Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
あきば/読書好き芸人
あきば/読書好き芸人
@akbchof
・読書好き芸人 ・1日1冊レビュー書いてます ・サンクチュアリ出版チャンネルに出演中
  • 2025年10月30日
    なくなりそうな世界のことば
    『なくなりそうな世界のことば』の感想 本の企画から中身からデザインから何から何まですごく好き。 タイトルの通りなくなりそうな、話者がどんどん減ってる言語の一部を紹介していってる本。 数が大きい順に、ページが進むごとに話者の数が少なくなっていく構成なんだけど、結構早い段階で数がギュンって減る。 え、大丈夫大丈夫?こんなペースで、って思う。言葉が好きな方はぜひ手に取ってみてほしい。 音にしながら読んでみた。
  • 2025年10月28日
    読書を仕事につなげる技術 知識が成果に変わる「読み方&選び方」の極意
    友達に勧められて読んだ本。 巻頭と巻末にある「ビジネス書マンダラ」だけでこの本の値段は回収出来てるんじゃないないか?という気になる。 本を読んでも仕事(家庭も含めて生活)に活かせてないな、と思ってる人におすすめ。まさに技術書。 本を汚しながら読む、書き込んで完成させる、など、僕は性格的に向いてないな、と思うところも多くあったけど、リベラルアーツ系の本を読む際に参考にしようと思うところも多々あった。 このマンダラに記載のある本を、まずは1冊手に取ってみようと思う。
  • 2025年10月23日
    僕たちのゲーム史 (星海社 e-SHINSHO)
    「○○史」テーマ読書の第2弾。 すごく興味深かった! 小さい頃からファミコンが家にあって、ゲームのグラフィックや文化の醸成とともに育ってきた幸せな世代だと自負してるけど、その流れの裏でこんなことが起きてたんだなぁを味わえる本。 僕の場合は ファミコン→スーパーファミコン→プレステ→プレステ2→DS lite→64→switch なんだけど、当然触れてこなかったゲームがたくさんあって、全部は味わえてない。 でもゲームは好きで思い入れもあるからすごくおもしろく読めた。本のデザインや意図も特徴的でおもしろい。 あと今回読んでて気づいた発見なんだけど、この本が書かれてるタイミングの「現在」は2012年(初版)。この時に語られてる「未来はどうなっているんだろうか?」の少し「未来」に僕は今いる。 それを思うと「○○史」を読むのってすごいおもしろいなと。 ワクワクするなー!次は何読もうかな。
  • 2025年10月15日
    一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書
    『一度読んだら絶対に忘れない世界史人物事典 公立高校教師YouTuberが書いた』の感想 今年は「○○史」の本をいろいろ読んでみよう!ってことでゲットしてみた。 大学受験で選択しなかったので中学社会以来やってなかった世界史。 めちゃめちゃおもしろかった!!! 古代の方の話は、「あ、あれがここの発想に繋がってるんじゃないか?」なんていう考察に結びついたりしながら読み進めるのすごい楽しかった! 近現代まで見ていって、国としての印象が変わったのはイギリス・イタリア・フランスかな。 もっと知りたくなったので、逆に物足りなさという意味での星4!
  • 2025年10月10日
    新版 手ぶらで生きる。 見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法
    感想1人目ゲット! ミニマリストしぶさんの前著『手ぶらで生きる』の新文庫版!とのことで同じ内容が小さく持ち運びやすくなった感じかなーなんて思ってたら、 ほぼ新刊じゃないか! 前著も当然読んでいる身からするとこの年月の中でしぶさんのアップデートされたミニマリズムはどこなのかな?と探しながら読むのは一種の宝探しとも言える。 初見の人にはもちろん刺さるし、継続して読んでる方にも刺さりまくり。 ミニマリストって誤解されがちな気もするけれど、自分にとって最適な物量で生きられる人、なんだよなぁとつくづく思う。 なんだかエッセイを読んでいるようで、引き続きしぶさんのミニマリズムのアップデートして再出版してくれないかなと思う。 自分のモノ選びのセンスを磨きます。 あと気のせいかもしれませんが、しぶさんの言葉が艶っぽくなってる気がして素敵だなと思いました。
  • 2025年10月5日
    翻訳できない世界のことば
    翻訳できない世界のことば
    『翻訳できない世界のことば』の感想 出版区さんの動画(成田悠輔さんの回)を観てて知った本。 タイトルの通りの企画勝ち。 イタリア語、ノルウェー語、イヌイット語などなどいろんな言語の翻訳出来ない言葉を紹介してる。 「日が暮れたあと遅くまで夜更かしして、友達と楽しく過ごすこと」とか、 「最低限の道具や材料で、とにかくどうにかして、問題を解決すること」 とか、いろんな言語の単純翻訳出来ない言葉が紹介されてるんですよ、この本。 ほいで、イタリア語では、 「涙ぐむような物語にふれたとき、感動して、胸が熱くなる」っていう動詞が載ってて、 ドイツ語は、 「夫が、悪い振る舞いを妻に許してもらうために贈るプレゼント」っていう名詞が載ってて。 言語から国民性が少し見えるなーと思うと面白いのです。 でもそれだけじゃなくて絵も、翻訳の言葉選びもフォントも素敵!買ってよかったなぁ。
  • 2025年10月4日
    しあわせな葉っぱ
    しあわせな葉っぱ
    『しあわせな葉っぱ (新潮文庫)』の感想 妻の好きなおーなり由子さん。 みんなそれぞれニョキニョキと生えてきた葉っぱがあってそれを大事にしたり無碍にしたりしてる。 相手の葉っぱが見えたり見えなくなったり。 他の人の葉っぱも大事にできる人でありたいね。
  • 2025年9月29日
    ハーモニー新版
    作家さんと先輩に同時に薦められて手に取った本。伊藤計劃さんの本は初。 SF作品はある種のif話で読者に投げかける、「もしもこうだったら〜どうする?」といった種類の話が多いと思うけど、まさにそのど真ん中。 究極の平和とは?というのが主題だと受け取ったけれど、この結末をハッピーエンドと捉えるか、そうじゃないかはかなりグッとくるポイントな気がする。小説的な書き方の遊び自体もおもしろい。 あらすじをバクっと読んでから、世界観を知ってから読んだ方がハマれるかもなと思います。 トロッコ問題に通ずるよなぁ。この話って。
  • 2025年9月28日
    ことばのかたち
    ことばのかたち
    おーなりさんの素敵な絵本。 2013年初版だけど、現代の人もSNSに触れる人はみんな読んでほしいなと思う。 それは誹謗中傷とかそういうことではなくて、SNSの普及によって言葉での発信がとても容易になったから。 誰かを傷つけることも誰かを喜ばすこともできることば。 かたちがあるものとして、丁寧に丁寧にこだわって使うきっかけになるといいな。自分にとって。
  • 2025年9月24日
    本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む
    WEB記事発の書籍。 みくのしんさんの人間味がものすごく大暴れしている。本読むのが元々好きな人が、もっと自由に読んでも良いんだなって思える本。 本編だけ読んでると本当にみくのしんさんってあっけらかんとした、楽観的で何事においてもなんやかんや楽しむ人間味で生きてきた人なんだろうなって思うんだけど、あとがきまで読むと、それはそれで苦労や悩みもあるところが垣間見える。きっとそういうところを身近で見てきたからこそかまどさんはこの本を書こうと思ったんだろうし、雨穴さんは短編を寄稿しようと思えたんだろうなと。 1番の感想は「次の本読むの楽しみだな」で、2番目の感想は「みくのしんさんとかまどさんと友だちになりたいな」でした。
  • 2025年9月22日
    パラショッパーズ(1)
    福地翼先生って異能力バトル漫画本当に上手い。 「うえきの法則」が好きで続編も読んでて、他の作品も読んでるけど、どの設定でも一貫して異能力バトルが本当に上手い。 その上で福地先生の異能力バトルのすごさは「知恵」と「わかりやすさ」だと思ってる。どうしてもすごい能力とか、一撃で強すぎる能力に憧れてしまうし、そういう能力で戦うお話も少なくない。そんな中で福地先生の異能力は決してそれ単体では強くないものも多いし、弱点も多い。だから使い方に幅が出ておもしろみが増す。さらにわかりやすい。何が起きてどうなったのか、誤解や誤読が発生しないのって素晴らしいと思う。 本作は主人公の人柄や心情も描いてるので、そっち方面のおもしろみもある。世界観の設定が『ダーウィンズ・ゲーム』に似てるなぁとは正直思ってしまったけど(先生も編集部ももちろんわかってて描いていらっしゃるだろうけど)、その上でこの設定は先生に合ってると思うし、とてもとてもおもしろい。もっと読みたい。 あとバトルだけど命の取り合いにはしていないところにも信念を感じる。 ちなみに『ダーウィンズ・ゲーム』もちゃんと好きです。
  • 2025年9月19日
    小さな人気店をつくる!移動販売のはじめ方
    良い本って色褪せないんだな、としみじみ思った一冊。 友人と「キッチンカーをやろう!」と盛り上がって、どうやってやるんだ?が気になってゲット。 本自体は出版されてから時間は経ってるし、「昔の情報として参考に読もう」と思って進めていた。 ところがどっこい。 具体的な内容は色褪せやすいし、 抽象的な内容は色褪せないけど薄口になる、 と思ってたけど(一般論としてはそうだと思うけど)、この本は具体的でありながら、色褪せてない。 本当に良い本っていうのはこういう本のことを言うのかもしれないと感じた。 キッチンカーってどういう商売なのか、なにを用意したら良いのか、考えるべきことは?など盛り込んでいて、すごい参考になりました。 なかなか手に入れにくい本なので、一緒にやろうと言っていた友人に貸したけど、多分読んでないだろうな…本も感想も返ってこない。。。
  • 2025年9月18日
    ながーい5ふん みじかい5ふん
    ながーい5ふん みじかい5ふん
    子どもが図書館から借りてきた本。 1日24時間っていう人間に平等に与えられている時間の中で5分がシチュエーションや状況によっての感覚が違うよね、という絵本。 絵本の魅力のひとつでもあると思うんだけど「なぜ」を説明しないところが良いよね。 子どもの世界ってそういうことじゃないんだろうな。ウラを知ることがおもしろじゃなくて、そもそもそういうオモテがおもしろいよねっていう。 いろんな本借りてきて欲しいなぁ。
  • 2025年9月16日
    超ミニマル主義
    四角大輔さんの本当に自分に必要なものだけを残すための考え方を作る教本。 もちろん仕事を選べるようになるためには相当な実力と覚悟がいるわけで、僕は運良く選ばれた仕事を必死になりながらなんとか毎日を過ごしている。 でもこういうシンプルな考え方を心の芯の部分に添えておくと、それだけでちょっとしたお守りになる。そんな本です。 すごく具体だから褪せる要素ももちろんあるけど、根幹の部分は軸だから褪せない。 大事にしたい1冊ですね。
  • 2025年9月15日
    知識ゼロから学ぶソフトウェアテスト 第3版 アジャイル・AI時代の必携教科書
    めっちゃ良い本! 実用書でこんなにフランクで、なんか良い意味でブログみたいに書いてるものってあるんだなぁとしみじみ。 むずかしいことを簡単に書いてるので、もっと自分の習熟度が上がった頃にもう一度読んだら解像度上がることで自分の成長を実感できそう。 手元に残しておくことにした実用書。
  • 2025年9月13日
    超ミニマル・ライフ
    四角大輔さんの築いてきた(気づいてきた)ミニマルな生活を生きるためのtipsをこれでもかってくらい詰め込んだ一冊。 むちゃくちゃ情報量多いけど、四角さんのことを知ってるとこれでも氷山の一角も一角なんだろうなって感じがするけど、それで良い。 情報の具体性がすごい濃いから、当然だんだんあせていってしまうけど、一度読んで取り入れれるものを3つくらい取り入れたら後は自分ナイズしていくのが正しい読み方だと思ってる。 すごく学びのある本でした!
  • 2025年9月10日
    自家製はエンタメだ。
    第12回料理レシピ本大賞 in Japan【プロが選んだレシピ賞】に選ばれたレシピ本! ただ美味しいものが作れるだけじゃなく、楽しい!おもしろい!!! 料理って実験であり化学なんだよなーっていうワクワク感。チーズもケチャップもバターもなんでも家で作れたら、めっっっちゃいいよね!っていうのがたくさん詰まってる。 なによりこの本で1番好きなのは著書の浜竹睦子さんの「うわぁー!たのしいいいい!!!」がもれなく全ページから伝わってくるところ。 親目線で子どもとたくさん作って楽しみたいなとも思う。だいすき!
  • 2025年9月9日
    子どものやる気を引き出す「ほめる」よりすごい方法39
    そういうことを書いてあるわけじゃないんだけど、「自分がストレスを抱えないために」ということが書いてあって、すごく大事なことだと思う。 僕は自然にやってることも多かったけど、こういうふうにしていたら確かに少し子どものやる気アップにつながっているのかも、と思う。 楽しんでたくさん笑ってくれる子になって欲しい方は参考に!
  • 2025年9月8日
    戦略子育て
    戦略子育て
    おこづかい、お手伝い、勉強、運動… どうやって伝えてる?なにを教えてる?みたいなケーススタディっていくらでも知りたいなって思ってしまう。 とはいえ「よそはよそ、うちはうち」とはよく言ったもので、どのケースのこともバチっとハマるものはないからまさに参考程度に。 でもこの本のおもしろいのは親の視点だけでなく、他の家族の証言、として声が反映されているところ。(もちろん著者=父親のフィルターは通っているだろうけど) 参考にしつつ、自分の家ナイズして取り入れれるところだけ、入れていきたいですね。
  • 2025年9月7日
    もしものせかい
    もしものせかい
    別れることはさびしいことや悲しいことじゃないんだよ、というヨシタケさんの優しい声が聞こえてくるような本。 主人公の男の子の(おそらく)作った人形みたいなものを連れ去ってしまうところから始まるお話。 もちろんそれは比喩なんだけれど、つたわるものがあるんだよなぁ。 子どもがモノを手放すのが苦手なのだけれども、この本に触れて、モノを手放しても大丈夫なんだよって気持ちに少しでもなってくれたら良いな。 …本に託さず自分で根気強く伝えなきゃダメか。笑
読み込み中...