
ev
@ev
- 2026年8月9日
ゾンビ回収婦小砂川チト読み終わった・すばらしい。 ・VRゲームのNPCとして求められていない「仕事」にのめり込むなかで、なぜ働くか? 社会でどう生きるか? 主人公は考える。機能としての仕事について仕事自体は登場させず表したところがおもしろい ・1文目の「専心」は「腐心」の方が良いと思ったが(ゾンビだけに)、腐心だと苦労のニュアンスが出て合わないから敢えて専心にしているのだろうか? ・本作は一人称小説と言われているが、実際には「わたしたち」「あなたたち」など、場面ごとに視点を変えている。それが文体とも相俟った良さにつながっている。 ・まず導入時点では主人公の人物描写や詳細な背景情報を入れず、AI・仕事・ゲーム(虚構世界)などの要素で読者が共感しやすい形にしておく。最後に主人公の苦悩の場面で過去や親との関係などが明かされるという構成もうまい。 ・著者の「AIがおもしろい小説を書けるようになっても関係ない。私が書きたい間は書く」(意訳)というインタビューでの発言も良かった。 - 2026年8月9日
緑十字のエース石田夏穂読み終わったさすがおもしろかった。 本社部門から現場に身を移して、現場の大事さが分かって現場の観点で考えるようになるというきれいな話に終わらず、主人公は最後まで現場の人として自信を持てない。一見熱心に働いている人も保身的なモチベーションで、みんな自分のポジションで精一杯働いているだけという仕事の現実を感じた。 - 2026年7月30日
女王様の電話番渡辺優読み終わった終盤で急いで展開を詰め込んだ印象があるがおもしろかった。 著者の他の作品も読んでみたい。 アセクシャルの主人公が風俗業界や友人との関係から自分や他人、社会のセックスについて考えていくという内容で、性を題材としているのに生々しさのないところが特に気に入った。主人公の勤務する店として(風俗のなかでも)女王様のマッサージ店を選んだ物語的な意味がもう少しほしいとは思った。 - 2026年7月30日
推したちとどう生きるか三宅香帆読み終わった誰かを傷つけるのは推し活ではなく集団の共同性として、推し活と共同体を分けて考える点は良い。 ただいまいち腑に落ちない。推し活という言葉がファンダム込みになっていて、集団と離れた推し活ってそれはもはや推し活ではないのでは?と思うからだ。推し活という言葉はビジネスなんかとも結びついて、「好き」や「ファン」とは違った意味合いを帯びている。本書のように肯定的に捉えることは難しいが、ひとつの考えとして参考になった。 - 2026年6月4日
ほんとうのことを書く練習土門蘭読み終わったビジネス系の本でアウトプットの重要性を説くものは何度も読んだことがあったが、これは全く異質で驚いた。初めて読んだタイプの「文章術」の本で、素晴らしい。自分に合った形式・方法で書き続けていきたいと思った。 - 2026年6月4日
わたしの服はどこからきてどこへいくの?マルティンメンド有加,鎌田安里紗読み終わったサステナブルファッションというファッションの新しい軸を得られた。服を大切に長く着ること、着なくなったときも簡単に捨てないでリサイクル・リユースすることを意識していきたい。 - 2026年5月27日
あなたと考えたい動物たちと社会のこと栗田隆子,深沢レナ,生田武志読み終わった良い本だった。はじめて自分がヴィーガンになることを考えた。人権意識が高かったりペットを大事にしたりする人たちも動物をめぐる問題にはなかなか言及しないので、初めて知ることも多く学びになった。自分はどうしても人間とそれ以外を明確に線を引いて考えてしまうが、それでもこういった問題を無視して加担したくはないと思った。 - 2026年5月27日
忙しい人のための美術館の歩き方ちいさな美術館の学芸員読み終わった美術館は年に1回行くか行かないかくらいのレベルだったのでちょうど良く楽しめた。たしかにデートコースとして水族館や映画館ほどメジャーでないのは不思議。個人的にはもっとふらっと行ってぼーっと見るくらいの気持ちで楽しめる場所として受け入れられると良いなぁと思う。 - 2026年3月25日
- 2026年3月25日
- 2026年3月24日
- 2026年3月19日
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- 2026年3月11日
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- 2026年2月28日
パリの砂漠、東京の蜃気楼金原ひとみ読み終わった文章がすてき。ここ特によかった。 "生きているだけで、何かに何かの感情を持っただけで、何かに傷つき、何かを傷つけてしまうその世界自体が、もはや私には許容し難い。この砂漠のように灼かれた大地を裸足で飛び跳ねながら生き続けることに、人は何故耐えられるのだろう。爛れた足を癒す誰かの慈悲や愛情でさえもまた、誰かを傷つけるかもしれないというのに"(p72-73) あと子どもに対する目が客観的で、自分と全く別の人間として見ているところに驚いた。 - 2026年2月27日
- 2026年2月27日
- 2026年2月27日
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