展開にわくわくさせられた。