
エフ
@katekyof0509
エフです。東京在住です。
基本、図書館派。
簡易的な感想と読んだ本すべてに⭐︎をつけていくつもりです♪
- 2026年11月2日
#台所のあるところ原田ひ香読み終わったなんだか20代〜40代の読書好きな女性が好みそうな内容というマーケティングがなされたうえで、 このような小説を作りましたという感じ。 丁寧な文章と構成だと思うけど、 なんだかもう少し、とんでもないものを見たという 凄みのようなものがあるといいな。⭐︎3.5 - 2026年11月1日
極限の漂流118日間ソフィー・エルムハースト,村井章子読み終わった何となく興味を持って読んでみたけれども、 読み物としてはそんなに楽しく読めないなあという感じ。淡々と数字や出来事が描かれているだけだったら、すごみが出たかもなんて思ってみたものの、 それはそれで想像力を頑張って働かせても面白くなさそう。うーん、自分の知性のなさと共感力の低さが問題なのかも。⭐︎2.5 - 2026年10月31日
本のおかげで暮らしていける津村記久子読み終わった楽しく読めました。 新聞連載のせいか、文章の構成が全て同じ感じ。 せいかというか、せいでというべきか。 一冊の本として読むと、途中でやや飽きがきました。 読んでる時はこの本読みたいと思わせるのだけれども、メモをとるまでにはいかないなという感じ。 非常に誠実な文章であると思います。 評価をくだすならば⭐︎3.5で。 - 2026年10月27日
屁理屈と哲学小川哲読み終わった感想をいうような本ではないような気もしますが、 面白かった。星新一のショートショートを読んでいる感覚というか(それは長さとオチがちゃんとついているところ)、ナンシー関のなんか一口コラム読んでるみたいというか。 樋口恭介のところは電車の中でしたが、 声に出して笑ってしまいました。あまりにも気の毒で ⭐︎4 - 2026年10月14日
- 2026年10月8日
きみはメタルギアソリッド5:ファントムペインをプレイするジャミル・ジャン・コチャイ,矢倉喬士読み終わったなんだかよくわからないのも含めて、 こういう個性ある作風で、 それはそれで楽しく読書の時間が過ごせたのならば、 いいものなのかもしれないと納得して評価をくだそうと思ってみたものの、 あんまり楽しいとも思えないし、 理解する前に、一作一作が終わってしまった感じ。 なんていうか完敗です。 いつか再挑戦します。 こんな状態なのに、評価するのは心苦しいのですが、 ⭐︎3 - 2026年10月5日
たぶん、恋しい一穂ミチ読み終わった6作がどれもきちんと面白い。 文章が、登場人物が本当に考えそうなリアルな表現になっていて、まるでその人がそのまま話しているような感覚すらした。 社会からちょっと外れた人たちの設定も結末に至る際に描かれる示唆のようなものも、過剰なところがなく適切な感じがした。 読みやすく、適度に毒っぽいところもあって、 素敵な短編集。⭐︎4.5 - 2026年10月4日
- 2026年10月3日
ノー・ファンタジー上田岳弘読み終わったある程度社会人生活を頑張ってきたけれども、 それにひと段落つけた後にも残る生活。 穏やかで観念的でなんとなく優雅、生活感の描写などもあえて排除したと推測。ノーファンタジーというタイトルなのに、生活の生々しさとは無縁。 なんだか難破船の流れ着く湾とかオアシスから遠く離れた砂漠にある象の墓場を読んでいるような感覚。 そこでもまだ生き続けないといけないという内容なのだと思うものの、正直、やや退屈。 自分が構成やギミックにうまく気が付けなかったのかも。⭐︎3 - 2026年10月1日
- 2026年9月28日
鉄の胡蝶は保坂和志読み終わった久しぶりに保坂和志を読んだけれども、 日常と猫をいろいろな小説や映画などを例にあげて、 哲学的な文章を書いているというのイメージを 抱いていたのだけど、なんかこんなふうに リビドーについても堂々と話す人だったっけと。 職歴を考えると、糸井重里みたいなものと思えば 納得できるかもと思ったり。 知性溢れる文章で異性への興味を表現していて、 表現方法が別ベクトルの村上春樹って感じ。 内容に起伏がないし(これは今さら言っても意味がないけど)ある程度長いので、読むのにテンションを維持させるのが難しいけれども、ところどころを抜き出して読んでも文章や内容に冴えたものがあるので、 面白く読めるし、心に残るところも多い。 完成度はどうなのかと考えてみると、正直に言って なんだかよく分からない。途中、読むのがだるくなってしまったり、ひとつの作品として考えるとどうなんだろうとも思ったので⭐︎3.5 - 2026年9月26日
夏帆村上春樹読み終わった春樹の展開・主題などは変わらないのに(母殺しを描いていると言いますが、違いはほぼないでしょう) メタファーなどもほぼ同じ。 それなのに、加齢によるものか、登場人物の描写が 寓話的になり、人物描写が単純化したように思えます。また、本文も簡素すぎるし、脇が甘い,こんな一文、書かなくていいのにと思うことが非常に多い。 山田詠美とか江國香織、川上弘美なんかは年齢を重ねるにつれて、表現を抑えることで余白を楽しむような味わい深さが感じられるのに、春樹はなんか幼稚化してる感じ。そのあたりを読みやすいと評価している人もいらっしゃるようですが、個人的には劣化だと思います。短めのページ数も、もう前みたいな長い小説を、統治する集中力がないのかななんて思ってしまったり。 この本を読むほとんどの人は、春樹だからって理由で 手に取ると思うのですが(まあ、自分もそうなのですが)、それだったら、ねじまき鳥クロニクルとか 世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドあたりを再読した方が絶対に良いです。面白くないというか、完成度が低い。⭐︎2 - 2026年9月23日
タイム・アフター・タイム吉田修一読み終わったメロドラマだね。 ちょうど良いところで、時間軸が変わるから、なんだか2人の絆がますます深まって感じる。 吉田修一はなんだか会話に違和感を感じるけど、なんでなのだろう。 吉田修一のセクシャリティをどうこういうつもりはないのですが、沖縄についての感じ方がゲイ丸出しだと思いました。 良いところももちろんたくさんあるけれども、 吉田修一だと思うと期待値が高くなるのと、 なんか青臭い感じに既視感もあるし⭐︎4 夏によく合っている小説ですね。 - 2026年9月16日
まぬけなこよみ津村記久子読み終わった読むものがないので図書館で借りたけど、津村記久子のエッセイ、やっぱり面白い。 昭和のノスタルジーな感じ、諸々のイベントに対するテンションの違い、初期ちびまる子ちゃんを読んでるかのよう。面白いけど、ページ数はちょっと多いかな。やや飽きる。まあ一気に一冊読み切るような本ではないのでしょうが。⭐︎4 - 2026年9月13日
粉瘤息子都落ち択更地郊読み終わった他の人にはどうでもいいことを縦軸にして、読み手の興味を繋げておいて、その周辺を描写していくというのは、先日読んだ、ゲーテと既視感を感じつつも、 今作の方が、下世話で庶民的で自虐的で楽しく読めた。 エピソードの出し方や見立てや比喩に、とても素敵なセンスがあり、その魅力が物語を引っ張っていったと思う。 これ以上ないくらいの素晴らしいタイトルに、 息子という言葉が含まれているのが、 本文では家族や故郷へのセンチメンタルがあまり描かれていないけれども、それを補填しているように感じた。都落ちは縦軸だし、粉瘤は存在感あるし、択も必然性高いし。 ゲーテとか、あと降りる人、なんかも良かったけれど、それよりも面白く感じたので⭐︎5 - 2026年9月11日
ゲーテはすべてを言った鈴木結生読み終わった面白かったと思う。 知性とセンスの塊の縦軸に対して、 細かい粗はやや気にはなったけれども、 それは些細なことであると思う。 事前情報から、文学センスを問われる踏み絵のような 気持ちで、今作に取り組んだけれども、 アカデミックな世界を、内容をクローズアップさせて、読み手に興味を持たせて、結局どうだったのか知りたいという気持ちを作品の最後まで保たせることに成功していると感じる。 平野啓一郎の日蝕みたいな作品を想像していたのだけれども、それに比べたらかなり親しみやすく感じた。⭐︎4.5 - 2026年9月10日
踊れ、愛より痛いほうへ向坂くじら読み終わった潔癖な人だなあ。愛着を感じているものに対して、 そんなに好きではないと言ってしまうところに、 この小説の肝があるように感じた 心を掴まれるような文章もたくさんあったけど、もう少し外部に動いたほうが良いかなあという気持ちにもなりました。いわゆるエヴァに乗らないシンジくん小説なのかなとも。他の作品も読んでみますね⭐︎4.5 - 2026年9月10日
今度は異性愛松浦理英子読み終わったとても威勢がよくて素敵なタイトルだけれども、内容はなんだかとても観念的。 面白かったのだけれども、なんか実は今作を半分も味わい尽くしていないのではないかという気持ちにもなってしまうものの、なんだかタイトルが頭に浮かぶたびに、そんなことを気にしなくてもいいのかなと思えてしまうのが不思議。空気が読めない絶妙に嫌な人が今作もでてきて、それはとても安心感もあるし、素敵。⭐︎4.5 - 2026年9月9日
夜の恩寵三浦しをん読み終わった五作あって、どれもしっかりと面白いし、 きっかりと等価値になっているように感じる。 ものすごい安定感だ。 三浦しをんは男性の第一人称を よく考えて使っていると思う。 気を許した相手だと、やっぱり俺を使ってしまいがちなのかもなーとか思った。⭐︎4.5 - 2026年9月7日
けんぐゎい朝倉かすみ読み終わった前半は普通。第二章の後半、まあ場所と仕事を変えるあたりからは痛快感もあって面白かった。 まあ、前半の部分は後半のためのフリなのだろうけれども。 うーん、直木賞あるあるのこれだったらあの作品の方が良かったのには今作も該当するかも。 田村はまだかとか、平場の月とか、よむよむかたるの方が面白かったよー。好みの問題かもしれませんが。⭐︎4
読み込み中...