

慈雨
@lulltosleep
- 2026年4月23日
- 2026年4月17日
窓の魚西加奈子読み終わったすべてを語りきらずにこちらに考える余白を与えてくれるところ、文章の美しさ…しっかりと純文学小説だった 4人それぞれの視点で、人にはみんな言葉にしなかっただけで月の光も差さない海底のような暗澹たる気持ちを抱えているのだと痛感する。同じ場面でも捉え方が人それぞれ異なっていて、あの人にこう思われているという勝手な解釈も全くの思い違い、実際は何も思っていなくて、はたまたその人はまた別の人からこう思われている、の繰り返しで、私たちの日々もそういった勝手な解釈や思い違いで自分自身を苦しめていたりするんだろうなと思った - 2026年4月15日
夢のなかの夢アントニオ・タブッキ,アントーニョ・タブッキ,和田忠彦読み終わったタブッキ自身が敬愛するランボー、ペソア、フロイトなどの芸術家たちの夢を文学の力をかりて夢想した夢の話 ドビュッシーの夢がいちばん淡い靄がかかっているようで、耽美で、好みだった - 2026年4月14日
雨はコーラがのめない江國香織読み終わった雨の日は江國さんが読みたくなる ほとんど発作のように雨のなか本屋に駆け込み、雨の日に買おうと思っていたこの本をついに買う 私がもしも犬と過ごす日がくるとしたら雨と名付けたい そしてやっぱり江國さんは新潮文庫がいちばん合う - 2026年4月10日
告白町田康読み終わった「冬のなんかさ、春のなんかね」に登場した本ということで手に取ってみた。まず850ページという分厚さに圧倒されるも気がつけば止まらなくなってすぐに読み終えた。 主人公・熊太郎の自らの非を思考で正当化しようとするところ、被害者であるという意識が強すぎるところ…時折イラッとさせられるところがあるのは熊太郎に私の嫌な面を映し出している部分があるからなのかもしれないと思わされた。終盤は熊太郎(弥五郎にも)の境遇が不憫に思えてきてどんどん肩入れしてしまったのだけれど。村・集落のちいさなコミュニティの陰湿で内向的な感じも終始気持ちが悪かった。人間のいやな一面がすべての登場人物にあますことなく満遍に描かれていたと思う。私も熊太郎にも村の人々にもなりうる一面が潜んでいる、これは忘れてはいけない。石牟礼道子さんの解説が私の感情すべてを言語化してくれていたのでありがたい。 ちなみに私は弥五郎がすき。これまでの読書はなんだったんだと思うくらいすごい読書体験・すごい本だったのだけど、もう二度と読めないかもしれないと思わされるくらい…ほんとにすごい本だった(語彙) - 2026年4月9日
じかん屋テンペリアマルコ・パスケッタ,ルカ・コニョラート,後藤彩読み終わった日々を生き抜くのに精一杯の私たちは時間というものに振り回されすぎている。この絵本のように時間を打ってくれるお店があったらそれはそれはこの世で一番人が殺到する場所になると思う。大人にこそ響くテーマだと思うし色彩も淡く美しい - 2026年4月8日
島とクジラと女をめぐる断片アントニオ・タブッキ,須賀敦子読み終わった終始詩のような散文のような美しさが漂う本だった。須賀敦子さんの訳も素晴らしいのだとおもう。海、島、鯨、、鯨ってなんでこうも高貴で詩的な存在なのだろう。この本ではじめて知ったアソーレス諸島でひと夏を過ごしたい - 2026年4月3日
- 2026年4月1日
てつがくを着て、まちを歩こう鷲田清一読み終わった「ひとと同じであることを嫌いながら、ひととまったく異なるのは恐れる。安全とはいえ、さもしくてちょっともの哀しくなるような市民の幸福のかたちを、ファッションはむごいまでに明確に映し出す」 - 2026年3月29日
コクトー詩集コクトー読み終わった - 2026年3月26日
大河の一滴五木寛之読み終わった - 2026年3月22日
言語化するための小説思考小川哲読み終わった - 2026年3月10日
不確かな日々星野文月読み終わった - 2026年2月28日
友だちは無駄である佐野洋子読み終わった - 2026年2月16日
引き出しに夕方をしまっておいたきむふな,ハン・ガン,斎藤真理子読み終わった - 2026年2月16日
ディキンソン詩集(対訳): アメリカ詩人選 3 (岩波文庫 赤 310-1 アメリカ詩人選 3)エミリー・ディキンソン,ディキンソン,E.,亀井俊介読み終わった - 2026年1月24日
しあわせは食べて寝て待て 6水凪トリ読み終わった - 2026年1月24日
友達だった人絹田みや読み終わった - 2026年1月22日
光と糸ハン・ガン,斎藤真理子読み終わった - 2026年1月17日
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