私とは何か 「個人」から「分人」へ (講談社現代新書)

28件の記録
- まいける@bluesky421952025年8月17日読み終わった本当の自分とは何か。本当の自分を探すためにも本を読もう。そう思っていた。 でも、平野啓一郎さんのこの本を読んだおかげで、違うものの見方ができるようになった。 *一人一人の個人の中には、対人関係ごとに見せる複数の顔がすべて「本当の自分」である。 *人間は、たった一度しかない人生の中で、出来ればいろんな自分を生きたい。 *愛とは、「その人といるときの自分の分人が好き」という状態のこと。 平野さんは、自分の小説を分人の観点から紹介、解説している。これから平野啓一郎さんの小説を読む時の、キーワードになりそうだ。 最終章では、「まったく矛盾するコミュニティに参加することこそは、今日では重要なのだ」と語る。 これが、苦手な人、相入れない考えとの静かな融合につながるかもしれない。 違う視点をくださった平野啓一郎さんに感謝。
- 榊原紘@hiro_geist2025年4月5日気になる分人主義?がめちゃくちゃ強いと人に言われたので読んでみたい ※初対面の人・二度目ましての人・そこそこ知ってる人3人と6人で一晩過ごしたら、誰にチューニングすべきか分からず2時間で7回吐いたことがあります。
- 彩@Alice2025年2月28日読み終わったポちゃんがおすすめしてたことがきっかけで読んだ本!今まで頭の中で考えていたことが言語化されていただけでなく、そのもっと向こう側について話されていた。この本を読んで楽になる人たち多いんじゃないかな