吸血鬼
48件の記録
sigure@__d1293o2026年5月10日読み終わったやっぱり遠野遥の文章が好きだな〜と思った ディストピアと思って読み始めたけど、女性が「おひつじ」や「おうし」に分類され、男性が女性を選ぶ社会という設定以外はほとんど現実で、それが一番恐ろしかった 設定という皮を被っているだけで中身はかなり現実に近い部分があるし、固有名詞もそのまま登場するから誰かの日記を読むような、そんな調子で進んでいった 大きなオチもないし 白井先生が真っ当な?(何が真っ当なのかというのは分からないのだけど)考え方をしているし、この世界では珍しいくらい愛に溢れた素敵な方だなと思っていたのだけども、最後の方でだんだん不穏な部分が見えてきたのはわたしだけなのか ずっと書かれてなかった「女性への苛立ち」みたいなものが書かれるようになって、それは事務の加賀さんに対してや有紗に対して 景虎との病室での会話も、最後も、なんか少しのズレが見えるようになってきて、すごく不安なラストだった 現実社会での厭な部分をこうも落とし込めるのか〜と嬉しくなりながら(うれしい?)読んだ 読めてよかったです

ごきげんなしめじ@gokigen_shimeji2026年5月1日読み終わった女性が容姿でランク付けされる奇妙な世界観。 全ての決定権が男性にあって、女性はモノみたいに扱われていた。 2人の視点から書かれていて、1人はもうすぐ中学を卒業して男性の所有物になるいわゆる結婚を控えている立場。もう1人はかなり裕福な男性だけど、女性と比較的対等な目線に立っている人物。 この世界観が崩壊するのか、、、?と思ったけど決してそうはならず、理不尽な世界の中で穏やかにゆっくりこれからも時が過ぎていくんだろうなと感じるラストだった。現実の世界もここまで容姿至上主義ではないけれど、近い考えの人、現象ってあるよなーと思った。
鬼サソリ@hereditary_03292026年4月19日読んでる読み終わった2人の語り手が妙に空虚で不気味 権力のある男が若くて綺麗な女を選別して所有するという社会ルールに特に疑いを持たない そういう社会で生きている人として現実の出来事をパラレルに語っていくのだが不思議と違和感なくスルスルと入ってくる 弱者男性によるフェミサイドや政治家を狙ったテロ、社会を批判しながらも女性選別制度にすがるしかない父親など、高まる怒りの内圧からの暴力による反逆の気配が、織田信長やドラキュラ伯爵、ひいてはトランプの虐殺による恐怖支配を招きそうな、男社会の無限ループを感じさせる ラストは女性寄りにみえた男性主人公がより強めの思想で価値観を揺さぶってきた へびつかいは出てこなかった

705@naschoko2026年4月19日読み終わった借りてきた女性は中学に入ると容姿により「おひつじ」から「うお」までの12等級に順位付けされ、国が作成する「目録」に掲載される。一方、男性は社会的地位や財産により順位付けされ、上位の者から順に「目録」から女性を選んで結婚できるという世界が舞台。 コロナ禍の日本を思わせる描写のせいかディストピア感は思ったより薄め。そこはかとない薄気味悪さが全体を覆っている印象。 語り手となる登場人物の感情が薄く、主に合理性によって行動しているように見える。その主張もテレビやSNSなど、どこかで見聞きしたことのあるような無個性なもの。 淡々と話が進んでいく中、何とも言えない居心地の悪さを感じつつ読んだ。 作中にディズニーシーが出てくるが、この世界でもリトルマーメイドは人気たり得るのだろうかと考えてしまう。
すずき@Rbell_23602026年4月8日読み終わった女性が国によってランク付けされている社会で暮らす人々のお話 ディストピアを書いているのだけれど、ふとした瞬間私たちはそれを現実のある一瞬に見てしまうような、そんな危うさの上に小説が成り立っている 「吸血鬼」をタイトルに持ってきた意味をしばらく考えている、もしかするとこれは私たちへの語りかけなのかもしれない、とすら思いながら
サク@startac2026年4月6日買った読み始めた読んでる発売日にウッキウキで書店に行ったものの、入荷遅れで入手できず。やむなく電子で購入し、読み始めた。紙が好きだけど、電子は空き時間にスマホからも読めるのがよい。 ゆっくり読み進めて、現在7割ほど。やっぱり著者の読みやすい文体が好き。ずっと読んでいたい。
彩@aya_toto2026年3月31日読み終わった面白くなさすぎて死ぬかと思った。 こんなの読んだの久しぶり。 ディストアな世界観も設定だけされてて、現代と何にも変わらないし、 主要人物の書き分けすらできてない。 コロナや衛生観念を徹底する描写があるのに、後半で拾う気配もない。 誰ですか、芥川賞あげたひとは…
い。@hon_i_read2026年3月30日読み終わった今回も管理社会的なディストピアという設定で、女性は男性の所有物として14歳を越えると一方的に結婚を決められる社会が舞台 主人公たちは自分の思うことはあっても基本的には社会構造の中での自分の立場を遵守する立ち回りをしている 意志が無い、というのではなく、合理性を感情よりも重視している、という方が近いと思う 感情よりもシステムで回っている社会の中で、自分の納得と他者からの見え方のバランスを取り生きていく主人公たち 現実にはこのような社会は否定されなければいけないけれど、感情的ではない、淡々としたコミュニケーションがとても儀式的で美しかった。


































