グレーとライフ

29件の記録
- kbuto@kbuto_mu2025年5月14日読み終わった>人には皆、ない方がよかった過去があるものだと思う。あの選択をしなければ〈中略〉 ない方がよかった過去も、あってよかったと思えてしまう日がくることは、人生の一つの神秘だと思う。
- K@weitangshaobing2025年5月14日読み終わった【好きなところ引用】 何かをかっこ悪いと思う時や、面白くないと思う時は、そこにあるかっこよさや面白さが見える位置に、自分が立っていないだけだ。 自分のこれまでを振り返ると、 LGBTQの「困りごと」を知りたがる人たちは、「悲劇」を求めてきたように思う。それはたとえば、セクシャルマイノリティはいじめに遭う確率が高いとデータによって証明されているということや、差別によって希望の職につけない当事者がいるということだ。 だが、「困りごと」というのは、長い坂のようだと僕は思う。その前に立つと、誰もが迂回できる道を探す。あるいは、誰かや何かに背中を押してほしいと願う。だが、そのどちらも選べない時、人は「笑って上る」しか選択できない。苦しさに飲み込まれぬように笑って、「いい運動になる」と意味を見いだしながら一歩ずつ前に進むしかない。セクシャルマイノリティとして生きるということは、この「笑って上る」ことの連続だと僕は思う。 かわいそうな思いをしている人はたくさんいるけれど、だからと言ってその人は「かわいそうな人」なのだろうか。誰かを「かわいそうな人」にするかどうかは、いつも自分にかかっているのだ。 ない方がよかった過去も、あってよかったと思えてしまう日がくることは、人生の一つの神秘だと思う。
- さみ@futatabi2025年4月30日読んでるこの文章たちが書かれて、本として世に出ることになって、本屋に並んで、ありがたい形で見つけられて、家に置いておくことができてよかったなあと思いながら読んでいます。はじめて読む著者のエッセイでこんな気持ちになれると、いつだってうれしい。
- Daidaigo@df21792025年4月25日読み終わった@ カフェ著者をとあるイベントで見かけたことがあるが根っからの根明に見えた。 そんな人でも、ゲイであるゆえの鬱屈とした感情をしっかり抱え、向き合って言語化し、向き合いきれなかったことにちゃんと悩んできたのだった。 ただただそんな様子を吐露しているだけの本ではなく、読み手を楽しませようとしていることが伝わってきた。自分もエッセイ的なものを書く時があるが、読み手あっての読み物であることを改めて痛感させられた。
- 北村有(きたむらゆう)@yuu_uu_2025年4月17日読み終わった曲がりなりにも、セクシャルマイノリティ向けのマッチングアプリでイベント運営を手伝ってる身として、少しでもLGBTQの知識をつけたくて当事者の方のエッセイを読んでるけど、こうやって「LGBTQの」という箱に入れているのもなんだかな、と読みながら思った。
- 北村有(きたむらゆう)@yuu_uu_2025年4月16日読んでるP77 かわいそうな思いをしている人はたくさんいるけれど、だからと言ってその人は「かわいそうな人」なのだろうか。誰かを「かわいそうな人」にするかどうかは、いつも自分にかかっているのだ。 -- このかたの文章はじめて読むけど、なんというかめちゃくちゃ読み応えがある。どんどん読みたくなる文章。
- セオアヤ@seosaaan2025年3月7日気になる読みたいやる気あり美の太田さんのエッセイ集。 > セクシャルマイノリティとして生きることの苦しみや喜び、そして日常のきらめきを綴ったエッセイ。「悲劇」を求める世間を軽やかに笑い飛ばし、等身大の生き方を模索する。マイノリティの生きづらさと向き合いながらも、確かな希望を見出す姿を描く。