正体

45件の記録
- 読んでみ太郎@Bukkbukk42025年4月29日読み終わった昨夜読み終わった。 先に映画、ドラマ両作品を観てしまってるせいか冷めた感じで読んでいた。 死刑囚が脱走して、別人に成りすまして仕事を転々とするが、頭が良く、行くところ行く所その男のファンが増える話。 賢く仕事は優秀でも、返事も野暮ったいノリも基本悪いのに、イケメン高身長ってモテるんだなーと思ってしまった。 ラストは個人的にはなんかしっくり来ない。 ネタバレだけど、 映像作品見たときにも思ったが、認知症の人にいくら説き伏せて、事件当時の本当のことを言わせようとしても、それはただ無理矢理「言わせてる」だけで、死刑を覆すだけの何の証言にもならない気がするが、、、 とは言え、映画ドラマはとても面白く鑑賞したので、先に原作のこの小説を読んでいたらもっと感想は違っただろう。 ちなみに映画、ドラマ、小説で結末の描き方が違います。
- Runa.@runamaru82025年4月27日読み終わった考えさせられるサスペンス悲しいボリュームの多さを感じさせない、無駄のない文章でした。あっという間に一晩で読む面白さ。 言葉の使い方や表現で魅せるより、早く結末に至ってほしい、そして考えてほしいという作者の意図を感じました。 死とは、いなくなること。 鏑木が生きた軌跡にいた人達が、それぞれ受け取った優しさや救いを胸に、世論よりと自分たちが目にしたものを信じる様が、とても人間らしく好きでした。 人が人を裁く難しさはよく題材になりますが、 AIによる事実だけを加味した判決ができれば誤審は減るのかなと思う一方、 事実では透けてこない人柄や心根は、人の目を通して受け取られます。そうなるとどうしても、その難しさはずっと続くのだろうなと思い、 まさにタイトル通り「正体」とは何が表すのかと 自問した作品でした。
- ゆうこ@miichan19752025年4月15日読み終わったKindle Unlimitedこれは冤罪だろうなって思いながら、ずっとずっと祈るような気持ちで読んでたけど、事実は残酷で、結末も残酷だった。ああ、でも、映画みてみたいな。
- いしかわゆき@milkprincess172025年3月28日小説「どうか逃げ切れますように」と感情移入している自分がいた。ドラマなどではきっちりと最後まで事件を追うけど、現実で冤罪と判決が下されるケースはきっと少なくないのだろう。それがその人の人生を潰してしまうとしても、処理されてしまうこともあるのだろうね。それで、「この人はやりそうだと思ってました」なんて平然と言ってのけるんだろうね。
- ロッタ@rotta_yomu2025年1月10日読み終わった著者の染井為人さんがあとがきで、「あくまでエンタメ小説であり、ただの娯楽本」と書いていた。読んでいる間、どうなるんだろう?どうなるんだろう?と夢中でページを繰った。ただの娯楽本。されど娯楽本。そういう読書でしか味わえない疾走感ってあるよね〜🍻📺🏂🚲
- さくも@mmk-39r2025年1月3日読み終わった映画よりこちらを先に読んでしまったことだけが唯一の後悔です。(映画も面白かったです) 引き込まれて、すごく考えさせられ、読了後もかなり引き摺りました。
- haru_68@haru_682024年10月5日読み終わったNo.6 (2024年6冊目) 『正体』 染井為人 ✒︎ ___________________________________________ 少年死刑囚鏑木慶一が、姿を変えながらさまざまな職場、環境で真相解明のために奔走する物語。 死刑囚にしては“しっかりしすぎ”ていたり、 途中から免罪を専門とする弁護士が登場したり、 「あれれっ?」っていうことがだんだん出てきたけど、 ラストまで読んだら納得! 非常に読みやすくておすすめです!