ユニヴァースのこども

24件の記録
- JUMPEI AMANO@Amanong22025年8月11日読み終わった就寝前読書お風呂読書4章は打って変わって「もっちゃん」こと素直さんが26歳の時の講演録。〈でも、パスという視点だけでは見えないことがあることに、ソラさんの話で気づかされた。それはソラさんが言っていた、相手のチューニングが変わる可能性です〉(129頁)という言葉にハッとさせられる。 最終章である5章は、ふたりのお子さん満生(まお)にかんするお話から。指先の描写、とても滋味深い。 〈そういう時にもやっぱり、そこを一瞬見てみるというか、そこに少しとどまる、立ちつくす、みたいなことができるかもしれない。〉(153頁) 帯に書いてあるとおり、「現在進行形の物語」だった。流れていく小川に一緒に手を浸しているような、心地よい読書体験。
- JUMPEI AMANO@Amanong22025年8月11日読み始めた自宅〈あ ......どうやったら連続しているように話せるのかな、語りあえるのかなって思う。〉 〈も それは、Lifeとしての生からセクシュアリティの性の側面だけを切り離さないで、ってことやんな。〉(86頁) 3章まで読んだ。「あっちゃん」と「もっちゃん」の「声のおたより」はもちろんのこと、藤本なほ子さんの編集・構成が抜群(本のために整えられた典型的な「対談原稿」ではなく、まさに声の記録として受け取れるようになっている)。副題のとおり、「性と生」を切り離さず、ちゃんとその「あいだ」を行こうとする意思が端々から感じられて、そこがまず素晴らしいと感じた。 1章のつかみも巧い。〈強いられてする自己紹介〉ではなく、〈積極的に開いていきたくて、みんなと話がしたくてする自己紹介〉(20頁)。そして色々な〈かもしれない〉(24-26頁)。とてもクィアだなぁ、と嬉しくなった。 3章もかなり良かった。境界線を引きようがない話が、生活の中で展開されていることの意味(自分がエッセイで目指したいのはこの「あわい」なのだよな、と勉強にもなった)。お味噌汁(72頁)や水分補給(87頁)のたまらない緊張感。「LとLではないもの」(83-97頁)の節も、大事な話題が展開されている。〈すごーく幅の広ーいリボンみたいな感じ〉(97頁)。なるほどなぁ...
- saori@sweetbox1042025年8月10日読み終わった少しとどまること なんでもすぐに良し悪しを決めたがるわたしにとって、必要なことだなと思った 不安ベースから信頼ベースへ 「ない」世界から「ある」世界へ チューニング
- たかむら@ryotakamura04272025年7月25日読み終わったこの本の中の対話自体が言葉を大切にしているゆえ、単純にトランスジェンダーの本ですと言えないくらい、「あいだ」について考えさせられた1冊です。 あっちゃんともっちゃんと満生ちゃん、そして周囲の人たちの素敵な雰囲気を感じつつも、その中の迷いや葛藤にも触れながら、サブタイトルの「性と生のあいだ」について感じることができた気がします。 その中で、4章の素直さんの2007年の講演が心に刺さりました。18年前からどれだけ社会が変わっただろうか…と改めて感じます。
- 小池陽慈@koike_yoji2025年7月11日noteに感想をアップしました。 かなり本気で書きました。 お読みいただければ幸いですm(_ _)m https://note.com/gendaibun/n/n614a49644c33
- 小池陽慈@koike_yoji2025年7月6日読み始めた読んでる半分まで読んだ。 途中だが、ここまでの読後感は……ハンパなく、良い。 どう良いかは、後日、noteか何かで文章にする。 ひとまず私は、自分が書き込みをしたこの一冊を、我が子の本棚にそっと置いておこうと思う。 無論、読み終えてから。
- 小池陽慈@koike_yoji2025年7月6日読み終わった読了。いや、もう、仕事で切羽詰まっているのにページをめくる手が止まらなかった。こんな凄い本、言葉に出会えるからこそ、読書はやめられない。近いうちに、感想をnoteにまとめます。