

感じるな考えろ
@dontfeel_think
- 2025年12月31日
- 2025年12月31日
湯気を食べるくどうれいん気になる - 2025年12月31日
うたうおばけ (講談社文庫)くどうれいん気になる - 2025年12月31日
世界の適切な保存永井玲衣気になる - 2025年12月31日
言語化するための小説思考小川哲気になる - 2025年12月31日
台湾対抗文化紀行神田桂一気になる - 2025年12月31日
その悩み、古典が解決します。菱岡憲司気になる - 2025年12月31日
世界自炊紀行山口祐加気になる - 2025年12月31日
急に具合が悪くなる宮野真生子,磯野真穂気になる - 2025年12月31日
四維街一号に暮らす五人三浦裕子,楊双子読んでる台湾人作家による女5人(大学院生4人+大家)の共同生活。3章まで読んだ感じだと各々が抱える人間関係の課題が食卓を通して優しく解く話といった印象。各々の視点で話が進んでいるので最終的に広げた風呂敷をどう畳むのか - 2025年10月15日
水中の哲学者たち永井玲衣読み終わった「哲学対話」のファシリテーターを務める、若き研究者の哲学エッセイ。哲学とは、答えのない問いに対して普遍性を探る営みだとすると、哲学対話はそのプロセスを他者と開いた形で行うきわめて実践的なアプローチだと思う。 例えば「うさぎとは何か?」と問われると、私はまずミッフィーのような絵を思い浮かべる。しかし、それがそれぞれのうさぎなのかを考えた瞬間、うさぎは言葉の向こうへ遠ざかってしまう。 この本が面白いのは、そうした「わかりあえなさ」に立ち会う著者自身の体験が丁寧に描かれているところだ。場面描写がそのまま心情描写として機能していて、読んでいるうちに、まるで対話の場に同席しているかのような感覚になる。 - 2025年10月8日
世界音痴 (小学館文庫)穂村弘読み終わったChatGPTとの会話の中で、おすすめの本として挙げられた一冊。 現代短歌の代表的な歌人である穂村弘のエッセイだけあって、斜に構えた視点と、ウイットに富んだ文章に引っ張られて、あっという間に読み終えてしまった。 怠惰と恋愛と孤独の狂った時代で、平成モラトリアムに浸りながら菓子パンを食べまくる「ほむほむ」。自分はモテないと言いながら、なぜか友だちは多い気がする。しかも、その友だちもへん。 会社員として真面目に働いていると書いてあったが、混沌とした内面を隠して普通の顔をして社会に紛れ込んでいることを考えるとおそろしい。 頭のネジを締めすぎてネジ穴が壊れてしまったあなたに贈りたい。 - 2025年10月1日
いい音がする文章高橋久美子読み終わったタイトルが秀逸。このタイトルをきっかけに手に取る人も多いように思う。書き手は元チャットモンチーのドラム担当。 内容は作家としての言葉との向き合い方が主だっているが、音楽と身近な人への語り口がまるで友だちとおしゃべりするときのようでテンポが軽快で楽しい。 ミュージシャン、作家、農業と、新しい世界に飛び込むことを止めない著者の生き様から、人生迷うときもあるだろうが愛するものをひとつもこぼさず全部抱えてとにかく進むんだゼ! そんな乱暴で誠実な励ましを受け取った。
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