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にょろぞう
@kofun_nameko55
書庫を求めて三千里
  • 2025年10月9日
    日本の絶滅危惧知識
  • 2025年10月9日
    銀座「四宝堂」文房具店
  • 2025年10月9日
  • 2025年7月19日
    変な絵
    変な絵
    絵は精神を表すという冒頭に始まり、どこか不気味な絵にまつわるオムニバス小説。 前作に思うところがあったので期待半分で読んだが、記事部分の気持ち悪ささそのままに面白かった。この方の真骨頂は人怖だと思う。 個人的には最後のアゲはなくても良かった。 あと巷に流れる栗原最強説。
  • 2025年7月11日
    穢れた聖地巡礼について(1)
    この方の前作はインターネット連載時に毎週楽しみにしていたのだが、ラストのまとめ方に期待の泡が弾け飛び、反転した感情だけが残ってしまい後発作品をずっと読めずに遠目で見てた。 帰省した際に奇跡的に図書館にあり読むことを決意した。 現代のインターネット社会を舞台にしたホラー小説。前作はまとめられた資料を我々が読む、という構図だったが、今回は登場人物がいて彼らの挙動を見守る形だった。 ミステリーのような構造に散りばめられたホラーは本当に鮮やかで、私はかなり好きだった。 この方が置く、ささやかなながらどうしても見過ごせない共通項の塩梅は本当にすごいと思う。
  • 2025年7月11日
    水俣病
    水俣病
    前回読んだ『日本のアジール〜』を受けて手に取った本。教科書でしか知らない事柄の行間を知りたくなった。 数奇な巡り合わせから水俣病の全てを見届けることになった医者の本。 終始感じられる加害者への怒りには納得の一言。 それとは別に被害者の方を含む登場人物たちの行動には考えさせられるものがあった。 ずっと共に在ったものを突然高名なだけの人に否定された時、果たして自分は簡単にそれを捨てられるだろうか。
  • 2025年7月11日
    母さんごめん、もう無理だ きょうも傍聴席にいます (幻冬舎単行本)
    内容はタイトル通りで傍聴席からみた公判の様子がオムニバス形式で綴じられている。 一つ一つは短いが、記者の筆力によって描き出される背景は残酷ながらも、どこかを掛け違った自分として見るに容易いものばかりで、言いしれぬ恐怖と無常が湧き上がった。 表題作の訴えが頭から離れない。
  • 2025年7月6日
    日本の「アジール」を訪ねて: 漂泊民の居場所
    日本にアジールが?と借りた一冊 平凡な人生を送ってきた私にとってその世界は未知の一言だった。 最近は言葉そのものが槍玉に上がり抑圧される傾向にあるが、そういう歴史がある以上そこに紐づく歴史を失わせるべきではないと思うし、その一つを知れて良かった。
  • 2025年7月6日
    潮来を、なぜイタコと読むのか
    『日下を〜』の続編。こちらは紹介される苗字が多く、オムニバスのようだった 前回のイチ同様喪われた言葉への寂寥感もありつつ、古代語への知見が深まった。まさか風呂は昔湯の意味ではなかったとは。 あと縁起の良い名前へ改名させる例として支笏→千歳等が出てきたが、吉(よし)のつく地名は葦→悪し→吉に変化したのかな、なんで素人考えを思った。知らないけど。 途中で京では単語の一部をひっくり返して話すことがあったと出てきていた(例は忘れた) となると新たは『あらた』と読むのに新しいになると『あたらしい』に変化するのもこの運用から来ているのだろうか。
  • 2025年7月6日
    日下を、なぜクサカと読むのか
    日下という苗字を知ってからずっと気になっていたので読んでみた 苗字の話だけでなく古代の語彙の広がりまで言及が広がっていて新たな知見に溢れていた まさか傘と陰が大まかに元を同じくしていたとはの気持ち また、地域という横の広がり的にも現在過去という縦の流れ的にも、似たようなものを『それ』と呼称しわかりやすいように地域を指す名前にするのは共通なのだと分かって不思議な嬉しさがあった。 読了後は時代に消えた職業『イチ』に想いを馳せていた 借りて読んだものの、この本自体は今後私の知識として引けるようにしておきたいので買う予定。
  • 2025年5月30日
    一次元の挿し木
    一次元の挿し木
    Xで大絶賛されているのを見かけて買った。 タイトルと序章部分でオチが読めたせいか、私には刺さらなかった。 読んでて目が滑るようなことはなくて良かった。 個人的には主人公が全てを兼ね備えすぎてて感情移入が難しかったなと思った。 上記の理由があるからかもしれないが、ミステリーというよりはホラーの心持ちで読みたかった。
  • 2025年1月28日
    楼蘭
    楼蘭
    補陀落渡海のことを知りたくなり、紙の書籍を借りた。友人ありがとう 触れれば崩れそうなほどの歴史を感じさせる見た目だった。1968年出版ならそりゃそう。 表題含めた全12話の短編集。 補陀落渡海もさることながら、どの話も人ひとり(或いは一般国民)ではどうすることもできないような運命のようなものに翻弄され、飲み込まれていく無常感は言葉に出来ない。読了後は必ず上の方を向いて目を瞑ってうめいてた。 確か昔の小説を読む抵抗感を薄れさせてくれた作品。読んで良かった。 借りるギリギリまであの教科書に載ってた井上ひさしと勘違いしていたのは秘密。
  • 2025年1月18日
    みんなの民俗学(960;960)
    元々興味のあった民俗学に加えてアマビエを取り上げていると聞いて借りてみた。 人の営みの隣にはいつでも民俗学がいるのだとわかるとても良い本だった。 中盤は空腹の時には読まない方がいいと思う。 調査ジャンルごとにいくつかの章に分かれているのだけれど、 大勢の人が一度なら触れたことがあるのでは?みたいなジャンルを丁寧に取り上げているから、この本を読んで民俗学を身近に感じない人はいないんじゃないかと思える本だった。 数多ある学問への誘い本の中でもトップクラスにやさしい本。
  • 2025年1月13日
    OSO18を追え “怪物ヒグマ”との闘い560日
    始めには『怪物』と恐れられ、最期には弱かった説まで出回った熊の等身大が知れた一冊だった。 終着点が予想外に社会派だったうえに、これは第二、第三のOSO18が生まれるんだろうなぁと思わざるを得ない形だった。 それとまさかOSO18の本読んでる最中に『相棒』の中のとある話に思いを馳せることになるとは思わなかった。 OSO18はある意味では村木重雄だったわけだ。
  • 1900年1月1日
    罪と罰 上
    罪と罰 上
  • 1900年1月1日
    呼び覚まされる霊性の震災学
    呼び覚まされる霊性の震災学
    今こそかなと 東北学院大学のゼミ生が震災死にまつわる出来事を各々調査、報告したレポートが一冊にまとまった本。 様々な側面で難しい題材に対して、若さもありつつ真摯に向き合っていたレポートが多かったと記憶している。 葬儀は実は生者のためにある、生者側の未練を断ち切るための儀だと聞いたことがあるが、そのことが何度も頭を過ぎるような一冊だった。
  • 1900年1月1日
  • 1900年1月1日
    青木世界観
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