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@jieyi0902
2026年から🎶
  • 2026年2月19日
    生きることは頼ること 「自己責任」から「弱い責任」へ
    自己責任論は強い個を前提とした話であるが、人間は基本的に傷つきやすくて弱い生き物であり他者のケアを受けずには生きられない。責任という概念を捉え直す、なかなか貴重な読書体験だった。 しかし私の実祖父の置かれた状況(養育費を払わずに逃げ、今、病院で孤独死寸前)と照らし合わせてみると、「それはさすがに自己責任じゃないの?」と思うこともある。 責任とは、選択の結果を引き受けることでもあるはずだ。それでも自己責任という概念は批判されるのだろうか。
  • 2026年2月16日
    風と共にゆとりぬ (文春文庫)
    朝井リョウさんが持つ、読ませる文章を書く力はものすごいと切に思った。痔瘻の手術をした話をこんなにも壮大に面白く書けてしまうのだから、そりゃ小説も売れるはずである。朝井リョウさんはなかなか真剣で哲学的な社会派小説を書いている印象だが、エッセイで綴られるプライベートの様子とはあまりにもかけ離れている。「普段わたしが認識する朝井リョウとエッセイに登場する朝井リョウ、どっちが本物なんだろう」と思ってしまった。
  • 2026年2月16日
    有罪、とAIは告げた
    事件自体の結末は、ある程度中山氏の作品を読んでいれば容易に想像できる。しかし「法神」のメカニズムに関しては全く想像もつかなかった結果が待ち構えており、さすが中山七里といったところだ。誰もが容易にAIにアクセスできる世界で、人間の持つ倫理観がどこまで持ち堪えられるのか不安になった。AIにできることがどんどん増え、人間にしかできないことがどんどん減る中で、前者をどう制限し後者をどう守り抜くか、これからの人類の課題だろう。
  • 2026年2月14日
    唯一者とその所有 (1949年) (岩波文庫)
    半分ほど読んだが、彼の主張の要旨は大概理解できた上にこのあとは同じ話が続きそうなので、ここで読むのは辞めにしたい。劇薬すぎる。しかし、思想自体は面白い。秩序をも幽霊とみなす彼の思想は、日本的現代社会ではなかなか受け入れ難いものだが、日本人の若年層、特にホワイトカラーの人々はこっちに寄りつつあるのではないか。
  • 2026年2月10日
    奥行きをなくした顔の時代
    90年代から現代に至るまで、化粧や整形がどのように変容してきたか、外見に対する捉え方がどのように変容してきたかが詳しく述べられている。結局、人間はルッキズムから逃れることなどできないと思う。
  • 2026年2月7日
    すごい古典入門 アーレント『人間の条件』
    だいすきな戸谷先生の本🫶🏼アーレントは難解(らしい)ですが、これはだいぶ分かりやすく書かれてます。薄いし。でも、核心的な部分はカバーされてます。「生命を最高善とする現代社会では、人々は匿名的になっていきます。」でゾワッっとしました。長生き=幸せって、裏を返せば、長く生きてればその中身なんてどうでもいいって言ってるみたいなものですもんね。別に長く生きたとて確実に幸せなわけないのに。
  • 2026年2月6日
    AI時代になぜ英語を学ぶのか
    外国語学習とは言語を学ぶだけではなく教養を学ぶことであり、視野を広げ認知能力を向上させるためのものである。という主張が脳科学や言語学の観点から解説されていて面白かった。英語が第二言語の人であれば尚更、「たしかに!」となる。薄々と思っていた「AI時代にこれ意味あんのかな〜」が解消され新しい価値を言語に見出すことができた。
  • 2026年2月4日
    マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か #MeTooに加われない男たち
    私はマジョリティ男性ではないが、人としてまっとうであることとは、自分が置かれた環境やたまたま履かせてもらえた下駄に自覚的であり、その自覚をもとにして他者の境遇を理解し公正さを求めることなのだろう。なぜエリートや知識人層が再分配を求める政党を支持するのか理解できた。
  • 2026年2月3日
  • 2026年2月1日
    友情を哲学する
    自律には他者の存在が必要であるという一見矛盾したマッキンタイアの考えには、同意する。自己を認識するにはどう転んでも他者の存在が必要である。友人というのは、自分が自分を認識するために必要なのであると思った。
  • 2026年1月27日
    強権に「いいね!」を押す若者たち
    強権に「いいね!」を押す若者たち
    陳腐な若者論ではあるが、なかなか的を得ていると思った。タイパ主義で実利主義的な若者たちは、わかりやすく極端にものを言う強権的なリーダーに惹かれやすいのは事実であろう。冗長的な議論を嫌い、弱者を「自己責任」で一刀両断する傾向にあるのもまた事実だろう。しかし長期的な視点で見れば民主主義こそ結局は少数派の意見を汲み上げることになる。多党制で混沌としてこその民主主義の価値ではあるが。ちょうど選挙前なのでタイムリーに読めた🎶
  • 2026年1月26日
    美とミソジニー
    美とミソジニー
    美容行為はいったい誰のためなのか。現代女性は迷わず「自分のため」と答えるだろう。しかしその「可愛い」「綺麗」はどこからインプットされた価値観なのか。その窮屈なパンプスやハイヒールは女性に何をもたらしているのか。就職活動や冠婚葬祭のパンプスなど、暗黙のルールとして機能している有害な美容行為にNOをつきつけられる人間でありたい。しかし全ての美容行為を捨て去ることはフェミニストとて不可能である。それほどに美の価値観は我々に内在化されてしまった。
  • 2026年1月18日
    知の体力(新潮新書)
    大学という機関が形骸化し始め就職予備校になりつつある現代の姿に危機感を持つ著者に非常に共感した。学問に対しその有用性、すなわちどのように社会で役に立つかなど求めてはならないのである。
  • 2026年1月18日
    リベラリズムの終わり その限界と未来 (幻冬舎新書)
    リベラリズムはなぜ批判されるのかという問いの元にリベラリズムが抱える大きな自己矛盾を指摘した痛快な一冊。しかしリベラリズムをただこき下ろしてもそこに意味はなく、その自己矛盾と社会をどう擦り合わせていくかが必要だ。
  • 2026年1月16日
    パッとしない子 (Kindle Single)
    短いのに衝撃的で一気に読んでしまった。教師という人間の在り方が子どものその後の人生に重苦しく響き続けてしまうから教師はその責任を自覚すべきだという気持ちと、たったあれほどの給料で教師にそこまで求めてはならないのではという気持ちがせめぎ合う読後感であった。
  • 2026年1月16日
    何者
    何者
    SNSと就職活動、何者でもない自分を何者かに仕立て上げなければならない場所。そこで奮闘する若者や冷笑する若者を描いている。何者かになりたいけど何者にもなれず苦しみ妬み嫉む姿があまりにリアル。しかしSNSを通じて何者かになることで自信をつけているようでは、その人からSNSを取り上げればただの屍であろう。
  • 2026年1月13日
    日本の分断はどこにあるのか
    日本の分断はどこにあるのか
    民主主義は有権者の知性を前提としているのだから、有権者はもっと勉強すべきである。多数派が勝つだけではただの多数決である。民主主義には議論が必要。しかし自己実現を政治に求めるというのはいかなることか理解が及ばなかった😆
  • 2026年1月12日
    ポピュリズム―世界を覆い尽くす「魔物」の正体―(新潮新書)
    最近台頭している某政党や某大統領などと照らし合わせつつ読むと理解が深まる。が、著者が某ピンクの政党支持者であることには驚いた。あれこそポピュリズムではなかろうか。
  • 2026年1月8日
    日本型開発協力
    テスト前に詰め込みで読んだのが間違いだった。
  • 2026年1月8日
    グローバルサウスの時代
    テスト用に読んだ。世界の潮流が理解できる。しかし昨今の世界情勢は急速に変化しすぎているので、24年出版のこれですら最新でない。
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