Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
鋏✁
鋏✁
@hasami_choki
ぼちぼち本読んでます。SF、ミステリー、純文学が中心です。時折心理系の本も読みます。読む本はほとんど図書館からの恩恵を受け続けています。
  • 2026年8月6日
  • 2026年7月31日
    ループ・オブ・ザ・コード
    医療人類学×国際政治学×民族学のハードボイルドSF小説。登場人物が多く、反出生主義や国の抹消など重たく入り組んだ思想信条・背景や伏線がモリモリで、これどう展開されていくんだろうなと思っていたらいつの間にか読み終わっていた。数人の感想にも書かれていたが、抹消前の国のことをもっと出してくれてもよかったのになという消化不良感はあるものの、よくまとめてあるなという印象ではあった。また、国連といえども、やはり職場の人間関係はどこも同じような悩みを持つんだなと、親近感が湧いた。
  • 2026年7月24日
    残穢(ざんえ)
    残穢(ざんえ)
    おそらく著者が語り手の、今どきでいうならモキュメンタリー式のホラー小説。「なんか部屋から物音がする」という話から、芋づる式に出てくる怖い話のオンパレード。穢れが形を変えて土地や建物に残り、人を媒介して伝播する様子はもはや伝染病よりたちが悪い。怖さもさることながら、登場人物たちの弛みない調査能力とここまで来たからには知りたいという意地で紡がれる世代を超えた穢れへの追求には圧巻である。登場人物たちの穢れへの取り扱いの温度差や距離感は妙にリアリティがあり、それもまたスパイスになっている。とても面白かった。
  • 2026年7月21日
    魔女の原罪
    魔女の原罪
    血は水よりも濃いのだろうか。そして血は争えぬのか。透析、血縁、儀式など、あらゆる側面から血液にまつわる要素を散りばめたリーガルミステリ。伏線が多く、よくこの要素をまとめ上げたなと感心した。ただ、イカれたことを実行する人間は、やはり動機がめちゃくちゃである。なんでそんなことしちゃうんだよ…。自分に流れる血よりも疑心暗鬼になる認知の歪みのほうが怖いと思うのだった。
  • 2026年7月16日
    ゾンビ回収婦
    ゾンビ回収婦
    仕事が嫌になって、現実逃避でゲームをする時、なぜかほかのシミュレーションゲームや作業ゲームをやってしまう時を思い返す。自分の思い通りになる、スコアが上がる、結末が見れる。それで少し満足する。だって実生活では、誰も褒めてくれない。「頑張れば頑張るほど、細部まで気を配れば配るほど、私の仕事は無視され、軽んじられ、それきり忘れられていく」のだから。自らの発展のために、自らの身体に刻み込まれたタトゥーは、何があるのだろうと、指をじっと見てみるのだった。
  • 2026年7月16日
    キツネ狩り
    バイク事故で右目を失明したかわりに、三年前の光景が映るようになった刑事を主人公とした警察クライム小説。自身が被害者でもあるバイク事故の真相を特殊能力を使って解き明かしたことをきっかけに、未解決事件の真相に迫る。この特殊能力のさじ加減が絶妙で、能力を使ったからといって何でも分かるわけではない。結局泥臭い捜査は必要であり、薄い状況証拠を頼りに首の皮一枚で綱渡る展開はなかなかスリリング。リアリティのない設定なのに、リアリティがあるストーリーになっていて、かつテンポがよかった。
  • 2026年6月30日
    犬神家の一族 金田一耕助ファイル 5
    初めての横溝正史作品。 犬神家の嫡出子と非嫡出子を巡って壮絶な相続から巻き起こる凄惨な連続殺人事件。 読む前はスケキヨのゴムマスクと池へ逆さに突っ込まれた死体のイメージしか無かったがとても面白く読めた。トリックはやや強引でご都合主義的な部分があるものの、不穏な登場人物たちがかき乱すドロッドロの人間関係は圧巻。もはや相続ドキュメンタリーとも言える。相続はどんなに少額でも割合で揉めるというのは常だが、ここに血だの信頼だのが入り混じるとそりゃあ揉めますよね…と思うのだった。
  • 2026年6月3日
    ハウスメイド
    ハウスメイド
    恐怖と驚愕のエンタメ小説と銘打たれた事あって、登場人物の少なさとキャラ立ち、明快なストーリーラインと展開でスルスル読める。他の人も感想に書いているが、ワントリックなので、展開は予想できる。結末について私は3つの予想を立てたが、そのうちの一つだった。筆者が脳外科医でもあるからか、患者の描写にリアリティがある。ご都合主義的な部分はアメリカのエンタメっぽさがあるが、それはご愛嬌かな。
  • 2026年5月28日
    ハウスメイド
    ハウスメイド
  • 2026年5月15日
    文庫版 死ねばいいのに
    初めての京極作品。比較的短いから読めますよ!と勧められ借りてみる。渡来健也が死んだ亜佐美のことを知るために、亜佐美と関係があった不倫相手の派遣先の上司、隣人、恋人のヤクザもどき、母親、そして警察に話を聞きに行く。とにかく健也は不愉快で不遜な態度で話を聞きに行くので、神経を逆なでされた話し手たちは激昂する。読んでるこっちもイライラしてくる。不遜さは鋭く相手の意表を突き、幼稚なというべきか、純朴なというべきか、鋭利な言葉で刺してくる。「死ねばいいのに」と。話が通じるようで通じない感じがとにかく不気味だった。
  • 2026年5月4日
    今宵も喫茶ドードーのキッチンで。
    ささくれだった気持ちや心をちょっとだけほぐして、戻してくれるようなお話。意識しないと気が抜けないこんな世の中だから、ちょっと肩の荷を降ろそうかと思えた。
  • 2026年5月2日
    魔女の原罪
    魔女の原罪
  • 2026年5月2日
    正体
    正体
  • 2026年5月2日
    キツネ狩り
  • 2026年3月18日
    ほんとうのことを書く練習
    土門さん、圧倒的に書いてるんだろうなということはわかる。
  • 2026年3月17日
    イン・ザ・メガチャーチ
    読みやすく、「正欲」と同じく登場人物が場面で入れ替わる構造で小説の巧さを感じる。推し活を巡る物語に対して、登場人物たちは皆、物分りが良すぎる。わかり易すぎて、わからなさがない。余白がなくて、息が詰まる。もしくは、わからなさすぎて、置いていかれる。ただどちら側にも立っていないと感じる。すぐ読めてしまったのに、ざらつきを感じるのは初めてで戸惑っている。
  • 2026年3月17日
    イン・ザ・メガチャーチ
    んーなんだろうな。外側をなぞったものを読んでいる感覚が拭えなくて、いまいち集中できないでいる。展開がなんとなく読めてしまう感じもあるし、ざわざわする感覚もあるし、なんだろうか。
  • 2026年3月16日
    ここはすべての夜明けまえ
    本当は死にたかったのに、ほぼ不死身になる融合手術を受け、父の介護と甥の世話を引き受ける主人公。25歳とは思えない幼稚さは、母の写し鏡を引き受けてしまった父からの呪いでもある。その幼稚さが家族を追い詰めて、不幸にしていく。最後には「人生で一度でいいから間違ってなかったと思えることがしたい」と壊れかけた体で訴える。物悲しい後味だった。この本はできることなら、本で読むほうがいい。主人公が家族史を書くパートはほとんどひらがなで書かれており、読みにくさはあるものの不思議と読めてしまう。技巧的な小説だと思った。
  • 2026年3月13日
    ここはすべての夜明けまえ
    ひらがなばかりで読みにくいけども、それがたぶんこの小説の根幹なんだと思う。読む。
  • 2026年3月12日
読み込み中...